10月23日 理レター
◆年初からの各国株式指数パフォーマンス
銘柄 週末引け 年初比 円換算 相関係数
(%)
日経平均 10282.99 +16.07 -------- ---------
NYダウ 9972.18 +13.63 +15.22 0.824
ブラジルボベスパ 65058.84 +73.26 +136.62 0.878
アルゼンチンメルバル 2295.88 +112.65 +94.65 0.899
FT100 5242.57 +18.23 +34.15 0.835
DAX 5740.25 +19.33 +30.17 0.898
ロシアMICEX指数 1365.09 +120.34 +126.77 0.872
ムンバイSENSEX30 16810.81 +74.25 +85.12 0.937
上海A 3261.63 +70.61 +72.93 0.763
ハンセンH 13316.02 +68.73 +71.10 0.915
韓国総合 1640.17 +46.59 +58.56 0.902
皆様いつもありがとうございます。
先週末ダウが久々に1万ドルを回復したとおもおいきや昨日の下落で再び1万ドル割れ。23日発表された9月の中古住宅販売件数は+9.4%と市場予想の4.9%、前月-2.9%を大幅に上回りましたがダウは下落。背後には住宅減税が11月末に終了するため(初めての住宅購入者は8000ドルの税金控除)の駆け込み需要が指数を押し上げているようです。とりあえず来週は住宅価格指数シラーの発表もあり引き続き注目。
そういえば昨日、あるトレーダーのヘッジファンド設立パティーがありました。その会場であるトレーダーとNT倍率の話になりました。NT倍率はたんなる平均株価÷TOPIXですが、現在11.39倍と2000年以来の大きな数字となっています。平均株価は単純平均、TOPIXは時価総額を基準に計算されます。確かに、日本という狭い市場だけを見た場合現状TOPIXが割安、平均株価が割高とですが世界株式時価総額を見た場合、年初から世界株式時価総額は40.36%上昇していますが、日本は5.95%。これはG7で最低の伸び率です。ちなみに米国23.74%、英国46.35%。つまり世界は日本の株式に興味をもっていません。お金が入ってこない市場の時価総額が上がるわけがありません。そもそもNT指数なんて海に浮かぶ客船のプールの話です。そのプールにも穴があいていてどんどん水がもれていると説明しました。どれが正しいか間違っているか誰にもわかりませんが自分のシナリオを作りそのシナリオに合う銘柄に投資する。これが投資の王道だと思います。偉そうなことを書いてすみません。
(相関は平均株価との相関、南米大陸の指数はタイムラグ1日、期間1年間、LOG)
◆国債金利(先週末%)
2年 5年 10年 30年
米 1.00 (0.96) 2.45(2.35) 3.49(3.41) 4.29(4.25)
独 1.38(1.40) 2.51(2.47) 3.35(3.28) 4.12(4.04)
日 0.27 (0.24) 0.65(0.62) 1.36(1.32) 2.25(2.25)
日本市場でSWAPレートが急上昇しています。SWAPと国債の金利差は5年
10年18bp(12bp)、20年5.1(-3.3)、30年3.3(-5.5) *(先週)
20年30年でSWAP金利が急上昇。(固定に支払い=長期金利上昇を予想)
という動きがありました。期間の長いSWAPは海外の年金ぐらいしか投資してません。
来週どんな動きになるか?
◆クレジットスプレッド(米国5年国差との差)(%)
BB 4.44(4.31) BBB 2.03(2.06) A 1.09(1.11)
BBが若干上昇。
CDSインデックス
米 99.92(97.85) 欧州 83.20(86.223) 日本 116.50(126.00)
http://www.j-cds.com/jp/index.html
CDS参考値
◆来週の経済統計
米 27日 8月ケースシラー総合20 予想------ 前回 144.23
27日 10月消費者信頼感指数 予想 53.5 前回 53.1
28日 9月新築住宅販売件数 予想 440k 前回 429k
30日 9月個人所得 予想0% 前回 0.2%
30日 9月個人支出 予想-0.5% 前回 1.3%
30日 シカゴNAPM 予想48.7 前回46.1
日 29日9月鉱工業生産 予想-19.3% 前回-19%
30日9月失業率 予想5.6% 前回5.5%
30日10月東京CPIコア 予想-1.4% 前回-1.4%
国債入札
日本
28日 2年国債
為替が円安、ドル円は92円台、ポンドが対ドルで急落、シカゴOPTION市場の10月20日、投機筋ポジションは円ショートが1738枚増加、円ロングが416枚減少。
またデルタ25%の円コールボラティリティーは下落14%(14.55%)。円PUTも低下、スマイルカーブは正常状態に近くなっています。次のタイミングは円PUTボラが上昇するかどうか?
