高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

サンシュユの果実

2009-11-20 00:22:49 | 樹木
つい先日、ツルグミ(蔓茱萸)の花を取り上げたら、春先に赤く熟す果実を載せるようにコメントをいただいた。本当のところは、本人もまだツルグミの果実に出会ったことがないのである。
アキグミ(秋茱萸)に似た赤い果実では、期待外れに終わるので、きょうは同じグミ(茱萸)の名前を持つサンシュユ(山茱萸)を登場させることにする(来年の完全な予防線ですね。アバタの親(花)から綺麗な子(実)ができるわけがない)。
こちらは春の花も、秋の果実も、ハルコガネバナ(春黄金花)、アキサンゴ(秋珊瑚)といわれるだけに、画像ではともに一級品である。

 

山茱萸/ミズキ科/ミズキ属。
中国原産の落葉小高木で江戸時代に薬用植物として渡来した。別名ハルコガネバナ(春黄金花)、アキサンゴ(秋珊瑚)。
早春の葉が開く前に鮮やかな黄色の花が咲く。秋には果実が赤く熟し漢方薬や果実酒に使用される。
名前の由来:中国名「山茱萸」の音読みからこの菜が付いた。「茱萸」はグミのことで、秋にはグミのような実がなる。
花期:3~4月。
(東京都薬用植物園)
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コメント (4)
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