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日本の感染率は先週比+4.3%

2021-04-24 | 今日の東京市場
皆様お世話になっております。
明日から緊急事態宣言ですね。
全世界の感染成長率は先週比2.8%です。
日本は4.32%とアウトパフォームしています。
この数字はフランスの2.8%、ドイツの3.4%を大きく上回っています。
絶対数は少ないものの、感染拡大率は先進国ではTOPクラスです。
今度こそ収まると良いですね。
商業施設は明日から休業。今日の街中は人があふれてしまうでしょう。
緊急事態宣言だすなら今日24日からでしょう。なんで明日なのか不思議です。





株式
米国株式市場は、強いです。金融株が引っ張っています。個人的にブラックロックを買っています。それは、株式市場のコア銘柄だからです。株式市場がある限りこの会社が儲かる仕組みが出来上がっているからです。今の株価810ドルもバリュエーション的にも高いという水準ではありませんが個人的には600ドル割れがあれば拾いたいと思い、キャッシュを積み上げて待っています。
半導体銘柄はボラが高いですね。株価が上昇しすぎたため、私のポートの50%を半導体関連が占めてしまいました。そろそろNISAで購入したアドバンテストを売却しようか考えています。クラッシュが来ると半導体関連はバリュエーションが高い銘柄が多いので高値から30%ぐらいは下がりそうです。

クレジット
クレジット市場はまだ確りしています。ちょっと気になるのは欧州のジャンクが少し売られてきました。本日の日経にも生保が外債を購入するようです。欧米のスプレッドは日本より厚いので投資妙味があります。日本の発行企業は同じ面子ばかりで、面白みがありません。
スプレッドも横並び。投資銀行部門では発行企業のことを御発行体様と呼びます。御投資家様とは言いません。完全に発行体よりなので、スプレッドも薄いので投資家も国内債はもう買うのをやめて外債を買いましょう。ベーシスも広がっていないので国内債より面白いですよ。

トルコ
トルコはもうだめかもしれませんね。トルコリラは13円割れ、史上最低12.0397円をめざしています。金利が上昇、株価やリラが下落、資金がトルコから流出しています。
Dリスクが高まっているので、逆張りは止めたほうが良いです。トルコ国債は利回りが高いですがインフレ率が高いので通貨は下落し、結果的にマイナスになる可能性が高いので投資しないほうが身のためです。金利が高いだけでトルコリラに投資するという考えはやめたほうが良いです。



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欧州、新型コロナ感染拡大中

2021-04-17 | 今日の東京市場
皆様お世話になっております。
最近、家の周りにジムが増えています。
家の周辺は外国人向けのドミトリーが多く、これらが
ジムやユニコーン向けのオフィスになっています。
「世界さまぁ~リゾート」のアンジェロがいたドミトリーは小規模オフィスに変更になりました。
はやくコロナが収まり、以前のように海外の方が戻ってくればよいです。



コロナはまだ欧州中心に感染が拡大しています。フランスやドイツは先週比3%以上感染者数が増えています。フランスの感染者数は528万人で日本の10倍に相当します。フランスの人口が6,700万人なのでフランス人の7.8%に相当します。
この状況ではECBのテーパリングは当面なさそうです。
資金は株式市場に流れ、DAX指数は最高値を更新しました。

株式市場では再生エネルギー関連に資金が戻ってきました。


米国株式指数はダウやSP500などが史上最高値を更新するなか、
ナスダック指数やラッセル2000に出遅れ感があります。
これらの指数が高値を付けるかどうかに注目しています。

米国債市場ではイールドカーブのスティープ化が収まり、クレジット市場も堅調です。
個人的には、引き続きキャッシュポジションを高めています。しばらく、新規投資は考えていません。最近購入したブラックロックは既に15%近く上昇しています。ブラックロックが600ドルを割れたら全力で投資します。現在、800ドル台です。

最近、大学時代の友人から投資相談を受けることが多くなりました。老後の年金が不安で株式投資を始めたいからという理由です。株式投資のすそ野が広がっています。
株の醍醐味は長期投資です。企業業績の成長とともに、配当金や株価も成長し、資産が増えます。なんで短期売買をするのか不思議です。昔、証券会社でトレーダーをしていた時はロットが大きかったので短期売買でも1日数百万儲かりました。しかし、個人が数百万円の利益を上げるには長期投資が基本です。短期売買で細かい利益を積み上げるより、これぞという企業に投資する方が効率的かつ、健康的です。信念をもって株式投資をすれば勝てます。
株の勉強はチャートではなく、成長企業を見つける方法です。チャートは宗教、本山が儲かるようになっています。
ビットコインが過熱していますね。通貨偽造罪の懲役は、無期または3年以上です。ビットコインは偽造通貨ではないのでしょうか。法定通貨ではないことは間違いありません。
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もうはまだなり、まだはもうなり  

2021-04-10 | 今日の東京市場
皆様お世話になっております。4月9日までの走行距離は49キロです。低酸素ジムの週1会員になりました。以前か通っていた、ハイテクジムと比べるとかなりゆるいですが、便利な場所にあって気軽に行けるので決めました。