データ:Bloomberg
~^^~ 理
◆年初からの各国株式指数パフォーマンス
銘柄 週末引け 年初比 円換算 相関係数
(%)
日経平均 10282.99 +16.07 -------- ---------
NYダウ 9972.18 +13.63 +15.22 0.824
ブラジルボベスパ 65058.84 +73.26 +136.62 0.878
アルゼンチンメルバル 2295.88 +112.65 +94.65 0.899
FT100 5242.57 +18.23 +34.15 0.835
DAX 5740.25 +19.33 +30.17 0.898
ロシアMICEX指数 1365.09 +120.34 +126.77 0.872
ムンバイSENSEX30 16810.81 +74.25 +85.12 0.937
上海A 3261.63 +70.61 +72.93 0.763
ハンセンH 13316.02 +68.73 +71.10 0.915
韓国総合 1640.17 +46.59 +58.56 0.902
皆様いつもありがとうございます。
先週末ダウが久々に1万ドルを回復したとおもおいきや昨日の下落で再び1万ドル割れ。23日発表された9月の中古住宅販売件数は+9.4%と市場予想の4.9%、前月-2.9%を大幅に上回りましたがダウは下落。背後には住宅減税が11月末に終了するため(初めての住宅購入者は8000ドルの税金控除)の駆け込み需要が指数を押し上げているようです。とりあえず来週は住宅価格指数シラーの発表もあり引き続き注目。
そういえば昨日、あるトレーダーのヘッジファンド設立パティーがありました。その会場であるトレーダーとNT倍率の話になりました。NT倍率はたんなる平均株価÷TOPIXですが、現在11.39倍と2000年以来の大きな数字となっています。平均株価は単純平均、TOPIXは時価総額を基準に計算されます。確かに、日本という狭い市場だけを見た場合現状TOPIXが割安、平均株価が割高とですが世界株式時価総額を見た場合、年初から世界株式時価総額は40.36%上昇していますが、日本は5.95%。これはG7で最低の伸び率です。ちなみに米国23.74%、英国46.35%。つまり世界は日本の株式に興味をもっていません。お金が入ってこない市場の時価総額が上がるわけがありません。そもそもNT指数なんて海に浮かぶ客船のプールの話です。そのプールにも穴があいていてどんどん水がもれていると説明しました。どれが正しいか間違っているか誰にもわかりませんが自分のシナリオを作りそのシナリオに合う銘柄に投資する。これが投資の王道だと思います。偉そうなことを書いてすみません。
(相関は平均株価との相関、南米大陸の指数はタイムラグ1日、期間1年間、LOG)
◆国債金利(先週末%)
2年 5年 10年 30年
米 1.00 (0.96) 2.45(2.35) 3.49(3.41) 4.29(4.25)
独 1.38(1.40) 2.51(2.47) 3.35(3.28) 4.12(4.04)
日 0.27 (0.24) 0.65(0.62) 1.36(1.32) 2.25(2.25)
日本市場でSWAPレートが急上昇しています。SWAPと国債の金利差は5年
10年18bp(12bp)、20年5.1(-3.3)、30年3.3(-5.5) *(先週)
20年30年でSWAP金利が急上昇。(固定に支払い=長期金利上昇を予想)
という動きがありました。期間の長いSWAPは海外の年金ぐらいしか投資してません。
来週どんな動きになるか?
◆クレジットスプレッド(米国5年国差との差)(%)
BB 4.44(4.31) BBB 2.03(2.06) A 1.09(1.11)
BBが若干上昇。
CDSインデックス
米 99.92(97.85) 欧州 83.20(86.223) 日本 116.50(126.00)
http://www.j-cds.com/jp/index.html
CDS参考値
◆来週の経済統計
米 27日 8月ケースシラー総合20 予想------ 前回 144.23
27日 10月消費者信頼感指数 予想 53.5 前回 53.1
28日 9月新築住宅販売件数 予想 440k 前回 429k
30日 9月個人所得 予想0% 前回 0.2%
30日 9月個人支出 予想-0.5% 前回 1.3%
30日 シカゴNAPM 予想48.7 前回46.1
日 29日9月鉱工業生産 予想-19.3% 前回-19%
30日9月失業率 予想5.6% 前回5.5%
30日10月東京CPIコア 予想-1.4% 前回-1.4%
国債入札
日本
28日 2年国債
為替が円安、ドル円は92円台、ポンドが対ドルで急落、シカゴOPTION市場の10月20日、投機筋ポジションは円ショートが1738枚増加、円ロングが416枚減少。
またデルタ25%の円コールボラティリティーは下落14%(14.55%)。円PUTも低下、スマイルカーブは正常状態に近くなっています。次のタイミングは円PUTボラが上昇するかどうか?
データ:Bloomberg
~^^~ 理