Various Topics 2

海外、日本、10代から90代までの友人・知人との会話から見えてきたもの
※旧Various Topics(OCN)

昆虫食の需要と供給(一部のヴィ―ガンやグルメ用に)

2023年03月02日 | ウルズラ・フォンディアライエン・EU・冷戦

2013年のニューヨーカーの記事「Cricket(コオロギ)for Lunch」 - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

日本もEUに倣ってコオロギの次はミルワームとなるか? - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

昆虫食とSDGsと世界経済フォーラム - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

 

コオロギの粉について、欧米の友人たちに尋ねたところ、

「(スーパーマーケットなででも)それを使った製品は売っているけれど、そもそも値段が高いので、ほとんどの人は見向きもしない。反対者は多いし、スタンダードになるにはハードルが高すぎると思う。」

「ただ、欧州ではコオロギの粉を混入させた食品に、特別な表示をしなくてもよくなっているの。これは問題。」
という意見で一致していました。

もちろん、これは私の友人たちだけの意見ですが、虫恐怖症の私は安心しました。

 

虫を食べることといえば、エスカルゴ(カタツムリ)を食べたことがあります。

バブルのころ就職した私は、上司に高級フランス店に連れて行ってもらい、上司のおすすめのエスカルゴに挑戦させられました。

味は…ニンニクがきいておいしかったですが、高いお金を出してカタツムリを食べたいと思ったことがなかったので、これが最初で最後になりましたが、昆虫食も、「グルメ」故に挑戦したい人もいるでしょう。

それと、ヴィ―ガンの人たち。

私の元ドイツ人ペンフレンドTさんはベジタリアンで、奥様も同様でした。ただ、彼の一人娘(私がTさんと文通を始めた時は17歳だった娘さん)は徹底したヴィーガンで、肉も魚も、玉子も乳製品も食べないので、Tさんも奥様も体に悪いと心配していました。

ヴィ―ガンの人たちにとって、虫を食べることが「虫の命を奪う、搾取」にならないのであれば、昆虫食は悪くないかもしれません。

ヴィーガニズム - Wikipedia

抜粋:

ヴィーガニズム(英: veganism)は「自身の目的のために動物を利用する権利はない」とする主義。

イギリスのThe Vegan Society(ヴィーガン協会)の初代副会長だったレスリー・クロスが1951年に寄稿したエッセイで、それまで曖昧であったヴィーガニズムの概念を「人間は動物の搾取なしで生きるべきであるとする主義」と定め、「食物、売り物、労働、狩猟、実験およびその他のあらゆる用途の為の人間による動物からの搾取を終わらせる」ことを目的に「個人的な状況が許す限りこの理想に近い生活をすることに努めている人」をヴィーガンとしている[4][5][6]。また、The Vegan Society(ヴィーガン協会)は、ヴィーガニズムを「衣食他全ての目的において、実践不可能ではない限りいかなる方法による動物からの搾取、及び動物への残酷な行為の排斥に努める哲学と生き方」と定義している[7]。

 

昆虫食を一般に無理強いするような動きをださないよう、昆虫食の需要と供給を認めるやり方を考えるのも、ありかなと思います。

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