新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

特別展の幕間でもトーハクは賑わっています(前編)

2015-06-27 08:48:45 | 美術館・博物館・アート

もう1週間が経とうとしていますが、先週日曜日に出かけてきた東京国立博物館(トーハク)の見聞録です。

大人気だった「鳥獣戯画」展(見聞録こちら)が6月18日で終了し、トーハクは、次の特別展「クレオパトラとエジプトの王妃展」が始まる7月11日までは「幕間(まくあい)」の状態のはずなんですが、それでもかなり、国内外&老若男女の観衆で賑わっていました。

なかでも、相変わらず「天下五剣のひとつとして著名な名物『三日月宗近』」行列ができるほどの人気ぶりでした。

「三日月宋近」の行列

「三日月宋近」は、先日、しげしげと拝見しましたから、今回はパス

代わりに、というわけではありませんが、こちら甲冑をじっくりと見物しました。

黒糸威二枚胴具足

徳川家康の四天王1人で、上野国館林城主となった榊原康政(1548~1606)の具足。兜は六十二間の筋兜三鈷剣の前立を付ける。胴は黒漆塗で前後に分割できる二枚胴。胴の裾には這龍、草摺の裾には立波文を、銀の薄板である金貝の蒔絵であらわしている。

という「黒糸威二枚胴具足」です。

この具足を佩用した榊原康政肖像画も展示されておりました。

それにしても保存状態の良い美しい具足ですなぁ~

ただ、「三鈷剣の前立」長すぎやしませんか?
屋内でこの兜をかぶって歩き回ったら、しょっちゅう鴨居ひっかけそうです

でも、前立の長さ(高さ)で比べれば、こちらには敵いませんな

白糸威一の谷形兜(しろいとおどし いちのたになりのかぶと)」という兜で、

徳川家康から初代水戸藩主となった子の頼房に伝えられた兜である。鉢の上に革製の湾曲した一の谷と呼ばれる頭立(づたて)を設け、後立(うしろたて)に檜製の長大な大釘の立物を挿す。全体を銀箔押しとし、しころは白糸威。釘は物をよく打ち抜く意を表現したものであるといわれる。

だそうで、ですかぁ~

ホント、安土桃山時代~江戸時代初期の甲冑には面白い物が多い

と、おおっと、こんな時間

実は、これから友人たちと某リゾート地お出かけでして、そろそろ出発せねばなりませぬ。

そんなわけで、本題にするつもりの「犬にたどり着いていませんが、ここまで

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