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インバウンドにかけた黒ちゃん

2022-06-25 | 今日の東京市場

皆様お世話になっています。ストラトはバンドンバーから好評でした。TOKAI ST80 は修理中なので、戻ってきたら弾き比べてみます。

株式市場

・不安定な日々続いています。株価は相対的なものです。言えることは、株式市場

崩壊すれば、世界経済が崩壊します。世界中の年金が株式市場で資産を運用しています。

落ち着くまでまちましょう。慌てて投資する必要はありません。

良い銘柄を割安な水準で投資するチャンスです。くれぐれも、チャートを投資判断の材料にしないように。やられますよ!!こういう相場の時には企業のファンダメンタルズ分析が重要です。

日本株は、百貨店、電鉄などのインバウンド銘柄が堅調に推移しています。日本では金利を引き下げても景気回復しません。黒ちゃんの金融政策はインバウンドの回復による日本経済の活性化です。今の日本は外人の目から、バーゲンセール中。都内のマンション価格は上昇していますがドル換算では年初比20%程度下落しています。高級品ほど割安感が強いため日本から高級品が持ち出されてしまうでしょう。ビンテージギターも対象となってしまうかもしれません。もう一本購入しようかなあ。

債券市場

ルノーの25回(機関投資家向け)サムライ債が807億円起債されました。期間は3年、クーポンが3.5%です。格付けはA-、取引単位は1億円です。ルノーの株はフランス政府が15.1%保有しています。期間3年、クーポン3.5%の円債は魅力的です。1億円投資するとクーポン収入は年間350万円です。

 

リンク債などの仕組債やトルコ国債を購入するより安心です。リンク債は良い子は買ってはいけませんよ。ノックインすると悲惨。元本が吹き飛びます。

世界中の中央銀行(日本とトルコ以外)は金融引き締め政策をとっています。仮想通貨やNFTは売却したほうが良いでしょう。まだまだ下がるでしょう。

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誰か、株価を止めて!

2022-06-18 | 今日の東京市場
皆様お世話になっています。フェンダー・ストラトキャスター1961年MBSを買いました。
カッティングをした時の響きが良いです。今、修理中のTOKAIストラトST80 も良いですよ。
ネックの形状はST80がVに対し、1961年がU。ちょっと感覚が違います。
修理から戻って来たら弾き比べてみます。TOKAIのストラトも購入時より価格が上がっています。当時8万円でしたが、現在は10~20万円程度だそうです。価格を20万円とした場合のIRRは2.15%です。物価上昇を考慮するとマイナスですね。
 
株式市場
・ついに株式市場の調整がはじまりました。
株価は相対的なものなので、どの水準で落ち着くのかアナリスト予想はあてになりません。
リーマンショック後の株価下落時のPERを参考にするとSP500やダウは11倍程度がボトムでした。現在、両指数ともに16倍程度なので、下落余地はまだありそうですね。
 
 
EPSはSP500 が228.5、ダウが1920ドルです。PER11倍の水準はSP500 が2513.5、ダウが21,120ドルです。
私のポートは半導体銘柄の比率が高いので、毎日数百万円の利益が消えています。売却益よりも配当金と配当金成長を投資基準においているので仕方ないと思いポートを眺めています。
 
債券市場
・米国の2年、3年債の利回りが3%台に乗せています。機関投資家は株や社債から国債(2年、3年)に資金をシフトさせるでしょう。中期債は長期債よりも金利感応度が小さいため大やられはしません。わざわざ10年以上のリスクを取る環境ではありません。
日本では、7年国債が0.25%を上回ってきました。10年は日銀の指値オペにより0.25%が意識されなかなか上昇しない状況です。
一方、日本の物価は上昇傾向にあります。円安も加わり、企業物価は前年比+9.1%(5月速報)です。木材、石油、鉄鋼の上昇率が前年同月比20%超。特に木材は56%の上昇率です。
黒ちゃんどうするのでしょう。任期中は金融政策変更なし?
 
