※前回からの続き
スポーツ庁の役割の一つに、スポーツ産業等のバックアップがあると言います。
(税金使って、一部の産業支援!経産省とともに、二重支援)
スポーツ庁のFAN + WALK PROJECT は、建前上は、健康推進。
スポーツ庁(2017年10月2日)
歩く”をもっと“楽しく”『FUN+WALK PROJECT』開始
http://www.mext.go.jp/sports/b_menu/houdou/29/10/1396838.htm
2017年10月に2周年を迎えるスポーツ庁は、ビジネスパーソンのスポーツ参画人口拡大を通じて国民の健康増進を図る官民連携プロジェクト『FUN+WALK PROJECT』をスタートさせます。歩くことをもっと楽しく、楽しいことをもっと健康的なものに変えていくプロジェクト、『FUN+WALK PROJECT』。スポーツ参画人口の拡大を通じて、国民の健康増進を目指します。
それと同時に―
Nikkei Style (2017年10月25日)
ランニング靴、軽量に 安定性、耐久性も向上
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO22308120W7A011C1000000/
スポーツシューズを巡る技術や商品戦略が進化している。ランニングブームに続き、2020年の東京五輪に向けたスポーツ熱、スポーツ用品を身につける「アスレジャー」の流行といった追い風が吹く。消費者の求める水準も高くなる一方だ。最先端の軽量シューズにファッションスニーカー、マイナースポーツ専用シューズなど商品の裾野が広がっている。
最近のシューズ需要の火付け役となったのはランニングブームだ。2年に1回ランナー人口を調査している笹川スポーツ財団の推計よると、ランナー人口はこの10年で約1.5倍に増えた。
ここ数年はブーム自体は静まっているとの見方も多い。16年は893万人とピークの12年から約12%減っている。理由にはケガや飽きたことなどが挙げられる。
■ランナー減少もシューズ市場は堅調
ランナー人口の減少が指摘される一方、シューズ市場はなお堅調との調査もある。矢野経済研究所によると、16年のランニングシューズの国内市場規模(予測)は約707億円と13年から約25%増加する。あるスポーツメーカー関係者は「中距離用と長距離用など1人で複数のシューズを購入するお客が増えている」とみる。
メーカーは今後さらに、東京五輪が再びランニングなどのスポーツ熱を高めると期待する。
(後略)
#KuTooでは、スポーツ庁とともに、スニーカーメーカーも恩恵を受けました。
オマケ:
上記記事に出てくる笹川スポーツ財団ですが、ここは実質影のスポーツ庁であったのでしょう。
助成は2019年度で打ち切るようですが、政策提言は続けていくことでしょう。
笹川スポーツ財団
文部科学省委託調査
http://www.ssf.or.jp/research/report/category1/tabid/130/Default.aspx
報告書・スポーツライフデータ
http://www.ssf.or.jp/report/tabid/123/Default.aspx
笹川スポーツ研究助成
https://www.ssf.or.jp/encourage/tabid/1649/Default.aspx
(2011年度~2019年度)
※次回に続く