あられの日記

カテゴリーは場所優先。鶴岡八幡宮は寺院・仏閣ではなく「鎌倉」に。一部検索し易さ優先で、花カテゴリーに入れてる場合も。

巨木探訪・鶴巻の大ケヤキ

2019年02月07日 05時47分17秒 | 巨木・古木・ご神木・盆栽
鶴巻温泉駅はピカピカだった!南口改札は3階にあって、2階へエレベーターで降りた。右足と腰を痛めてて高低差がネックな私にはとても嬉しい出来事でした!駅前の坂道を西へ上る。最初の信号を右(南)へ。信号待ちになって、南を向くと大きな木の枝が空に突き出ているのに気づいた。あそこだわ〜。
目的の鶴巻の大ケヤキに12時1分到着です。てっきり公園の端っこに目的の木があるとばかり思いましたが、敷地は狭く大ケヤキのために作られた公園に見えますねっ。

かながわの名木100選の石碑発見:鶴巻の大ケヤキ 県指定天然記念物 昭和28年12月28日指定
樹高:30メートル 胸高周囲:10メートル 樹齢:約600年(推定)
県下で最も太いケヤキで、「逆さほうき」状のケヤキの典型的な樹形ではなく、むしろエノキに似ているため、昔から大エノキと呼ばれて親しまれてきた。
昭和59年12月には「かながわの名木100選」に選定されている。」
む〜ん??樹高30メートルだと?
見上げる。

パッツンいってます。あれだな。かながわの名木100選に指定された時には樹高30メートルあったけど、台風かなんかで折れたんだろうなあ〜。
長生きしてる木は個性がある。この木はなんといっても大きなコブ!

画像でサイズが分かりにくいのが残念です。一周する。

訪問は2019年2月3日、完全落葉状態なので、葉っぱは全くない!となると、もうね。木に見えない。圧倒的存在感です。
あ。ベンチ発見!ちょうどいいので大ケヤキを眺めながらパンと熱い紅茶でお昼ご飯〜。

パンにぱくついてたら、大ケヤキの大きな枝の上でスズメがぴょんぴょんと飛び跳ね始めた。しかも3羽も。画像に3つの枝が写ってますね。一番左の股の部分を跳ねて、枝の穴をスズメが入ったり頭を出したり。あ!もしかせんでもシャッターチャンスなんじゃ??気づくのが遅すぎっ!リュックの中のデジカメを取り出す前にスズメに逃げられる〜。ボケてんじゃないぞっ!自分っ!!後悔は先に立たずなんである。

当日は2月と思えないポカポカ日和で、サイクリンググループが道路を横切っていく。これも十分シャッターチャンスだな。
さてと?出発するか!のまえに、大ケヤキの別角度からの全景画像が欲しい!

幹線道路はバス路線でもあるようで、こんなん見つけてしまった。

停留所の名前はズバリ「大けやき」です。これ以上ないわかりやすい名前だなあ。
ちなみに『巨木』の本に掲載されてる記事によりますと、「秦野市から平塚市に通じる幹線道路がケヤキの根の上を通ってしまった。その振動と排気ガスをまともに受けてしまった大ケヤキは、年々樹勢が衰えはじめ、30メートル以上あった主幹も失い、現在はほぼ半分の樹高になってしまった。このケヤキの最大の特徴であった根元の大きなコブも樹皮がはがれてしまい、無残にも白骨化してしまった」と書いてありました。かながわの名木100選の石碑を読んで大ケヤキの樹高が違うのは台風なんかで枝が折れたのだろうと思ったのに、犯人が人だったとは残念だ。今ならこんな立派な木が道の予定地にあったなら、配慮もしただろうに。道路敷設の時代がマズかったなあ。
あ?説明板発見:神奈川県指定天然記念物 鶴巻の大ケヤキ 昭和28年12月22日指定
このケヤキは昔から落幡の大エノキとして、村人たちが保護して育ててきたものであるが、実はケヤキである。
根回り12、25メートル 目通り10メートル 樹高30メートルにおよぶ大木である。
ケヤキはニレ科の温帯性高木で、ヤブツバキクラス域白樫群集ケヤキ亜群集に位置付けられている。県下では沖積地や台地斜面などに自生しているため昔から親しまれてきた木である。屋敷内に植栽されることも多く、しばしばケヤキの見事な屋敷林も見かける。このあたりではケヤキ林が自然植生で栄えていた。
大ケヤキは落幡の神木として村人たちが豊作と生活の平安を祈った名木である。郷土を代表する木として長く保存する必要があり県指定天然記念物に指定したものです」
落幡?確かすぐそこに落幡神社さんがあったなあ。寄ってみようかな?
コメント
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