急に寒くなって暖房すべく昨夜深夜電力のスイッチを入れた。我家の暖房はそれ専用で輻射(放射)熱を利用するらしい。熱源や火の露出はなく手や物が触れてもやけどせず、空気汚染ゼロで喚起も不要だ。もうすぐ文化の日がやってくる。例年この日は秋晴れで天空は高く聳えている。そして晴れて文化勲章や功労賞が顕彰される。今年も例年のように晴れ渡ってくれるだろうか?
過日娘とSkypeしていたら「私の会社で働いていた人が今度ノーベル賞をもらったの!」という。彼女はこの8月から「テイジン化成アメリカKK」に派遣として勤め始め、正社員になったばかりだ。何時頃の話か聞いてもハッキリせず、最近じゃないらしいわと。化学者の根岸氏はズーット在米でいらしたからそんな時代もあったのだろう。
娘の米国での生活も3年目になりどうやら落ち着く兆しを見せ始めた。2年前の初夏に渡米し、同年の秋リーマンショックに見舞われた。不況の波に飲み込まれ引越し・転居も余儀なくされた。今夏子供は保育園を、両親は正職を得て見通しがついたわと安堵して言う。時差の関係でSkypeに写し出される風景はいつも夕食時間。皿数の少ない食卓に”もっと豊かにしてよ”といえば”こっちではいい方よ”と返ってくるのだが。私は一人ジレル。子供達の味覚を耕さなくちゃ・・・とカレンダーをめくる。