新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

台風に邪魔されながらの関西旅行記 #2-1

2024-09-12 12:31:22 | 旅行記

「台風に邪魔されながらの関西旅行記  #1-6」のつづき、ここからは旅行2日目(8月30日(金))のあれこれです。

朝食前に、散歩という距離ではないけれど、京都駅八条口前にある喫煙所まで歩き、そこで一服しました。
東海道新幹線は始発から新大阪~東京運転見合わせになっているんだけど、京都駅の新幹線ホームには車両が止まっていました。

車両基地まで戻れなかったのかねぇ?
それにしても、青空皮肉です

前日、この竹田街道八条交差点で、とんでもない運転をするクルマを見かけました。
南北方向が赤信号右折可⇒が出ている状態で、から走ってきたアルファード右折車線を通って、信号待ちしている左折・直進車線のクルマたちを追い抜いて左折していったのです。
あんなのを初めて見ました
対向車がいなくてよかったんだけれど、少なくとも信号無視&通行区分違反で、4点&反則金18,000円です。
あのアルファードほど極端ではないにしろ、京都のドライバーの運転が荒い気がするのは私だけでしょうか?

   

私は、旅行のお楽しみホテルの朝ごはんを食べたあと、チェックアウト。
そして、奈良のホテルJR奈良駅前なので、近鉄ではなくJR京都9:37発みやこ路快速奈良に向かいました。

車内には多くの外国人が 
そして、この列車が稲荷駅には停車しないことがしきりに数カ国語でアナウンスされていました。
伏見稲荷に行きたい場合は、東福寺駅京阪電車に乗り換えるんですな。
そういえば、京都駅から奈良線の各停に乗って宇治まで行ったとき(記事)は、観光客らしい乗客のほとんどが稲荷駅で降り、車内は閑散となったっけ…

みやこ路快速に乗っている大勢の外国人旅行者たちはどこに行くのだろうかと思っていたら、半分くらいが宇治駅で降り、残り半分が終点の奈良駅まで乗っていました。
まぁ、そんなもんだろうな

さて、京都から約45分奈良に到着し、例によって、ホテルに行き、荷物を預かってもらいました。
そして、JR奈良駅前から路線バスに乗って奈良公園方面へ

バス乗り場も外国人だらけ
一時期、奈良や京都で聞こえてくる外国語は中国語かハングルばかりでしたが、欧米系の比率がかなり上がった印象です

それはともかく、どこに行く?

この時点でも、目的地として決めていたのは興福寺(とりわけ久しぶりの国宝館)だけで、まったくもって気ままな旅です
そして、とりあえずは東大寺に行くことにして、氷室神社・国立博物館でバスを降りました。

と、「なんとも奈良」な光景が

「置物ですか?」と聞きたくなるような見事シカです

シカだって日陰でをとりたくなる日差し強さと暑さです

東大寺大仏殿鴟尾の輝きまで暑そう

ここまで来て、久しぶりに正倉院を観に行こう と思い立ちました。
東大寺ではなく宮内庁が管理する正倉院、その外構が公開(無料)されるのは、奈良博恒例の「正倉院展」期間中(今年は10月26日~11月11日)を除けば、平日限定です。

いまや「平日こそ活動日」になっている私ですが (年休を取って正倉院の外構を観に行ったことがあったっけ…)、せっかくのタイミングですから、拝見させていただきましょう。

ということで、大仏殿前駐車場の縁を通って、途中の喫煙所で外国人観光客に混じって一服したあと、参道に出て、南大門をくぐり、大仏殿回廊右回りに迂回して、正倉院に向かいました。

そして大仏殿回廊北西隅からいつものよう南北通路を通って正倉院に行こうとすると、あれま

「史跡整備工事」のため近道通れない…
そういえば、昨年10月(MISIA PEACEFUL PARKのとき)に来た際、大仏殿裏手(北側)講堂跡周辺の整備を実施中だという看板を見ましたっけねぇ。

そんなわけで、さらに迂回して正倉院の正門の前を右折し、

「参観者出入口」に到着しました。

正門の脇に銅板葺き立派な、しかし真っ黒読めない説明板がありましたが(かつては説明板は白く、柵外からも読めた)、ご丁寧に、その内容が柵に掲示されていました。
曰く、

正倉院
正倉(校倉)はもと東大寺の宝庫で奈良時代に建造されたものである。
以来1200余年の間 聖武天皇の御遺物をはじめ数々の貴重な宝物がここに収められてきた。
現在宝物は防災設備を施した構内の新宝庫に移してある。
 平成13年 1月                  宮内庁

だそうで、東西二つある新宝庫のうち西宝庫が、正門の左手奥に見えました。

宮内庁のこちらのサイトによれば、二つの新宝庫のうち、整理済みの宝物を収納している西宝庫勅封されていて、「染織品を中心とした整理中の宝物と聖語蔵経巻が収納」されている東宝庫はそうではないらしい。
そして、毎年秋の点検(このタイミングで正倉院展が開催される)の際には勅使がやって来て勅封を解き、終わったら再び勅封するのだとか。(動画)

ちなみに、世にも名高い織田信長による正倉院宝物蘭奢待切り取りも、ちゃんと勅使を伴って奈良にやって来て事に及んだそうな

さて、正倉院正倉です

いつながら大きい いつもながら閑散としてる

写真で見ると「ちょっとした倉庫」のイメージなのですが、実際に目の当たりにすると大きい大きい
「正倉院展」のキッズサイトからを拝借するとこんな具合です。

それにしても、いつ写真を撮っても、暗く写って、せっかくの校倉見えないのはなぜ? (壁に露出を合わせると屋根が白く飛ぶ)

軒が深く壁が影になるからなんだけど、宮内庁のHPのような写真はどうやったら撮れるんだろ?

まだ日の低い朝のうちに撮るしかないのかな? (私が行ったのは11:20頃)

そんなことを考えているところで、「#2-2」につづきます。

つづき:2024/09/13 台風に邪魔されながらの関西旅行記  #2-2

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