Various Topics 2

海外、日本、10代から90代までの友人・知人との会話から見えてきたもの
※旧Various Topics(OCN)

敵の敵も味方の味方も”味方”にならない世界-I君が栄転しても喜べない理由

2015年11月30日 | 国際・政治

昨日はスペインで四半世紀過ごしてきた日本人女性Eさんと会う事になっていたついでに、日本で研修中の20代の欧州人男性I君もお誘いしました。

このIさんは来月帰国することが決まっていますが、帰国後はしばらく本国でゆっくりし、その後は国際機関で働くことになりそうです。

もしそうなると、英語、フランス語、スペイン語の他アラビア語でできる彼、中東やアフリカに派遣、もしくは出張することが出てくるのではないかと思います。 

彼の国際機関勤務が決まったとしても、今は素直に喜んであげられません。 

【BBC】敵の敵は“敵”? シリアでは誰が誰と戦っているのか
https://www.youtube.com/watch?v=JRcDD3Dkv7M
 

ISの地下壕を発見 アメリカ製弾薬の箱も
https://www.youtube.com/watch?v=9DQ1LIcIdNo 

JBpress
シリア・アサド政権打倒で第3次世界大戦の危険性も
米下院議員が米政府の中東政策を痛烈に批判
By 堀田佳男氏
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/45385 

(前略) 

CIAがアサド暗殺を計画 

 11月19日、共和党オースティン・スコット下院議員と超党派で、米政府によるアサド政権打倒の活動を中止させる法案を提出したのだ。ガバード議員はオバマ政権が中央情報局(CIA)を使ってアサド政権を転覆させる動きをつかんでいた。 

 オバマ政権誕生以来、米国は特殊部隊の増員をしており、正規の陸上軍を派遣する代わりに少数派の特殊部隊による作戦を取るようになってきている(「世界の警官から秘密警官へ、米国の恐ろしい急変ぶり」)。 

 CIAは2013年以来、1万人以上の反政府勢力に軍事訓練や武器の提供をしてきたとの情報があるが、効果は上がっていない。ガバード議員は「米国が予算をつぎ込めばつぎ込むほど効果は逆」と述べているほどで、オバマ大統領に中止を直訴する形となった。

 ガバード議員はハワイ州出身で下院軍事委員会と外交委員会のメンバー。イラク戦争に2度従軍した経験がある帰還兵で、軍事問題を専門にしている。 

 CIAやその他の諜報機関、さらに特殊部隊による秘密裏の軍事活動は議会から承認を受ける必要はないが、ガバード議員は軍事委員会に所属していながら報告を受けていないと述べる。 

 「米国はいまシリアの2つのことを同時進行させているのです。1つはイスラム国や反政府勢力を叩くこと。彼らへの空爆は大きな効果を上げていませんが、議会が承認したことです」 

 「もう1つがアサド政権を倒すということです。本当にアサド政権を倒した場合、シリアはイスラム国や反政府勢力によって支配されてしまいます」 

 「難民問題はいま以上に拡大し、人権問題はさらに悪化し、世界にとってはこれまでにない脅威となります。米議会はアサド政権打倒を承認していません。いや政権打倒は違法なのです」 

(後略)

コメント
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