連日の散歩も、池で水遊びした孫は「At beach」と拘ったが、アチコチ見歩きたい私は少しずつ舵を切った。そのせいで、片道1時間往復2時間程度なら帰って来れる自信はあった。とりわけゴルフ場界隈は緑も深く、コース側に開放された連棟式のレンタルもある住いや、辺縁ながらコース内に家があっていいの?と思える程に芝生に取り込まれた住い等見飽きなかった。
myバッグにおやつ(黒砂糖、裂きイカ、栗、茹で落花生)を忍ばせた孫も散歩好き。前の2つは土産物で彼女の大好物となりクロサト、サキイカと覚えた。私も入手困難な生落花生を韓国市場で入手し茹でて堪能した。オヤツが楽しみな彼女は何度も「アイムハングリー」と休憩を求めた。ランチタイムを挟んだ時間は日照も強く、私の素足はサンダル型に日焼けした。90分歩いたが、出会っていい筈の大通りに出れない。ゴルフコース沿いのビレッジは入り込む程に迷路様。聞いた方が間違いなさそうで前庭で犬と遊んでいたご夫婦に尋ねた。(セールORレンタルの掲示があった家)
手帳に書いたアドレスを見て?。PCで調べるから部屋で待ってという。家の中はドンナ?と念じていた私には願ってもないチャンス。家と一体化された車庫から通されたダイニングは、システムキッチン越しにゴルフ場が見え、リィビングやテラスからコースに降りられ作りになっていた。リィビングは驚く程には広くはなかったが、豪華さは丸でホテル仕様。結局娘の住む通りは新しい街で地図にはなく、近くのマーケット名を告げたら送って下さり、5~6分で到着した。「迷子記念に」と申し出て写真も撮らして貰う。小トラブル以来、私と子供達に優しくなっていた娘に話すと「あそこは難しい所なの。車でもGPSを出さないと私も良く迷ったわ!」と言って怒らなかった。明日は日本に帰り着く。