 
 
米国ではジャンク債が売られています。Tスプレッドが拡大中。グロース株はまだ売られそうです。
 
ビットコイン等の仮想通貨やNFTもオランダのチューリップのように暴落するでしょう。仮想通貨が火葬通貨となる前に投機されている方は現金化したほうが良いかもしれません。
 
株式市場はまだまだ不安定な動きが続きます。ダウ3万ドル割れは覚悟しましょう。
来週の株価はどこまで下がるか。買う材料は見当たりません。信用倍率が改善されないと日本株は反転しそうにありません。
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仕組債投資家の憂鬱、迫る恐怖のノックイン

2022-06-11 | 今日の東京市場
皆様お世話になっています。もうすぐ誕生日です。ギター(ストラト)をもう一本買おうかどうか迷っています。為替や世界のインフレ率をみていると、日本の物価が影響を受けていないうちに買ってしまったほうが良いのかと思っています。
香港に住んでいる友人が7月からの日本旅行が大人気だそうです。中でも、円安で不動産価格が下落しているため不動産購入ツアーが人気のようです。東京の物件がどんどん外国人に買われてしまいます。そのうち都心部は外国人によって占拠され、日本人が都心から追い出されてしまうかもしれません。10年後には東京でも米国のように地域ごとによって格差が生まれそうです。日本の株も円安で割安なので買ってくれないかなあ。

・仕組債投資家の憂鬱
株価が急落すると、憂鬱になるのは株式投資家だけではありません。特に憂鬱となるのは仕組債投資家です。仕組債はクーポンを高く設定するために、ノックイン・オプションを売っています。仕組債の対象となっている指数が一定水準まで下落すると、べらぼうに高い価格の指数に転換されます。個人的には日本株の下落はそれほど下がらないと思います。下がっても日経平均23000円ぐらいでしょう。一方、米国株はまだまだ下落余地があります。S&P500は15%~20%ぐらい下げ余地があります。S&P500 リンク債も多く起債されています。米国株指数のリンク債がノックインされる可能性が高いと思います。
仕組債を個人投資家は買ってはあかんです。悪いことばかり、仕組みを知っている投資家は買いません。償還かコールされるまでびくびくですわ。
仕組債の手数料は5%ぐらい抜かれています。場合によってはもっと抜かれています。
証券会社1億円販売すると手数料が500万円。投資家も金利の高さにつられ、償還(コール)されると同じような仕組債を安心して購入。その内、指数が暴落し、ノックインされ
元本が60%(ノックイン水準)まで減って始めてことの大きさがわかるという商品です。
有名な、ひろゆきさんが、お金持ちのところには証券会社がオリジナルの仕組債を組成してくれるから良いと言っていますが良いかもになっていることを分かってないです。彼はあまり金融に詳しくないと思います。金融については話半分として聞くようにしましょう。
青い目の悪魔が日本人投資家のお金をここぞとばかりにごそっともって行きそうな相場展開となりそうです。
無知な投資家は、トルコリラ建て債でやられ、仕組債でも大損。
債券の基本は国債金利をベースに考えましょう。国債よりも金利が高い債券にはリスクが高いということです。同期間の国債金利と1%以上乖離していたら立ち止まりましょう。
迷ったら相談にのるのでメールください。
私は証券会社で債券トレーディングや仕組債の組成やプライシングをしていた時期もあります。そこらの証券マンよりも詳しいと思います。

・2年米国債がついに3%台
CPIの結果を受け、世界中の国債金利が暴騰しています。米国2年債がついに3%台乗せ。
来週のFOMCで50bpの利上げはほぼ確定ですが、ドット・チャートの結果がどうなっているのかが注目です。
欧州国債の利回りも急騰。・ちょつと前までマイナス金利が当たり前だった欧州各国の国債利回りがプラスです。ドイツ2年債はすでに0.95%と1%に届きそうな勢いで上昇しています。
6月からQT(FRBの資産圧縮)が始まります。今後、社債のTスプレッド(国債との金利差)は拡大傾向にありそうです。つまり、グロース株はまだまだ下落しそうです。
株を買うなら配当成長が期待でき、売上成長が期待でき、市場占有率が高い銘柄を拾いましょう。
日本株も同様です。割高銘柄は早く外すようにしましょう。日本経済はデフレですが、マザーズ銘柄の多くはハイパーインフレ銘柄です。
仮想通貨も同様です。一般投資家の方は仮想通貨には手を出さないようにしましょう。

・出井氏がお亡くなりになりました
SONYの元CEO出井氏がお亡くなりになりました。私の中での出井氏の最大の功績は、辞任のタイミングです。当時、ソニーは転換社債を起債しており、償還が2005年3月末に迫っていました。確か金額が3000億円(?)。償還間際で、株価が転換価格に抑えられていて、ほとんど転換されないまま流通していました。3000億円どうするんだろう?と個人的にいろいろ考えていたのですが、出井氏が辞任、ストリンガー氏CEOに就任というサプライズ報道が流れると株価が急騰。CBの転換が一気に進み。CBは無事、自己資本に組入れらました。つまり、償還金をほとんど支払わずにすみました。
あの時の判断がソニーを救いました。CB市場ではソニーの奇跡として語り継がれています。
・藤井レシオ
株式投資尺度の一つに藤井レシオという私が考案した指数があります。これは、1年間の配当金額を1年間の株価標準偏差で割ったものです。
配当金が100円、株価の1年間の標準偏差が100円なら1となります。この場合、68%の確率で配当金額と株価の変動が同じ。つまり、配当金額で株価の変動をカバーできる可能性がある(絶対はありません)。
例えば、関電の配当金は年間50円、株価の標準偏差は79円です。藤井レシオは0.63です。
高ければ高い程、安全な銘柄と言えます。
*標準偏差は日々変化するで、トレンドが出始めると藤井レシオも影響します。

