長距離電話Skypeについては事ある毎に書いているが過日は異なった体験をした。いつものように対話した後、アチラは夕食後でコチラは朝食後だったので、思いついて何時も一緒に遊んでいた親子組を呼んだ。「今途中なの」の掛け声に馳せ参じた彼等にとっては、Skypeその物が初体験だった。
生後半年の顔見知りを始めた乳飲み子は、母親に抱かれたままシゲシゲと画面を覗いてベソをかき、顔をそ向けたかと思えば又覗きこんで泣きを繰り返した。元々言葉自体の遅い2才半の男児は更に黙った。一番よく遊んでくれた小学一年生の男児は登校で参加出来ず残念だった。母親達は情報交換に余念がなく、娘はカメラが組み込まれたポータブル型のPCを移動させて屋内や屋外を見せていた。(3輪車の2人乗り)
子供達の遊びを描くとこうだ。4才の姉は一年生の男児を意識して長らく避けていた。男児もそれを感知して妹に声かけしてよく遊んでくれた。ここらも小学生は稀で、一緒に交わって欲しい私は苦慮し、空スプレーを水鉄砲代わりに男児を狙い撃ちして逃げ回らせて以来近づけた。遊びを通して孫達は日本語を覚え、言葉の遅い男児はノーやマミーを多発し、助詞の抜けた会話を覚えて帰省先でどうしたの?と訝られたそうだ。