玉川上水の辺りでハナミズキと共に

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (道元)

ノースカロライナから

2008年06月09日 | アトランタ便り

39_2  これまでインターネットの環境が整わず、時差もあって思うに任せませんでした。やっとメールできることになりました。スミレのgrandfatherのところから車で約2時間半のアパートに引っ越しました。24時間同然の子守はなかなか骨がおれます。特に車での移動は長時間で子供が退屈するので当方が大変です。しかもベビーシートに縛り付けられているので可愛そうです。ここでは子供を膝に抱くことは許されません。どこまで行っても同じ風景、そこは北海道と似ています。

 スミレの日本語はこちらに来て一段とその体をなしてきました。環境が変わり、母親まで当地の人と英語でやりとりしているので、今まで以上にババの私を頼りにしているようです。その分私の負担は日本にいたとき以上です。寝つく時のリクエストの一つがヨイヨイヨイヤサーコウナンコウナンの例の渋谷おはら祭りです。これまで歯磨きの時は泣き叫んでいましたが意外にも静かにさせるようになりました。

 スミレの母親の英語はほぼ完璧に通じるので、当地の人もナチュラルスピードで話してきます。そんなぐあいだから私の英語は通ぜず難儀しています。これからのことですが、母親は子供を預けて働きに出た方が皆が幸せになるような気がします。日本からの家具や台所用品がまだ届かず、小さなまな板や高い流し台で肩こりに悩まされています。娘や孫の世話がやけて幸せと思うべきでしょうか。それにしても片道14~15時間の飛行機の旅というのは遠すぎます。

コメント (2)
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