高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

圏央道工事中の裏高尾

2009-11-21 00:13:18 | 四季

週間予報ではあまりはっきりしない天気であるが、予報に反して一日おきに晴れ、秋の空は本当にわからない。あさ晴れていると足が高尾に向かうが、この山は一日一日変化があり、奥の深い山と言っておこう。
きのうは裏高尾から日影林道を通り、一丁平経由で高尾山に登った。日影の手前に高尾山のトンネル工事現場があるが、きのうはこの付近から少し横道に入り、「列車空襲慰霊碑」に寄ってみた。
戦時中の昭和20年8月5日、終戦の10日前であるが、米軍の戦闘機P51が列車を銃撃した。死者52名負傷者133名の大きな出来事で、碑には犠牲者の名前と年齢が書かれている。列車空襲という未曾有の事件であるが、市街地の空襲での大勢の犠牲者の影に隠れ、事件を知る人は少ない。
地元の有志が毎年のように慰霊祭を行い弔ってきたが、この日も慰霊碑の前には新しい花が供えられていた。事件を象徴するような燃えるような紅葉と、圏央道のクレーンが重なっていた。


(燃えるような紅葉と左は圏央道工事)

 
(旧甲州街道の表示と慰霊碑はこの松の木の下)

 
(慰霊碑と供えられた新しい花)

 
(サザンカの後を中央道と平行して中央線の列車が走る)

 
(着々と圏央道の工事が進む)

(裏高尾)
コメント (6)
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