玉川上水の辺りでハナミズキと共に

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (道元)

如何・米国流近所付合い

2012年01月12日 | アトランタ便り

 新年を迎え半月たとうとしている。年末年始や連休が重なって10日余の休暇に恵まれた。特別の用件もなかった日々は穏やか過ぎて、終いには退屈をかこった程だ。かって出産準備の娘を抱えハラハラの正月もあった。生まれた末孫も4才になって、今やSkypeで上手に日本語を喋る。

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 昨年は訪米出来なかった。新しい街に移り、新たな仕事を得、家や車を買ったというのに。私はこの3年半の内に3回訪れているが、今まではアパート住まいでその度に違う物件だったし、近所付き合いは丸でなかった。家を買うのは一大事だからと吟味に時間をかけたようで、いい所と娘は気に入っており、この夏訪ねることにしている。

 春になったらすぐにも行きたいのだが、夫君が職務上の功績で7月初旬にメキシコ旅行を付与されているという。家族旅行をと念願したのだが、治安上子供同伴は不安らしく、どうせならとベビーシッターをと頼まれたのだ。孫達の日本語が劇的に上達したのは、一昨年夏2・5ケ月我家に滞在し、近所の子供達と遊んだおかげだった。次女の保育園は日本語だが、現地の小学校に通う長女は英語オンリーになる為、これを機に日本での夏休みも考慮したが、米国籍の父親にとって放射能問題は大きいらしい。娘の仕事も繁忙を極めているようで里帰りも見送りとなった。半年後には、2年振りに聞き分けの出来つつある孫達に会い、米国流近所付き合いも目近に見ることになる。「初めての出会う漢字」という、絵(形)~文字が生まれる過程が分かり易い頃合いの本が目にとまり求めた。

コメント (1)
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