Various Topics 2

海外、日本、10代から90代までの友人・知人との会話から見えてきたもの
※旧Various Topics(OCN)

2001年、2011年、2021年、世界の変化-3(社会貢献)

2021年09月23日 | 

市民による社会運動が急激に盛り上がったのは、2011年の阪神大震災、福島原発事故後ですが、それ以前に、準備されていたものだったと、今になって思えば思います。

その始まりは、小泉政権と竹中平蔵(つまり、世界経済フォーラムの息がかかった方)。

国際貢献にかかわる職場で働いていた私は、子育てが落ち着いた2001年に福祉関係のボランティアコーディネーターとして数年働きましたが、まさに小泉政権発足後すぐ。

2002年からはゆとり教育のもと、福祉学習やボランティア活動が小中学校の授業や長期休暇の宿題となったり、2003年のNPO改正以降の変化、エコマネー提唱されたり・・・

(エコマネーについては2014年に書いたブログ記事から

助け合い、補い合い、そして成長 - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

抜粋:

マネー辞典:エコマネー(Eco-money) 

http://m-words.jp/w/E382A8E382B3E3839EE3838DE383BC.html
※リンクは生きていません

環境問題や介護、福祉などに関して、特定の地域社会における一定の取り決めの下、その地域だけで通用するボランティア経済における擬似的な通貨のこと。人と人との交流を促進し、お互いが支え合うことを目的とし、現在約100地域が取り組んでいる。

NPO資格を持つ団体や商店主などが運営主体となり、サービスや感謝の気持ちが循環する仕組みを作る地域コミュニティ活性化支援のひとつとなっている。地域コミュニティ内であれば誰でもサービスを提供でき、誰もがサービスを受けることができる。

例えば、子どもがお年寄りの身の回りの手伝いをしてエコマネーをもらい、その子どもが女性にピアノを習ってエコマネーを渡す。そして、その女性が犬の散歩をお年寄りに頼んでエコマネーを渡す、というように循環する。)

 

2011年3月まではまさか「社会貢献」というものが「偽善的」になりえるものとも思えなかったので、あまりこれについて追ってきませんでしたが、実は20年かけてとんでもないことになっていた、というところでしょうか。

 

社会貢献関連で書いてきた記事を:

 

国連大学Our World『リオ+20:人口対策を訴える科学者たち』とSDGs - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

 

反CSR-米国の場合、日本の場合 - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

偽善より実のある解決法-反(強制)CSRのアニール・カーナ二氏に注目 - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

『“貧困のない世界をつくる”マイクロファイナンス』の受益者は・・・ - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

 

SDGsは社会貢献ならぬ資本家貢献 - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

SDGsバッジをつけるビジネスマンにとってのSDGs - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

 

住友化学のオリセットネットに賄賂が必要だった理由は? - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

 

「成長の限界」と「グローバル化の限界」 - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

 

『ロックフェラーの回顧録』を評価できなくなった理由・「社会貢献のNo Free Lunch化」を憂う - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

 

ところで、私が子供のころニュースに映るソ連の要人たちが何色もの色が塗ったパレットのような勲章か階級章のようなものをつけていました。

形も大きさも違いますが、SDGsのバッジを見ると、あれを思い出します。

 

ついでに、21世紀になってよくつかわれるようになったアウエアネスリボン。

アウェアネス・リボン - Wikipedia

リボン運動の一覧!リボンマークの各色の意味と活動内容は? [ボランティア] All About

勝利の象徴「ゲオルギー・リボン」:草の根の運動が国家的キャンペーンに - ロシア・ビヨンド (rbth.com)

 

それとオレンジ革命、ローズ革命、チューリップ革命等のネーミング。

PR会社が名付けたのか。

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