フランチェスカ・ドナートの夫の死は、フランチェスカの政治活動を邪魔するためのものであったのではないかー彼女を邪魔に思う人たちもいたことを思えば、そう勘ぐってしまいます。
一方、フランチェスカが「戦う聖女」だったかというと、「政治家」である限り、「聖女」ではいられないというのか。
2024年の欧州議会議員選挙に出馬しない彼女はシチリア・キリスト教民主主義党に加入。
イタリア語版Wikipediaにはこう書かれています。
「2023年の初めに、他の中道右派政党の大西洋寄りの路線に反対して、サルヴァトーレ・クッファロ率いる新シチリア・キリスト教民主主義への加入を発表した[9]。
5月末、彼女はレナト・グラッシ党首とトト・クッファロ新党書記の指名を受けて党の国家副党首に就任した[10]。 11月、クッファロは彼女をサルデーニャの党委員に任命した。」
新党書記のサルバトーレ・クッファロはマフィアとのつながりが深そうです。(しかも、コーサ(コーザ)・ノストラとも。)
抜粋Google翻訳:
トトとしても知られるサルヴァトーレ・クッファロ(Raffadali、1958年2月21日)は、イタリアの政治家である。 2001年7月17日から2008年1月18日までシチリア地域大統領、共和国上院議員を務めた彼は、コーサ・ノストラに属する人々への個人的幇助と教唆、および秘密捜査の暴露の罪で懲役7年の判決が確定した。 2011年1月22日からローマのレビビア刑務所に投獄され、2015年12月13日に釈放された[2]。
最後に、アンジェロ・オノラート氏のご冥福をお祈りします。
参考:
反ファシストとイタリア商業銀行-4(エンリコ・クッチャとコーザ・ノストラ) - Various Topics 2 (goo.ne.jp)