昨年はアトランタで正月を迎えた。㋀20日に帰国してまもなく日本でもコロナ感染拡大が本格化した。孫娘二人は13歳、15歳となりしばらくは夏休みを利用して日本に来ることはないものと思っていた。ましてや日本のコロナ感染はまだ出口が見えない情況だ。
ところがあれよあれよという間に、孫二人がこの夏休みを2ヶ月近く日本で過ごすことになった。そして航空券の手配がすんでしばらくした5月24日に日本では、アメリカ国務省が「日本への渡航中止を勧告」ということが大々的に報道された。
さてどうしたらよいのか、問い合わせたようだ。すると勧告であって中止するかどうかは当事者の判断、いわゆる自己責任ということである。今回初めて子供たちだけで7日に来日する。母親は渡航をあきらめさせる気はさらさらない。あっという間に障害は乗り越えられた。
最近はこれが最後という気分で孫を受け入れている。やれやれと思いつつも孫との暮らしは、こちらが賦活(これは内田樹に教わった言葉)させられるのだからありがたいことである。髭を剃り、鼻毛をカットして、できうるかぎり小奇麗にしていようと思う。賦活=活性化。