新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

照明が消されエアコンも切られた事務所でイライラ

2011-07-05 05:13:25 | 日記・エッセイ・コラム

きのうの仕事中、職場の使用電力が「電力使用制限令」で定められた上限を上回る恐れがあるということで、事務所の照明のほとんどを消し、エアコンも止められました。
午前と午後の2回にわたってこんなことがあり、事務所の温度は軽く30℃オーバー
電力使用制限令」が適用になる最初の稼働日(7月1日はこちらで書いたように休日でした)からこんな状態で、この夏を終えるまでに何人の人が体調を崩すのか、かなり心配です

薄暗がりで、かつ、とてつもなく蒸し暑かった昨日の昼休み、ネットを見ていると、何ともむかっ腹のたつ記事に遭遇しました。

トヨタ日曜操業の影響くっきり 昼間の最大電力需要上昇」と題するasahi.comの記事です。

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一部を引用します。

トヨタ自動車の全工場で「日曜操業」が始まった3日、中部電力の昼間の最大電力需要は1850万キロワットとなった。休業した前週の日曜の昼間と比べて約360万キロワットの増加。トヨタをはじめ自動車各社の操業で、浜岡原子力発電所で停止中の原発3基分だけ需要が増えた形だ。

いったい朝日新聞はこの記事で何を言いたいのでしょうか?

深く考えずにこの記事を読むと、「自動車各社が日曜操業するから電力の使用量が増える」「操業をやめれば原発を止めたままでもなんとかなるのでは?」なんてとらえるのではなかろうか。

本来ならば、

1) 自動車各社が平日操業を止めた7月1日の使用総電力は、前年と比べてどうだったのか?
2) 7月1日の使用総電力の前年比は、自動車各社が操業した6月29日の前年比と比べてどうだったのか?
3) 自動車各社が日曜操業した7月3日の使用総電力のピークは、電力会社の供給力の何%だったのか?

まで書かないと、自称クオリティ・ペーパーの名折れだと思います。
そうした調査や分析もなく(簡単なことだろうに…)、ただ「使用電力が原発3基分だけ前週の日曜日より増えた」だけでは、単に傍観者が面白がっているようにしか思えません。

多くの人たちが生活のリズムを変え、劣悪なオフィス環境で仕事をしているというのに、「電力使用制限令の対象外のブン屋さん夕刊の印刷工場は、夕刊紙は10~12時、一般紙は12~15時、「削減率 0%」)与太記事を書いてんじゃねぇよ」デス
こんな記事を書いた記者、それをネットに載っけた編集者見識を疑います

それにしても、社員全員が五体満足でこの夏を乗り切れるのか、真剣に心配しています。

コメント
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