 新型コロナの全世界感染者数は前週比プラス2.38%とまだ収まりません。特にインドが4.61%の13.06M人とブラジルの13.28Mに迫っています。先進国では日本3.01%、ドイツ2.8%、フランス2.4%などの伸びが目立っています。

株式市場は好調です。特に米国ではSP500やNYダウが史上最高値を更新。ナスダックやラッセル2000等が出遅れています。今後の金融政策を考えるとグロース銘柄からバリュー銘柄に資金が移動しているのでしょう。最近、バリュー銘柄が高くなり、これはと思える銘柄が減少してきました。いくところまで上昇してもらいましょう。もうはまだなり、まだはもうなり です。

日本市場では昨日JPXが買い上げられていました。権利確定日はとっくに過ぎていますが不可解な動きです。
JPX(取引所G)は株主優待制度が充実していて、保有年数によりもらえる金額(クオカード)が違います。3年以上保有していると4,000円分もらえます。予想配当が年間68円なので、最低単位100株保有していると6,800円の配当金がもらえます。優待(3年以上)と配当金の合計額は10,800円です。利回りは3.75%(株価:2,875円)です。株主優待には課税されない点が良いです。2008年9月のリーマンショック時に“ご馳走レシオ”という指数を開発しました。これは、株価は年齢や性別により異なるという観点から株価と年齢とのBEP(損益分岐点)を求めるものです。例えば、単純に株価が30万円で配当と優待合計が1.08万円なら28年で投資金額を回収できます。
平均寿命(男女別)から28年を差し引いた年齢より若い場合、この株は買いということになります。平均寿命は男性が81.4歳、女性が87.45歳なので男性の場合53.45歳以下、女性の場合は59.45歳以下なら投資対象となります。

クレジット市場
クレジット市場は安定しています。ジャンクもしっかり、問題なしです。

国債
国債市場では10年債と2年債の金利差拡大が止まりました。このことは株式市場にプラス材料です。

日銀
7日に1-3年を対象とした社オペが実施されました。落札額1,252億円に対し、応札額が2,154億円で倍率は1.72倍です。按分レートが、マイナス0.08%、平均レートがマイナス0.65%でした。今回は正式に減額(2,500億円⇒1,250億円)が発表された初のオペでした。もし、従来通り2,500億円だったら札割れという結果となっていました。按分レートは前回の-0.093%より若干上昇しましたそれほどインパクトはありません。次の社オペは21日の3-5年(750億円)です。

株式市場が大崩れするような材料はなさそうです。
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ついに社オペが減額

2021-04-03 | 今日の東京市場
皆様お世話になっております。4月の走行距離は152キロ、消費カロリーが9,726キロカロリー(体重換算は1.35Kg)でした。ミッションを辛うじて達成しました。
近所に低酸素ランニングジムができたので、体験レッスンを受けてきます。良かったら会員になろうかと思います。

今週は半導体銘柄が暴騰しています。バイデン大統領の内製化の一環で、半導体関連に特需が起きています。東京エレクトロンがあっという間に5万円台、アドバンテストは1万円台。アドバンテストは99年12月につけた上場来高値(10,812円)に届きそうです。
「まだはもうなり、もうはまだなり」という相場格言があります。テーマが大きいのでまだ上がりそうですね。東京エレクトロンは配当性向が50%、アドバンテストが30%なので利益があがれば配当金も期待できます。東京エレクトロンの1単元(100株)は日本の平均年収441万円を上回ってしまいました。利益率が高い会社なので売上成長がどれくらい見込めるかがポイントです。

 新型コロナ感染者はフランスが先週比4.26%、ドイツが3.12%と増加傾向にあります。


欧州国債市場ではイタリアやギリシャなど南欧諸国(格下)とドイツ国債の金利差は低位で安定しています。このスプレッドを追うことで市場がECBの金融政策をどうとらえているのかを推測することができます。

クレジット市場
クレジット市場はジャンク債、投資適格債ともに堅調に推移しています。今年に入り国債金利の上昇をうけ、投資適格ETFが大きく売られる場面もありましたが最近は反騰してきました。(投資適格債は国債との金利差が小さいため、国債金利の影響を受けやすい社債です。
一方、ジャンク債はスプレッドが厚いため、国債金利の上昇はあついスプレッドがバッファーとなります。ジャンク債の本当の怖さは、今後行われる継続的な政策金利の上昇です。金利上昇にともなう資金調達コストの上昇による収益悪化です。

日銀はついに4月からの社オペ金額を減額しました。7日予定1-3年以内の社オペ金額が2,500億円から1,250億円、21日の3年5年以内が1500億円から750億円に半減。
理由は2つあります。1つ目が市場に対象となる銘柄が減ってしまったこと。2つ目、予定額を入札した場合、金利低下が大きくなってしまうため。日銀は社オペの最低レートをマイナス0.1%に設定しています。マイナス0.1%とは銀行が日銀に預け入れる預金金利(付利)の最低金利がマイナス0.1%です。最近国債金利も徐々に付利を上回ってきています。
黒田総裁は“わざと”へたくそなムーンウォークをしています。

来週も株は強そうですね。でもシートベルトは緩めてはいけません。
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