あられの日記

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インドの学校制度

2016年02月29日 17時26分05秒 | インド旅行記
本日2本目のブログ記事投稿です。

2月18日、アグラの街を早朝5時半に出発しました。まだ夜が開けてない時間に出発するのは、デリーの渋滞を警戒してのこと。
6時過ぎに空が明るくなって、車窓から田園風景が見えてきました。となると、寝ていた乗客も目覚め、お弁当の朝ご飯を食べ始めます。添乗員お手製のおにぎりの差し入れもありそこそこ幸せで頭もしゃきっとなった所でガイドさんが暇つぶしにインドの教育制度について話してくれました。バスの中でメモしてましたが、速記をマスターしていないので書き漏らしもあるやもしれませんが、分かる範囲で書いて行きます。

インドの就学率は、全国平均は63%(学校に行ってない子供が37%)です。わざわざ全国平均と書いたのは、南部のケララ州の就学率は93%と高いからです。
インドの学制は、小学校が5年間。中学校は3年。高校は4年。大学校は3年です。5才になると小学校に入ります(2年前までは6才からでした)。最近政府は5キロに一つの大学を作ろうとしています。
学校には国立と私立があって、私立の学校が最近増えている。
国立の学校は基本学費は無料。制服・昼食・授業料も無料です。基本、ヒンドゥー語で授業される。カーストにかかわらず、同じ教室で学ぶ。
しかし、国立の学校では英語は学べない。英語が話せないといい所に就職出来ない。
就職問題はカースト制度とも深いかかわりがあるので、具体的にどのカーストの人がどんな仕事をしているか?別記事を建てて詳しく書きます。
カーストがあるので仕事につけない人も多い。仕事のない家庭は学校に行かない子供も多い。
私立の授業料は1000円/月程の所が多いけど、一月20万円の授業料がかかるGPSという学校を出ると、すぐに仕事があるし会社も選び放題になる。
制服の色は青色・白色が多い。
制服は小学校・中学校・高校まで。大学にはない。
学校は男女共学制。しかし大学に行く女性はまだ少ない。
夏の授業時間は朝8時から午後2時まで。
冬の授業時間は朝9時から午後3時まで。(給食は11時半から12時までの30分間にとる)
5月は熱いので学校は休みになる。(5月は停電も多い)
12月25日から12月31日が冬休み。1月1日から学校が始まる。
毎週日曜日は学校は休み。ガンジーの亡くなった日も学校は休み。
先生が子供をしかる時、昔は棒で叩いていたが、今やると先生がクビになる。
先生の給料について。
国立の男の先生は、小学校の先生で毎月11万円。大学校で20万円。
私立の女性の先生は、毎月1万円程度。地方の学校の給料は安い。
*この辺りは書くのが間に合わなかったので間違いがあるかもしれません。
最近は国が発展していて、村の小学校でもみんな勉強するそうです。
あと強く印象に残ってるのは、ランチを食べる時は、カーストが同じ人が集まって食事する。って事ですね。
メモがあるのはここまで。
カースト制度のあるインドでは、レストランの料理人。サーブ係。ホテルで働く人も大概カーストの高い人が仕事についています。カーストが高いお客さんはカーストが下の人が触ったものは触らないし、作ったものは口に入れません。
だからレストランやホテルで働いている人はみんな英語が話せます。
なんとか自力で英語を学んでるトゥクトゥクの運転手さんとか、観光地で英語や日本語で声をかけてくる売り子がいます。が、自分のしゃべってる言葉を理解せずに話してる人も多くいて、ハチャメチャな事を口にしてる事もあります。値段が激安の場合は要注意ですね。なんだかとりとめもなくなって来たのでこの記事はここまで。

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