#KuTooの石川優実氏のツイッターを見ていて気が付いたのですが、ネットの世界では赤の他人に、物やお金を強請ることを全く恥ずかしいと思わなくなっている人達がいるようです。
ギリギリバサラ(2019年6月27日)
石川優実が売名生活!自称グラビアアイドルがKuToo運動でクレクレ乞食
https://girigiribasara.com/1844.html
Gigazine(2010年11月12日)
ネット乞食のための口座情報登録サイト「金くれ」、Twitterと連携可能
https://gigazine.net/news/20101112_kanekure/
My News 23 (2018年12月1日)
クラウドファンディングが詐欺や乞食と言われる理由とは?炎上事例を紹介
https://mynews23.com/45588.html
Earnest(2018年8月21日、更新2019年3月20日)
ネット乞食は合法?欲しい物リスト、クラウドファンディング、仮想通貨でみんなも人気乞食になろう
https://wordpress-tuusin.com/?p=12317
News ポストセブン(2019年1月21日)
前澤友作氏関連の話題も?ネット用語としての「乞食」とは
https://news.livedoor.com/article/detail/15903818/
Matome Naver(2012年5月18日)
Studygiftと似たような支援プラットフォームサービスまとめ
https://matome.naver.jp/odai/2133730796498169901
ネット乞食が生まれたのは、それは使う人が増えるほどに、自分のところにお金が落ちる仕組みができたから。
たとえば、#KuTooの石川優実氏を支援する#We Too Japan(協力者:土井香苗氏、宋美玄氏等)のクラウドファンディング-
Camp-fire
ハラスメント大国「ニッポン」を変えたい!まず調査によるハラスメントの見える化を。
https://camp-fire.jp/projects/view/105692
私たちは、セクハラ、パワハラ、あらゆるハラスメント、暴力を許さない「これから」を作っていくために、今年2月、「私たち」ができることは何かを考え、それぞれの場で行動していこうと、大澤祥子(ちゃぶ台返し女子アクション代表理事)、武村若葉(Change.org Japan 広報ディレクター)、新公益連盟、伊藤詩織(ジャーナリスト)、福原桃似花(ライター)をオーガナイザーとして「#WeToo Japan」を立ち上げました。
ハラスメントがない社会を作るため、当事者だけではなく、周りにいる「何とかしたい」と思いながらどうしたらいいかわからない人や、これまで関心を持っていなかった人たちに、「私たち(We)」の問題として意識してもらい、行動につなげてもらうきっかけを作る必要があると考え、シンポジウムやfacebookなどを通じて発信をしています。
(中略)
1)評論家荻上チキさんによるハラスメント調査 2,500,000円
2)ハラスメントについて「知りたい」と思ったことがわかるサイト制作 300,000円
3)シンポジウムやワークショップなどイベントの開催 50,000円
4)#WeTooのステッカーやバッチ、パンフレットの作成 100,000円
5)#WeTooJapanの運営など 50,000円
6)クラウドファンディング利用手数料(14%) 420,000円
(後略)
目標額の14パーセントが利用手数料として、Camp-fireに落ちます。
大きいです。
ところで、#We Tooの発起人の1人はChange.org Japanの広報ディレクター。
そもそも署名サイトCahnge orgはどこから収益を得るのか。
(ウィキペディア
Change.org.
https://ja.wikipedia.org/wiki/Change.org)
以下の記事によると、これは投資家たちの出資と、その署名活動につくスポンサーからの支援のようです。
Techcrunch(2017年6月27日)
Change.orgの最新の資金調達は生き残りを賭けた資本再構成だった
https://jp.techcrunch.com/2017/06/27/20170626change-orgs-round-latest-was-actually-a-recap
↓
Change.orgの最新の資金調達は生き残りを賭けた資本再構成だった | TechCrunch Japan
数週間前に本誌TechCrunchは、LinkedInの協同ファウンダーReid Hoffmanが、社会的正義のための署名運動プラットホームChange.orgに投資したことを報じた。
しかし、その後多くの関係筋から得た情報によると、その投資ラウンドの実態は、報じられた額よりも相当低い評価額で行われた資本再構成*であった。言い換えると、Change.orgの所有構造が大幅に変わり、これまでの投資家たちの保有分は今や極小である。〔*: 資本再構成, recapitalization, recap, 資本の構成を変えること, 資本再構築ともいう〕。
どうやらHoffmanが所有権の大半を保有するか、それに近い状態になるようだ。Bill GatesやSam Altmanのようなビッグネームも最近資本を貢献したが、彼らの所有権は形ばかり、と言われている。
(中略)
たとえば、署名運動の賛同企業にはスポンサーとしての支援を求めたが、最近ではクラウドファンディングによる収益獲得を目指している。
賛同企業がでる署名運動-ある意味、change.orgは、社会運動を語った、広告会社ともなりえるってことですかね・・・。
(広告とはならないまでも、やろうと思えばChange orgの署名では、、言う事を聞かない相手を脅すような、総会屋的役割の署名キャンペーンもできるわけです。)
こちらは本当かどうかはわかりませんが、こんな意見も-
Change.orgは集めた署名をリスト化して売っている団体だから、Change orgの署名は利用しちゃダメ
https://togetter.com/li/1155139
社会運動の為にする募金や署名をするのであれば、それがどのような仕組みになっているか、良く調べてからやった方がよさそうです。
もちろん自分の善意が利用されても、全く気にしない人は調べる必要はありませんが。