CERNがスイスにある理由・岩手県国際リニアコライダー建設誘致に住民は賛成しているのか?
https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/402a14f61870ccbc379a11e1a0182a00
国際リニアコライダー誘致していた福岡県・佐賀県-限られた人にとっての「”夢”のリニアコライダー」
https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/4cf9a7c6a35f37a04fefdbd9ab22b663
欧州の国際プロジェクトデザーテックとCERN
https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/e8725c445cf0d68d3ec2be96486b835a
このなかに貼りつけたと思いながら、忘れた記事を貼り付けます。
記事は一番上の記事で紹介したものの、紹介リンクが途中からだったので、抜粋と共に改めて貼り付けます。
東洋経済オンライン
スケールがケタ違い、CERNに行ってきた
ジュネーブ郊外にある素粒子物理学の総本山
By 成毛眞氏
https://toyokeizai.net/articles/-/39039
スイスのジュネーブにあるその施設を訪れる前、ボクはなぜだかスペイン北部にいた。時差調整という名目で、美味しいものを味わっていたのである。
いよいよジュネーブに発つという朝、ホテルに付属のお土産屋さんで塩やオリーブオイルを物色していると、店を取り仕切る女性に、東洋から食材を買い付けにきたと勘違いされてしまった。誤解を解こうと、この旅の目的地はジュネーブであって、ここに来たのはついでに過ぎないと告げる。
すると、彼女は訳知り顔で「ジュネーブは世界の金融の中心ですものね」などと言う。料理人と間違われるのは名誉だが、金融関係者と思われるのは心外だ。ジュネーブ行きの目的はほかにあると弁明すると、彼女の顔はぱっと輝いた。
「もしかしてあなた、CERNへ行くの?」
驚いた。そしてさもありなんと思った。
(中略)
彼女は夫が技術者だと言った。だからCERNを知っていたのかもしれないが、欧州の誇りでもある施設にわざわざ東洋人が足を運ぶことを、心から喜んでいるように見えた。ボクも「取材なんです」と説明しつつ、研究者と間違われたことに気をよくして、ジュネーブへと飛んだ。窓からは、アルプスの山並みがきれいに見えた。
(中略)
今、日本では国際リニアコライダー(ILC)の建設計画が進められている。CERNのLHCが環状であるのに対して、ILCは直線状だ。国内建設候補地は岩手県を中心に広がる北上山地。これが実現すれば、スイス・フランスのLHCと日本のILCを両輪に、宇宙の起源を究める実験が行える。
CERN副所長のセルジオ・ベルトリッチ氏は、「サイエンスは、ほかに類を見ないグローバルなコミュニティ」と言っていたがまさにその通り。その場が日本に完成する日が待ち遠しい。
この記事を書いた成毛氏については、以前に書いた記事をご覧ください。
成毛眞氏とHPVワクチン・人脈が専門性より重視される時代?
https://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/ddd608a84ac4d1e0a055dcc6f61140f8
コピーライターが書くような軽いタッチのレポート記事を書いていますが、彼はIT界の大御所で、彼はアスキーを経て、マイクロソフトに1986年に入社。後に、マイクロソフト日本法人の代表取締役社長を務めた方です。
(アスキー設立メンバーの西和彦氏の経歴と見比べください。
1986年は西氏がビルゲイツと衝突し、会社自体が窮地のて大変な時に、成毛氏はマイクロソフトに移籍。
なお、アスキーでは佐々木俊尚氏も1999年から2003年まで働いていたことがありますが、この時点では西氏はビル・ゲイツ氏と和解をしているようです。)
IT関係者、ホリエモン始めとするIT関係者、ネット界の有名人たちが、ビル・ゲイツ氏の喜ぶ活動をしているのが、なんとなくわかるような気がします。
参考:
ウィキペディア
西和彦
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E5%92%8C%E5%BD%A6
ウィキペディア
成毛眞
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%90%E6%AF%9B%E7%9C%9E
「サイエンスは、ほかに類を見ない、選ばれた人々のコミュニティ」になっているように思います。