2009年、短い間メールをやり取りをした韓国系アメリカ人から、クリシュナムルティのことを聞きました。
Krishnamurtiを知っていますか? - Various Topics 2 (goo.ne.jp)
アメリカ人の友人から、Jiddu Krishnamurtiという、インド出身の思想家(1895-1986)のことを教えてもらいました。
“Krishnamurti Fundation of America”のホームページから、彼の教えについて書いたものを貼り付けます。
このKrishnamurti氏はもともと神智学協会に属していましたが、1929年あたりから、「真理とは、宗教、宗派、どんなものから得られるものではなく、個人の心から生まれる」と悟った人です。
「宗教や政治、そのほかいかなるものに属さず思想は自由に。他人の見識は参考にはするけど、自分で考えることが一番。そして考えは固定しない。」と言う私の言葉から、友人はこのKrishnamurti氏のことを思い出したそうです。
(後略)
今は彼は注目されてしかるべきな気がします。
宗教、思想家、専門家等、「世界の為に」「皆のために」「未来のために」という偽善にうんざりしている人たちにはよく理解できると動画です。
タイトルは「~生涯」となっていますが、「生涯と助言」という感じでしょうか。
5分でわかるクリシュナムルティの生涯 Krishnamurti - YouTube
Wikipedia、これは最後の方を先に読んでもらった方が良いと思います。
ソクラテスの「無知の知」と同じくらい響きます。
「無知の知」の意味とは?読み方は?使い方から英語や対義語まで解説 – スッキリ (gimon-sukkiri.jp)
抜粋:
ソクラテス以前、世の中の根源を知っている人は「知者」(ソフィスト)と呼ばれていました。タレス(「万物の根源は水である」と説いた人物)やヘラクレイトス(「万物の根源は火である」と説いた人物)などが著名なソフィストです。
ソクラテスは自らが知識人階級であるにも関わらず、「自分はソフィストではなく、何も知らない」と言い、無知の知を説いた点で画期的でした。
ソクラテスが「無知の知」を提唱するに至ったきっかけは、「デルフォイの神託」です。「デルフォイの神託」とは、ギリシアの中央部に位置するデルポイのアポロン神殿において、女性司祭が告げた神の言葉を指します。
ある時、ソクラテスの弟子が「ソクラテスよりも賢い者はいるか」とデルフォイで尋ねたところ、「一番の知者はソクラテスである」と告げられます。しかし、ソクラテスは自分自身をそのように思ったことがありませんでした。
そこで、ソクラテスは神託の真意を確かめようと、政治家や詩人などの賢者を問答をしながら訪ねて回ります。
その結果ソクラテスは、「知識人は実際に知恵を持っているわけではなく、知っていると思い込んでいること」「自分が知らないことを知っていることは、知らないのに知っていると思い込んでいる人よりも勝っていること」に気づきました。
なお、クリシュナムルティのことを教えてくれた韓国系アメリカ人は、グリーンカードが欲しくて若いころ湾岸戦争に従軍。「地獄を見た」と苦しんでいた人でした。
参考:
「貴族の末裔の過激派」と「貴族の末裔の政治家たち」-6(ドイツの秘密結社「イルミナティ」) - Various Topics 2 (goo.ne.jp)