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ジャンク売られる

2021-11-27 | 今日の東京市場
皆様お世話になっています。
膝を痛めてしまい、しばらく走れません。
テナンツ(我々のバンド名)はビートルズから、レッチリが主となってきました。
ギターはエピフォンカジノからストラトがメインになりました。
使っているストラトは高校3年の時に甘酒屋でバイトして買ったTOKAI ST80です。
60歳になったらフェンダーのvintageストラト買おうかな。(株価次第ですが)


コロナ感染
南アで変異株がみつかりました。
ドイツで感染者が急増中。今週は先週比5.4%に増加。フランスが1.8%、イタリアが1.1%と徐々に増えつつあります。



株式市場
米国の利上げ前倒し観測とコロナの変異株が市場を直撃。世界中で株式が急落しました。
ドイツやフランスでは週末の下落率が前日比4%超と異常な大きさです。
ホテルや航空会社の株価が下落。1日で10%以上売られている銘柄も散見されています。ANAのユーロ円CB起債は絶妙なタイミングでしたね。2日遅かったら起債延期になっています。








米国債は株価急落を受け利回りが急低下していますが、クレジット市場ではジャンク債が売られています。質への逃避が始まっています。
日米ともにグロース銘柄が売られ、バリュー銘柄が堅調です。
FAANGの時価総額は1日で40兆円が消えてしまいました。







クレジット
クレジット市場は悪化しています。社債と国債金利の差(TS)が急拡大しています。これが継続すると株価にとってネガティブです。投資適格債の利回りは低下していますが一方、ジャンク債利回りが上昇。TSも拡大しています。
デルタ7.375%2026年1月債のTSは182→241bp、Tモバイル4.75%2028年2月債は200→242bpに拡大。
欧州ではギリシャやイタリア国債が売られドイツ債に資金が流れています。
リスクオフの流れです。





来週は雇用統計を前に市場参加者が少ないため、ヘッジファンドが仕掛けやすい環境です。
下値模索の動きになりそうです。
まだ、割安といえる水準ではないので、私も様子見です。
皆様も、今のうちに銘柄と水準を絞りこみ、その水準まで売られたら買いましょう。
株式市場の崩壊はありません。崩壊するときは世界が終わるときです。
割高な銘柄を保有している方は、投げを考える時期かもしれません。
私のPLUGパワーのように1万ドルが20ドルになってしまうかもしれません。
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コロナ感染拡大中、ドイツどうした?

2021-11-20 | 今日の東京市場
皆様お世話になります。先週、都営新宿線を制覇しようと新宿駅から終点の本八幡を目指しましたが、膝に激痛が走り、馬喰横山で離脱しました。今年中にはリベンジします。
23日はマラソンイベント、レストRUNに参加します。都内のレストラン4箇所を走って回るイベントで、大井町の軍鶏チュー、神田の東京アスリート食堂、日本橋のカミサリーにあるアワクラフト、ゴーゴーカレー新宿御苑を食べ走りします。各店には田村亮さん、佐野千晃さん、エリック・ワイナイナさん、金哲彦さん、などが迎えてくださいます。店を回る順番は各自で決めることができます。まず、大井町から攻めます。大井町までここから12キロぐらい。そのご、新宿御苑を目指し、神田→日本橋(アワクラフト)で打ち上げを予定。走行距離は30キロぐらいです。

新型コロナ
欧州で新型コロナの感染者が増加しています。オーストリアは再びロックダウン、ドイツの感染者数も先週比4%と、他の諸国を大きく上回る伸びです。
コロナに注目が集まりそうです。




株式市場
日経平均は3万円の壁を前に足踏み状態。バリュー株は今年上昇率が高いこともあり売りに押されています。一方、半導体関連銘柄が人気化し、上場来高値を更新中。東京エレクトロンの株価は1週間で9%上昇。時価総額が10兆円を突破しそうな勢いです。いくらまで買われるのでしょうか。ESPが2569円、予想PERが24.45倍という水準です。ASMLホールディング(オランダの半導体製造装置メーカー)の予想PERは57倍なので、相対的には割安です。東京エレクの予想PER57倍から株価を求めると146,433円です。10万円台に乗せる可能性もありそうです。株価は相対的なものなので、AMSLが下落し、東京エレクに収れんする可能性もあります。なんとも言えませんね。

G7の国で史上最高値を更新していない国はイタリアと日本だけです。年初来上昇率でも日本株は他の国より劣っています。






クレジット
ドイツ30年国債が8月以来のマイナス圏に入りました。ギリシャ国債が売られ、ドイツ債に資金が流れています。ジャンク債の国債とのスプレッドは若干拡大(まだ気になる水準ではありません)。

トルコリラが史上最安値更新
トルコは政策金利を16%から15%に引き下げました。インフレ率が19.89%なので、普通の中央銀行は利上げをしますがエルドアン大統領は利上げが大嫌い。
強引な利下げにより通貨は下落、史上最安値を更新中。対円では10円を割ってしまいそうです。4年前のリラ円は30円台だったので4年三分の1になりました。リラ建て債は証券会社の看板商品だったこともあります。高金利につられ購入された方はたいへんな事になっています。高金利通貨の背後には高インフレが隠れています。
為替市場にはフォワードレートがあります。今日時点で、1年先の為替を売却することでヘッジが可能です。フォワードレートは2か国間の金利差がポイントとなります。
例えば、トルコリラの1年金利が20%、日本が0%、リラが10円の場合、1年後にはリラが1.2リラ、円は10円です。10円と1.2リラが等しくなる為替水準が1年後のフォワードとなります。この場合8.3円です。計算式は10円÷1.2リラ=8.333円
高金利通貨は常に円高圧力がかかっているということです。
かつて日本市場で人気化したパワーリバースなど為替がらみのオプションが仕組まれた債券はこのフォワードがうまく利用されていました。この債券は為替が円高に進むと大損が発生する金融商品です。
為替が円高に振れたため元本割れが続出。大学や学校法人、共済組合などを中心に保有していました。当時、駒沢大学は155億円の損失を出してしまいました。駒沢大学の担当部長にお会いした際、保有債券を見せていただきました。いびつな債券ばかり保有していたため注意されていただいた記憶があります。






みなさまお世話になっております。
ブログを更新しました。
https://tadd3.com/archives/1662
よろしくお願いいたします。
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あっちこちの国で株価が史上高値更新 おい、日本どうした?

2021-11-13 | 今日の東京市場
今月の走行距離68キロです。週2回は低酸素ジムにて負荷をかけたトレーニング、週末に20~30キロ走っています。昨晩は墨田区を一周しました。シ電車と区シリーズの2本建てです。

コロナ
ドイツの感染者数は先週比3.8%増加しました。フランスやイタリア、スペインは0.4~0.8%程度の増加とそれほど気になりません。ドイツどうした?



株式
世界中で株価指数が史上高値を更新しています。アメリカはもちろん、カナダ、ドイツ、フランス、デンマーク、スウェーデン、カザフスタン、トルコ、アラブ首長国、サウジアラビア、ベトナムなどです(他にも高値近辺で推移している国が多々存在します)。
最後の宴が始まっているようです。



雰囲気が良くなってきましたよ。
日本企業の業績は良いので日本にも資金が流入するでしょう。来週は好決算を発表した東京エレクトロンの動きが注目されそうです。ADRは1,390円高の59,020円です。他の半導体関連も面白くなりそうです。バリューは売られすぎ。反騰するでしょう。
注意点は割高銘柄に手を出さないことです。
ハイテクバブルがはじける前に、米国では燃料電池関連銘柄が暴騰しました。当時、私はPLUGパワーに1万ドルを投資しました。株価は上昇し1週間程度で5千ドルぐらい儲けがでました。しかし、バブルが崩壊。株価は急落、おまけに原資され1万ドルが20ドルになってしまいました。当時のPLUGパワー赤字会社でした。
割高な銘柄はいずれ修正されます。業績が上昇し、株価に追いつけばよいですが、たいていは株価が売られ修正されます。

日経は来週3万円トライです。
バブルの呪縛から放たれる日が近いかもしれません。


クレジット
クレジット市場は乱れていません。ちょっと気になったのはギリシャ国債が売られ始めたこと。







不動産
三鬼商事が10月のオフィスレポートを発表しました。それによると10月の東京ビジネス地区は平均賃料が20,804円(前月比54円安)でした。新築が29,133円(前月比167円安)、既存ビルは20,713円(前月比52円安)。新築賃貸料の下落が顕著となっています。
新築と既存の賃料差は8,420円です。差は縮小傾向にあります。
空室率は全体では上昇していますが、東京・大阪ともの新築ビルの空室率は低下しました。
一方、空室面積は拡大中、東京は4274坪増加し、49.5万坪です。




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米国株が史上高値更新、日経平均がんばれ!

2021-11-06 | 今日の東京市場
皆様お世話になっております。
1. 今月の走行距離はまだ8キロです。明日の早朝に25キロ走る予定です。今月23日にはレストRUNというイベントランが開催され、それに参加します。決められた店(大井町、神田、新宿、日本橋)4件を回るというイベントで走行距離は30キロ。回る順番は自由。私のゴールは日本橋のカミサリー(クラフトBEER)です。

2株式市場
米国株式市場が絶好調です。ダウ、S&P500、ナスダック、SOX指数などが史上最高値を後進。米国に株式市場に資金が集まっています。
英国の利上げ見送りにより、欧州債の利回りが急低下。米国も利上げ観測をけん制するパウエル議長の発言で国債金利が低下。
ハイテク株が中心に買われています。



FAANGの5銘柄の時価総額は848兆円と、TOPIX756兆円を91.5兆円上回っています。

テスラの時価総額は139兆円です。この金額はトヨタの時価総額が33兆円なのでテスラ1社でトヨタが4社購入できる金額です。予想PERはテスラが199倍、トヨタが10.4倍、配当利回りはテスラが0%、トヨタが2.5%です。テスラの空中戦はいつまで続くのでしょうか。私は怖くてテスラには参加できません。


一方で、香港株の下落が止まりません。不動産株がひどすぎます。私が保有している万科企業の株価の年初リターンはマイナス33%です。業績悪化で配当金が引き下げられそうです。
香港株指数と米国株指数は逆相関の関係が今年にはいって続いています。米国人投資家が香港から資金を引き揚げているようです。
中国、香港株のポジションを引き下げているようです。米国上場の中国株ETFもさえない動きをしています。
中国・香港に代わり、日本株に資金が入ってくる可能性があります。今、市場ではバリュー株が売られていますが今がチャンス。仕込み場ですよ。



3クレジット
米国債のクレジットは堅調です。欧州では一時拡大傾向にあったイタリアやギリシャ国債とドイツ債との金利差が縮小しました。リスクオンの流れです。



4コロナ感染
世界感染者数は前週比0.93%増です。先進国で2%以上上昇した国は英国とドイツです。特にドイツが前週比2.48%増と増加してきました。欧州全体的に感染者が増加傾向にあります。



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