駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

長崎の女

2010年04月16日 | 人物、女
 岡部まりさんが参院選に出る。昔ナイトスクープを見ていたので彼女を知っている。味わいのある感じの良い人だ。
 タレントだから良い悪いとは一概に言えない。タレントの知名度を目当てに票集めを謀るのはいかにも戦略的だが、それは民衆政治と表裏一体の民主政治の側面だろう。
 勿論、タレント候補も個々に政治家としての力量を値踏み評価される。今は名前が売れているだけで票が取れるという時代ではない。
 岡部まり、女五十歳(若く見える)、思うところがあったのだろう。僭越ながら忖度すれば、今は良い世の中とは思えない、今まで培った技量を生かしてお世話になった方々のお役に立ちたいと云うことだろう。その決意には、やはり小沢氏との出会いが決定的に働いていると見る。人生意気に感ずということだ。そうした、心境に至らしめることの出来る政治家は今や小沢一郎くらいしか残っていないのかもしれない。
 岡部まりさんは当たりは柔らかいけれども、柔な人ではない、誰に対しても自分の主張を話すことができる人だと思う。気さくで魅力があるから男性は勿論、女性の支持も得られるだろう。
 あくの強い大阪で、そして庶民の息づく大阪から岡部まりですと出て来られるだろうか。
 はすっぱな決意でできることではない。残る半生を掛けるくらいの気持ちがあるだろう。長崎の女を応援したい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする