資本市場

09月20日　理レター
すみません更新が遅れました。じつは今、土日の創業塾なるところに通っています。いろいろな熱い思いをもたれている方々が参加しております。私もこのままだとやばいと思い活路を見出為に参加しておりますが、なんせ私が出来ることと言えば金融、それも債券やCB、デリバティブ、株などとかなり偏っております。出来ることは、ファンド関係か金融教育ぐらい。この世界一回滑り落ちるともとには戻れません。なんとか這い上がろうとしても足元からずるずるっと！ドラえもんに助けてもらいしかありません？どらえも～ん　　　　　
助けて～～！！
ソフトバンクがおもしろくなってきましたね！！後200円ぐらいあがったらCB転換売りがでます。はたして買い進むことができるか？ほんとポジションあったら設けるチャンスです。先週は日立CB8回債にミスオーダーが2000万円でてました。めざとい人が購入してましたが、2日で80万以上の設け。私のトレーディングスタイルは目先売り買いより、フェアバリューからのかい離を見つけてトレードする方法が向いてるのかな？と思いました。トレーディングの頻度は少ないですが比較的固く設けることが出来そうです。ただBloombergが必要なので固定費が。
来週も塾があるので更新は遅れます。申し訳ございません、

◆年初からの各国株式指数パフォーマンス
銘柄 　 週末引け　年初比 円換算 相関係数
（％）
日経平均 　　9626.09　 -8.73　 -----
ＮＹダウ 10607.85　+1.72 -6.37 0.571
ブラジルボベスパ 67089.12　-2.19 -8.60　 0.501
アルゼンチンメルバル 2473.43　 +6.58 -5.65 0.190
FT100 5508.45　 +1.77 -9.24 0.614
DAX 6209.76　 +4.24 -12.68　 0.049
ロシアMICEX指数 1417.65　 +3.48 -7.79 0.501
ムンバイSENSEX30 19594.75　+12.20 +4.83 -0.219
上海A 2722.57 -19.98 -25.09 0.588
ハンセンH 11835.93　 -7.49 -16.59 0.300
韓国総合 1827.35　 +7.38　 -1.34 0.719

国債金利
◆国債金利（先週末%）
　　2年　　　 　 5年　　 10年　　　　　30年
米　0.46(0.53)　　1.45(1.51) 2.74（2.74) 3.92(3.84)
独　0.76（0.73) 1.42(1.39) 2.41(2.42) 3.02（3.02)
日 0.12（0.14) 0.29(0.37) 1.06(1.14) 　1.96(2.03)
30年債急落です。
◆クレジットスプレッド（米国5年国差との差）（％）
BB　3.59（3.78）BBB　1.74(1.74)　　A　0.84（0.78）

低格債のスプレッドが急速に縮小

CDSインデックス
米　 104.01（103.08）　　欧州　 106.75（104.95）　日本　93（103.00.）

http://www.j-cds.com/jp/index.html
CDS参考値

◆来週の経済統計
米 21日8月住宅着工件数　　　　　　　 　予想550K 前回546K
　 22日FOMC 　　　　　　 　　　　 予想0.25%　変化なし
　 23日8月中古住宅販売件数　 予想4.10M 　 前回3.83M
　 24日8月新築住宅販売件数 予想295K 前回276K
　 27日9月ダラス連銀製造業活動指数 予想　　 前回-13.5

日21日7月景気先行CI指数　　　　　 　　予想　　　前回98.2%
　　　　

　データ：Bloomberg

資本市場

09月11日　理レター
今週はユニチャームとアンリツのユーロ円CBの発行アナウンスがありました。ユニチャームは絶好の買い場を提供。市場は両銘柄ともに潜在株式増加に驚き株価は下落しました。
前週の日本電産もそうですが、ユニチャームCBはCB転換に対して金庫株で対応、現在、企業が保有している株式でそのほとんどが対応できます。CB発行のアナウンスを受け一時9350円まで下落しましたが金曜の引けは9650円（理論通りの株価）まで上昇しております。

◆年初からの各国株式指数パフォーマンス
銘柄 　 週末引け　年初比 円換算 相関係数
（％）
日経平均 　　9239.17　-12.40　　 -----
ＮＹダウ 10462.77　+.33 -9.36 0.538
ブラジルボベスパ 66806.79　-2.60 -10.99　0.452
アルゼンチンメルバル 2436.77 +5.00 -9.02 0.152
FT100 5501.64　+1.64 -12.68 0.632
DAX 6214.77 +4.32 -16.61 0.073
ロシアMICEX指数 1433.82 +4.66 -8.16 0.88
ムンバイSENSEX30 18799.66　+7.64 -3.01 -0.198
上海A 2790.20 -18.83 -26.06 0.583
ハンセンH 11835.93　-7.49 -16.59 0.306
韓国総合 1802.58 +5.69　 -5.11 0.749

国債金利
◆国債金利（先週末%）
　　2年　　　 　5年　　 10年　　　　　 30年
米　0.57(0.51) 　1.58(1.48) 2.79(2.69) 3.86(3.78)
独　0.73(0.64) 1.38(1.34) 2.40(2.35) 2.96(2.95)
日 0.14(0.12) 0.34(0.31) 1.15(1.13) 　2.02(1.91)
30年債急落です。
◆クレジットスプレッド（米国5年国差との差）（％）
BB　3.78（3.82）BBB　1.74(1.72)　　A　0.78（0.81）

CDSインデックス
米　 103.08（103.39）　　欧州　 104.95（105.41）　日本　103.00（108.00.）

http://www.j-cds.com/jp/index.html
CDS参考値

◆来週の経済統計
米 14日8月小売売上高　　　　　　　　 　予想0.3% 前回0.4%
　 15日8月鉱工業生産指数 　　　　　　 予想0.2% 　前回0.1%
　 16日8月生産者物価指数 コア 予想0.1% 　　 前回0.3%
　 16日9月Fフィア連銀景況感 　 予想0.0 前回-7.7
　 17日8月消費者物価指数コア 予想0.1% 前回0.1%
　 17日9月ミシガン大学消費者信頼感指数 予想70.0 　前回68.9　

日14日8月首都圏新規マンション販売　　　予想　　　前回27.8%
　　　　
国債入札　
日本14日20年国債入札

日米ともに30年債重たいです。

　データ：Bloomberg

資本市場

09月5日　理レター
債券市場で超長期金利の利回りが急上昇。まるで金利が仕手株のような動きをしております。先週は沢井製薬と日本電産がCB発行をアナウンス。沢井製薬の株は13％程度下落、
、日本電産は2.5%の下落。この差はいったいなにでしょう？①沢井製薬のCB発行による潜在株式数の増加は20%、日本電産は6.4%の増加と潜在株の数の違い②日本電産は短期ローンの長期化（CBの支払利息0％）とCB発行により一時現金収入が発生。（このパターンは初めてのケース？CBは102.5円発行、引き受け会社は投資家に102.50で販売して、2円50銭が証券の手数料ですが、今回は100.50円を受け取っています。1000億円なので5億円がCB発行による特別利益。③日本電産はCB転換請求に対しては金庫株式で対応。現在金庫株が5百万株程度が対応できこれにより潜在株式が50%程度低下。④電産の資金は将来のM&A資金。潜在株式が3.2%増えても企業成長が3.2％を上回れば株価は下落しません。つまり、日本電産の場合のCB発行は財務内容を良好にし、かつ株主にも優しいCB発行です。CB発行＝＞潜在株式数増加＝＞株式下落　このケースは潜在株式数増加率がROAを上回らない為に株価が下落します。日本電産の場合はこの点が違います。

◆年初からの各国株式指数パフォーマンス
銘柄 　 週末引け　年初比 円換算 相関係数
（％）
日経平均 　　9114.13　-13.58　 -----
ＮＹダウ 10447.93　 -.19 -9.31 0.513
ブラジルボベスパ 66678.62 　-2.78 -11.53 0.416
アルゼンチンメルバル 2423.22 +4.42 -8.87 0.139
FT100 5428.15 -.28 -13.14 0.627
DAX 6134.62　 +2.97　-16.12　 0.087
ロシアMICEX指数 1410.16　 +2.93 -8.50 0.354
ムンバイSENSEX30 18221.43　 +4.33 -5.79 -0.146
上海A 2781.98 -18.33 -25.82 0.575
ハンセンH 11767.41 　-8.02 -16.93 0.299
韓国総合 1780.02　 +5.78　 -5.22 0.749

国債金利
◆国債金利（先週末%）
　　2年　　　 　 5年　　 10年　　　　　30年
米　0.51(0.55)　　1.48(1.49) 2.69（2.64) 3.78(3.69)
独　0.64（0.63) 1.34(1.29) 2.35(2.19) 2.95（2.66)
日 0.12（0.12) 0.31(0.27) 1.13(0.999) 　1.95(1.75)
30年債急落です。
◆クレジットスプレッド（米国5年国差との差）（％）
BB　3.82（3.89）BBB　1.72(1.76)　　A　0.81（0.81）

CDSインデックス
米　 103.39（111.01）　　欧州　 105.41（117.67）　日本　108.00（112.00.）

http://www.j-cds.com/jp/index.html
CDS参考値

◆来週の経済統計
米 8日ABC消費者信頼感指数　　 　予想-44　　 前回-45
　 9日貿易収支　　　　　　　　　予想-＄47B　前回-＄49.9B
　 1日8月ABC消費者信頼感指数　　予想　　　　前回-44

日8日7月機械受注　　　　　　　　予想2.0％　 前回1.6％
　 8日8月企業倒産件数 予想-- 前回-23.1％
　　
国債入札　
米国7日3年国債・8日10年国債・9日30年国債　入札
日本8日30年国債入札　・10日5年国債入札

注目は日米ともに30年国債入札です。金利反転のきっかけになるかも！！

　データ：Bloomberg