高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

アイ

2009-09-07 01:32:39 | 山野草

大河ドラマ「天地人」の物語も、いよいよ関が原の戦いが近づいき、「愛」の旗印の直江兼続と上杉家が、最も困難な事態を迎えている。
きょうは、同じアイでも「愛」ではなく「藍」である。「青は藍よりいでて藍よりも青し」のことわざはよく知られている。昔からの人間の知恵で、アイ(藍)の葉を発酵させて藍色の染料を造ってきた。
薬用植物園では植物の脇に表示してあるので、この植物がアイだとわかるが、他の場所に数本生えていても、アイとは気付かずイヌタデ(犬蓼)と勘違いしそうである。

藍/タデ科/タデ属。
東南アジアの原産で、古い時代に中国から伝わったタデ科の1年草。別名タデアイ(蓼藍)。
葉は広皮針形や長楕円形から卵形など多様で、短い柄と鞘状の托葉があり互生する。秋に花穂を出し、紅色の小花を穂状に付ける。葉を発酵させて藍色の染料にする。
名前の由来:藍の原料になることからこの名が付いた。
花期9~10月。
(東京都薬用植物園)
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コメント (6)
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