脳出血後1年半。
回復は順調で、家の中でできることは増えているし、パソコンで調べものや書き物をしていると、ついつい自分が脳出血をやったことを忘れてしまいそうになる時もあります。
先月、訪問リハビリのOTのYさんに、
「本当は、訪問リハビリは卒業レベル。ほかの事業所を進めるのもどうか、と思うんだけど、Yukariさんは、健常のスポーツ選手も利用しているPTさんの施設が向いているのではないか、と思う。」
と言われました。
この施設は、前にもYさんが情報として下さり、たまたま私のケアマネのNさんも勧めてくれているところ。
私自身、夏ごろから
「OTさんには、「日常生活を送れるような訓練」が主なのに、私はそれを断り自分のペースでやっていて、Yさんには体幹、手足のリハビリの指導をしてもらったり、外歩きのリハビリを頼んでいる。本来PTさんがメインなことをYさんにお願いしているので、Yさんはリハビリの『目標』が立てづらくなっていて困っていないだろうか?そもそも、私はOTさんが必要な患者さんのチャンスを奪っていないだろうか?」
と悩んでいたので、そのことをYさんに話すと、
彼女は困っているからでなく、私のことを心配していってくださっているとのことでした。
いずれにせよ、YさんとNさん双方が進める施設は、数名ウェイティングリストに載っているようだし、我が家まで送迎があるかわからない。
ほかにも送迎付きのリハビリはあるけど、当然マンツーマン指導でないし、年配者が多そう。
それに―
「結局、どこにリハビリに行くかというより、一対一で観てくれて、回復の様子を見てくれている、信頼できる人のリハビリが私には効果があると思います。それだからこそ、これまで回復しました。今後の回復は緩やかだろうとも、それはやはり同じこと。
新規の患者でOTさんが必要な人がでたら、週2回のリハビリを週1回に変えてください。Yさんを独り占めにしたくないので。」
とYさんにお願いしました。
(自分が良くなっていると感じているのは「自分が不自由な体で生活することに慣れた」ということでもあるのでしょうし、玄関や駐車場付近で花に水をやったり、ごみ箱を片付けていると、近所のおばさま方がいろいろおしゃべりに来て、最後に、「ほんと、若いから回復が早いわ~!」と言ってくださるので、その気になっているだけかもしれません。)