皆様お世話になっております。
ブログを更新しました。
https://tadd3.com/archives/1862

宜しくお願いいたします。

データ:Bloomberg

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オリックス個人向け5年債起債 どうよ?

2022-06-04 | 今日の東京市場
皆様お世話になっています。

配当金シーズンに入りました。今年は、配当金でギターと靴2足の修理を予定しています。靴は先週高島屋に持ち込み、1足がオールソール、もう1足はかかとの交換とメンテナンス、合計で7万円。2足とも15年以上履いている靴で仕上がりは7月半ばです。
ギターは、本日のバンド練習後、楽器屋さんに持ち込みフレットの交換をします。
このギターは1979年製。初のフレット交換です。ネックが曲がっているようで、見積もり額が8万円でした。

・米国株
リスクスイッチの切り替え速度が速くなってきました。個人的にはしばらく、米国株は下落を見ています。特に期待だけで買われてきたグロース株はあかんと思います。
私がハイテクバブルの時に買ったPLUGパワー予備軍がごろごろしています。何度も書いていますが、PLUGパワーは100株1万ドル程度で購入、減資の後、20ドル程度で売却しました。100万円が2000円になりました。あの時は、損益通算でうまく切り抜けました。
最近はハイテクだけではなく、コア銘柄も売られているので、株式から中期国債に資金が流入しているのでしょう。
基本、金利が上がれば株のアロケーションを減らし、債券比率を高めるのでその動きです。
2年が3%台に乗れば、株価は一段安となるでしょう。
米国IPOはボロボロ、ルネッサンスIPO指数が年初から46%下がっています。個人投資家の見方、ロビンフッドの株価は48.5%下落とナスダック指数の23%を大きく下回っています。
米株は割高な銘柄が目立っていますが投資をするなら復興関連銘柄が良いと思います。
日本株では大型割安かつ成長企業の銘柄が良いです。米国がクラッシュしてもそれほど売られるとは思いません。マザーズはあかんです。指数の組み換えが(算出基準の変更)控えています。








・為替
円がついに131円近くまで下落しました。インバウンドの方にとってメリットです。一方、日本にとっては輸入物価の上昇につながるためデメリットです。
下の図は商品価格(円貨換算と現地通貨)の年初来推移(昨年末=100%)です。円安が商品価格を押し上げていることがよくわかります。



・REIT
ホテルリートが堅調に推移しています。6月からついに観光が再開されます。円安の追い風もありインバウンド消費が期待できそうです。
ただ、ホテルリートは分配金利回りが低いので割高です。慌てて買う必要はありません。


・ビットコイン
FRBの金融引き締めが6月から本格的に始まります。この影響で仮想通貨市場が混乱するでしょう。個人的には0になってもおかしくないと思っています。
仮想通貨ファンの方は、仮想通貨からマネックスの株に乗り換えてはいかがでしょうか。
ビットコインとマネックスの相関は0.9程度と高い正の相関関係にあります。
メリットは、マネックスは株なので特定口座が使え、税率は約20%です。



・オリックスの新発5年個人向け社債
オリックスが206回個人向け債券を発行します。
・利率:0.2~0.5%(条件決定:9日)
・期間:5年
・額面:100万
同社の6年債がT+40程度、クーポンは0.4%前後に決まりそうです。
個人的には、預金よりはましですが、金利は日銀がゼロ金利政策を解除すると、上昇に転じます。
インフレ率はすでに2%です。
タイミング的には買わない方が良いと思います。元本は安全ですが、金利は今後下がりません。
投資しても利益が出る可能性はほとんどありません。
途中売却は可能ですが、売却すると元本割れはほぼ確実。
オリックス株の方が良いでしょう。配当利回りが3.49%、予想PERが9.3倍です。株主優待がなくなってしまいますが、株価は割安水準です。
 個人投資家は債券投資のタイミングではありません。

データ:Bloomberg
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