玉川上水の辺りでハナミズキと共に

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (道元)

*元旦

2015年01月01日 | 捨て猫の独り言

 鹿児島銀行の一枚カレンダーの2015年版は「姶良市・金山橋」であることが判明した。思いがけなく大晦日の午前中に届いて、さっそく居間の壁のカレンダーを入れ替えた。両岸が森の清流の上にアーチ式の石橋が懸り、その橋の半円の中の向こうに上流の滝を望むという図柄である。私には未知の風景だ。さっそくその場所を調べてみると、姶良市加治木町小山田となっている。

 「藩政時代、旧道は竜門司坂を越えて小山田に通じていたが、明治12年頃島津家が当時の加治木港を起点として山ヶ野金山に通じる道を開いた。このとき石橋の金山橋が築かれた。川床から高さ10mあり上流の板井手の滝との組み合わせが美しい」とある。カレンダーには10月に経営統合予定の肥後銀行の文字はなく、明治維新150年の文字が小さく加えられているだけだ。(写真は小平市の小川寺)

 

 今年は藤沢里菜という16歳の女流プロ棋士の才能に注目したい。所沢で生まれて出身地は埼玉となっている。藤沢秀行名誉棋聖門下とあるが藤沢秀行の孫である。高尾紳治二冠はブログでつぎのように書いている。「妹弟子の藤沢里菜二段が先日女流本因坊を獲得し、先の会津中央病院杯とあわせて二冠に。妹弟子といってもあまり会う機会もないので、どんな子?と周りの若手に取材してみると

 「碁盤を離れるとフツー」「ちょっと天然入っている」と、どうでもいい話は置いといて、努力家そして強靭な体力はお祖父ちゃん譲りですね。近い将来対局する機会もありそう。楽しみではなく、戦々恐々としている38歳になったばかりのオジサンです」と祝福している。藤沢一蹴八段は実父である。今期のNHK杯で棋譜読み上げを担当しているので、日曜のEテレに登場している。

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