高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

ウマノスズクサ

2009-09-02 11:05:51 | 山野草

この植物は野山にありそうで、なかなか会うことはない。植物の分布が関東から西の地方に偏っているからかも知れない。
高尾山にあるものはオオバウマノスズクサ(大葉馬の鈴草)で、花の形は少し似ているが、果実は球形でなく、長楕円形である。

 


(秋に見られるウマノスズクサの実)

馬の鈴草/ウマノスズクサ科/ウマノスズクサ属。
川の土手や林の縁などに生える多年草。毒草。
つる性植物で葉は有柄互生し、三角状卵形で基部は心形である。葉の脇から花柄を出し、花は横向きに開く。
がくは筒状で湾曲し、基部は球形にふくらむ。果実は球形のさく果で熟すと6裂する。
名前の由来:諸説あるが葉が馬の顔の形に似ていて、球形の果実の形態が馬に懸ける鈴に似ていることからこの名が付いた。
花期7~9月。
(東京都薬用植物園)
【山野草の索引(2)へ】
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする