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東京市場

2008-03-31 | 今日の東京市場
今日の東京マーケットは期末の月末月曜と休みモード。株式はNYの流れから売られ、債券は先物中心、だれがこの時期にばたばたしてんだろうって見ていました。朝、債券は141円まで一気に上昇してあともみあって引け際大きく下落。高値から約60銭売られました。
今週は10年国債の入札を控えているので動きずらい環境です。いまのままだとクーポン1.3%がついてしまうので投資家にとってはあまり好ましくはありません、明日10年入札です。入札が終わると債券ラッシュ。東京電力、中国電力、四国電力と金利が低下しているうちにと今日電力会社3社の社債発行がきまりました。プライシングは10年電力の居場所が現在T+25 ぐらいのでですが、いままで東電のスプレッドMAXはT+22です。ただ10年国債の金利水準が低いため出来上がりは仮に25bpでも1.535%(290回1.285%)。
前回3月に発行された10年は1.591%(T+21)でした。市場は東電のスプレットが気になっているようです。
本日CDSはほんとうに閑散でした。出会いはインデックスが2回と個別銘柄1銘柄。すごいボラです。もっと安定してトレードされるといいのですが、こんなんでは機能しません。
明日から4月入りです。
気分一新で頑張りましょう。
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2008-03-30 | 初心者のための株式講座
前回はROEやROAについて書きました。しかしROEが高い銘柄が買われるということではありません。例えば日経225銘柄の中でROEが一番高い(Bloomberg検索エンジン使用)では千代田加工機(6366)のROEは35.51%株価の一年のパウォーマンスは-63%、日経平均が同期間で-27.4%、トピッツクスが-25.8%でした。2番目にROEが高い、いすゞ自動車は-14%、(ROE=35.47%)、もちろんオーバーポウォームしている銘柄もありまうす。例えばYAHOOはROE=34.79%(同期間のパウォーマンスは31.86%)と日経平均など指数をオーバーパウォームしています。
それでは今度はPBRで225銘柄をみてみましょう。225銘柄で現在PBRが一倍を下回っている銘柄が50銘柄以上あります。日産のPBRも1を下回っています。225の過去データを検証すると過去指数のPBRが1.2倍を下回ったことはありません(3月27日現在1.44倍)。そういう意味では日経225指数のPBRと個別銘柄のPBRを比較することで長期投資のタイミングをさぐるひとつの方法だと思います。ということはPBRが低くて、PERも低くてROEが高い銘柄を買えばいいのでしょうか? 5016の新日鉱HD、や1861の熊谷組がそれに該当しそうです、予想PERは5倍以下、ROE 20%前後 PBRは1を下回っています。
PBRのほかに配当利回りを基準に投資するという方法もありますが、配当金額が予想しにくいため過去の配当金で配当利回りを計算しますが、結構数字がぶれて危ない方法です。配当金はあくまでその期の利益の分配ですから継続と仮定しないほうがいいです。
ディフェンシブな指標として投資ものさしとして使用するならPBRが堅いでしょう。

最近花粉で体の具合がよくないです、早く花粉症がなくなればいいのにと思っていますが。
花粉症はお医者さんにとって季節特需!簡単に治すわけないか!
JRや高速道路のお盆ラッシュ、正月ラッシュと同じですからね。






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資本市場

2008-03-28 | 今日の東京市場
今日の東京市場は前場と後場で世界が違いました。前場はNYの流れからどんよりモード、それが後場はばら色。ただ大阪ヘラクレスには春はまだきていません。アジア本土株式が急上昇していたことを受け東京にも波及?それとも3月末の価格つくり(PL算出価格を高くしないと利益が減るため)か?どうでもいいですが、高くなるっていいことです。
ただ、この株式の上昇で債券は若干売られました。そういえば来週の2日には10年国債の入札があります。このままだと1.3%クーポン。1.3%という水準は2005年の6月以降の水準です。来週は起債ラッシュ、政保債、地方債などが発行されます。投資家は4月入り、投資家のもルンルン気分で債券を購入するでしょうか?
ところで本日債券市場で東京電力が新規発行のタイミングを探っているといううわさが流れていましたが、東京電力サイドはT+20 前半が発行ターゲットだったようでお流れになったようです。今の市場だと東京電力のレベルはT+25以上必要です。仕切りなおしとのことでした。今の債券環境は国債が強く、SWAPと国債の金利差が拡大しており、T銘柄でもLに引っ張れています。L銘柄が割安にはなっていますがなかなか買いに来ないようです。(今日の午後は事業債にも買いが入ったようです。)

最近米国と他の市場の関連性が薄くなってきたような気がします。本命はユーロ株式、資金の流れはどうもユーロへ向かっているようです。そんな匂いがしています。
しばらく米国株は買わないほうがいいと思います。(日本も)、米国GDP≦日本+ユーロ
という式がなりたちます。来週から第2四半期スタート、日本は新年度、みんなピカピカです。理
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今日の東京市場

2008-03-27 | 今日の東京市場
今日もつまらないマーケットでした。昨日の米国株式下落を受けて日本も下落、債券市場は債券先物と国債はしっかりしていましたがまたTLスプレッドがワイド化傾向にあってその他の社債はちょっと厳しそうです。4月からまた起債が始まりますがちょっと暗雲が?
昨日NYは株式安かったのですがメキシコとブラジルがしっかりしていたので今日の大陸市場には期待していたのですがほとんどの国がマイナス、特に中国本土がひどいです。
上海Aは5%以上下落しました。年初来パウォーマンスはベトナムがひどいですね、指数は-45%、次は上海総合で—35%。
米国のGDP=ユーロ圏+日本(ちょっと大雑把ですが)米国こけても日本とユーロ圏がしっかりすればいいのですが。日本の政治はもうぼろぼろ。日銀人事もなにもかもひどい。こんなひどい状態は戦後あったのでしょうか?
まだ経済人がしっかりしているので日本国はもっていますが、この国の行く末が心配です。為替が98円台にはいっています。ジムロジャース氏はドルが終わりだと言っていましたが円の方がやばいのではと個人的に思っています。人口は減るわ政治はぼろぼろだわいいとこないですね。
明日もこんな相場になるんでしょうね。

今日はジムで7キロ走って、その後ボクササイズでストレス発散だ!! 理
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今日の東京市場

2008-03-26 | 今日の東京市場
昨日のNYはよく戻したな~~と朝からちょっとびっくりしました。米国の住宅価格下落していたためにダウは一時100ドル程度下落していました。最近日替わりであがったら下がるの繰り返し。ただ昨日のヨーロッパやアジアの株式は腰がはいった買いがあったのでもしかしたらとちょっと期待していたのですが、今日は月内最終受け渡しなので明日からどうなるか?

CDS市場は消費者金融銘柄が債券スプレッドに修練してきました。ただまだソフトバンクやORIXはまだCDSと社債スプレッドは広がったままです。ORIXでは100bp程度、ソフトバンクで200bp以上広がったままです。CDSはタイトニングしているのですが今後の動きが注目されます。

債券はでは今日20年30年に売りが出ていたようです、5年ゾーンは投資家の買い(根付??)からしっかりしていましたが、債券市場も明日からの動きが注目です。債券も株式動向次第なので株式みてから!の動きとなるでしょう。

今日も疲れました。ヨーロッパ市場はマイナスからのスタートです。今日の米国では新築住宅販売件数、住宅ローン新生件数などが控えています。
米国の場合は経済統計データで債券や株式が大きく動きます。とくに毎月第一週金曜の9時30分(冬時間は10時30分)には雇用統計の発表があります。
大事な統計データ発表2分ぐらい前から市場は台風の前の静けさ。うんともすんとも言いません、が予想外の統計データが発表されるとマーケットは上下に大きく動きます、ファーストマーケットといってその荒れているときの価格は統計上にはのこりません、私も米債のトレードをしているときは四本値以外の価格で取引したことがあります。ロスカットオーダーがヒットすると値段の動きに拍車がかかり反対方向にもってかれると気絶しそうになります。これは悪夢だ!と何度おもったことでしょうか?
最近は米国の動きが気になるので家のBloombergに見入ってしまう毎日、ちょっと寝不足です。昔に戻ったように米債や米株とにらめっこの毎日です。
米債のトレーダの時はほぼ毎週金曜日の夜は会社に残って端末とにらめっこをしておりました、そういえば来週金曜は雇用統計の発表があります。米債金利はどうなるでしょか?
個人的には低下すると思います。

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株価動向

2008-03-25 | 今日の東京市場
今日の株式市場は海外市場でクレジットスプレッドがタイトニングしていたため株式市場には買い安心感がでていたようだ。また為替も100円台ということもハイテク銘柄に買い安心感がでていた。それでも日経225は前日比+2.12%、香港ハンセンは+4.5%、インド市場も+4%と日本市場のパウォーマンスはいまいちです。今日は久々に香港市場H株式の引けがよかったです。

債券市場は20年、30年ゾーンが堅調の推移していて事業債の出る幕はありませんでした。
ただ依然として30年国債とswapの金利差は逆転していて30年債には投資妙味がありそうです。
クレジット市場は米国でクレジット(特に金融機関)が大幅にタイトニングしていたため日本のクレジット市場も活況、商いを伴いながらクレジットは縮小していきました。(株式市場にとってクレジットが縮小することはよいことです。) 今日の東京株式市場はしっかり、後場に入ってから上げ足をはやめた。クレジット市場で

3月決算前ってこんなにつまらない日が続くのか、相場を眺めているとたまに気を失ってしまいます。

ところでエーザイの資金調達の話がヴェリダスに出ていたそうです。2000億円から3000億円米製薬企業MGIの買収資金だそうです。エーザイの貸借対照表の資本金は5600億円で現在長期借り入れはゼロです。いきなりDEレシオが上昇してしまいます。個人的にはこの円高を利用して高格付け企業は低金利で社債を発行してMAをする好意というのは株式市場にプラスになるのでいいことだと思います。日本企業が海外企業を買収するチャンスが到来です。(ドル圏)



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2008-03-24 | 今日の東京市場
クレジット市場は閑散、先週の大商いが嘘のようでした。ITRAXXは急低下週末は163bpが147bp程度までスプレッドは縮小、個別銘柄では商いが閑散でしたが、日産や大成建設などのCDSが50bp以上低下していました。CDSっていったい何者なのかよくわからなくなってきました。50銘柄を2%ずつ足し合わせた数字がITRAXXと言われているものですが計算しても合わないし、個別のプライスは業者によってばらばらだし、この市場をもっとポピュラーにするにはデータの開示が必要ですね。これだけCDSが騒がれているのだからもう一段のインフラが必要だと思います。

債券は金曜と同じ動き20年30年がしっかり、イールドカーブはフラットニングです。まだ30年はTLがマイナスなのでもう少し金利の低下余地がありそうです。先週から20年超の銘柄とそれより短い銘柄が分断化されてトレードされています。

今日は香港市場が休場の月曜日、まだ年度内受け渡しで投資家は動くことができません。
なにも面白くない相場でした。明日は他の楽しい相場になってくれるといいのですが?


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株式

2008-03-22 | 初心者のための株式講座
新聞紙上で株式のものさしとよく使われているものがPER、配当利回り、PBR、ROEなどです。

じゃどんな株がいいのか、株式投資とは結局は同業他社とそれぞれのレシオと成長率などを考慮して割高、割安を評価するのです。過去のデータなら簡単に分析できますが、今後の企業成長、企業の方向性などが株価には反映します。そこでコーポレートファイナンスの世界で企業の現在価値をいろいろなモデルで計算して株価を評価し、マーケットプライスと比較することもあります。

ちょっとおさらいします。
PERは基本的には予想PERを使います。予想というのは次回の利益はこんなもんだという数字を各企業は決算短信(ホームページで確認できます)を利益と仮定して計算します。

PBRは前期の貸借対照表ベースです。1倍をわれば割安だとされます。(前提にはM&A 株式時価総額が企業価値を下回っている状態)

配当利回りも基本は過去データです。収益によって前後するので注意が必要です。特に外国株は注意したほうがいいです、私は香港の株式を保有していますが、今回の配当金が、業績悪化で0.12HKから0.05HKと半分になりました。ちょっとショック。

次にROE(自己資本利益率)ですが、3つのレシオから計算されていると書きました。(もっと細かくすれば5つに分かれます)。
ROE=当期純利益÷自己資本=①(当期人利益÷売上高)×②(売上高÷使用総資本)×③(使用総資本÷自己資本) 

ROEが高いということは利益率があつくて、売上高回転率が高くて、財務レバレッジが高い企業のROEが高いということになります。すべてが高い企業なんてそうありません。
①②③の指数についてみていきましょう。

① 売上高利益率――この講座の初期にソニーと任天堂比のとおり高いほうが企業の自由度がたかく、この指数は投資対象としては絶対個人的にはずせない指数です。ウォーレンバフェット氏、もこの指数は絶対としています。

② 売上資本回転率――売上が総資本の何回しているかという指数。(資産の効率)ソニーも任天堂の0.75倍前後です、この指数の特徴としてスーパーなど薄利企業が利益の薄さを大量に販売することで利益の低さをカバーできているかという指数です。利益率が厚い会社でこの指数が高い企業があればグッドですがあまりきたことありません。たとえばポルシェのROEは56%ですが回転率は0.4倍です。

③ 財務レバレッジ---使用総資本÷自己資本 これは企業を安全面からみる指数です。株主のリスクは企業が倒産してしまうことです。倒産すると株価はゼロになってしまいます。

企業が業を営むのに他人のお金をどれだけ借りているかという指数です。この数字が高いと金利感応度が大きいということです、たとえば企業が傾きそうになりと銀行はお金を貸すのをとめてしまうか、金利の上乗せを要求してきます。また金融市場の動きに企業金融が左右されこればかりは企業はコントロールできません。そういう意味でこの数字があまりにも大きいと株価は上昇しません。かといって総資本全部が自己資本ということもありません。

企業の活動として、企業の利益率が6%だとします。この企業が資本市場から資金を3%で借り入れることができたら、3%でお金を借りてきて設備投資して6%の利益が得られたら3%(今回は税金を無視)もうかります。どんどんお金借りたり、債券発行すれば他人のふんどしで3%儲かりますが、ただ風向きが変わって売上が落ちたり、金融市場が混乱して調達金利が上昇したりしたら、逆回転がはじまります、そこでこのレバレッジについては適正数値は算出不可能です。ただ市場では2倍とか3倍以内に収まっている企業が多いようです。(電力などを除く)

ちなみに任天堂は1.3倍、ソニーは3.4倍です。
ソニーのROEは3.84%です。①0.015×②0.74×③3.4=3.84%です。利益率の低さを③のレバレッジでカバーしています。

任天堂のROEは16.8%です。①0.18×②0.71×③1.32=16.8%です。ソニーと回転率は同じです、レバレッジは低いですが利益率の高さがROEを押し上げています。
ROEが高い企業はいい企業ですが①から③のどの指数がROEを押し上げているかが大切です。




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2008-03-21 | 今日の東京市場
今日の東京市場はつまらなかった。休日の半ばでおまけに海外のメイン市場はお休み。こんなときは日本も休みにしてほしい。
クレジット市場はS8からS9へのロールが中心だった。
今日はでな動きをしていたのは債券市場、特に30年国債が今日飛びぬけて元気でした。今日のカーブは中期ゾーンから10年が上昇、20年、30年しっかり、カーブはフラット化。30年債などかえる投資家は限られています。
そういえば今日はスルガコープ2回債、残存期間2年が47円で売り物がでていました。最低単位が1億円ですが4700万円が2年後1億円です。いろいろと問題がある会社ですが。。。いちかばちか えいやーと勝負!!どうでしょうか??
それよりベアスターンズのサムライ債はL+400bpぐらいの水準です。こちらの方がかたいですよ。

今日は目がかゆくてかゆくて大変でした、そういえば昨日のTVで郷ひろみのライブやってました、昔は声がよく似てるといわれてよく歌ったものです。52歳であのパワーはすごい。ビリーを超越してます。私も頑張ります。



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2008-03-19 | 今日の東京市場
本日の東京市場は米国でFEDレートが75bp低下し、株式が暴騰していたことから日本も堅調なスタートとなった。クレジット市場も米国でリーマンのCDSが100bp以上低下していたためクレジットにも安心感が漂っていました。
225平均株価のうち196銘柄が上昇しました、ただ先物が中心、ディーリング色が強い市場です。
債券市場は今日も派手な動きをしていました。今の債券市場は期間を3つに分けて考えたほうがよさそうです。市場分断仮説という考えです。①5年ゾーン②10年ゾーン③20年30年ゾーンです。東京市場OPENあとは①と②は弱く、③がめちゃ強かった。とくに30年27回債は10bp低下。(こんな動きは普通しません。異常です。)
後場になって為替が99円を割り株先が下落してくると今度は②の10年が大暴れ!急騰
引けにかけて債券先物が売られてくると②も売られてきました。
今日の相場は、株先、債先、5年ゾーン、10年ゾーン、20年超、為替 とこれらが順繰りから回って動いておりました。みてて飽きない市場でしたが参加者は大変だったと重います。
中国本土も久々のプラスといい感じです。ただこの米国金融緩和効果がいつまで続くかが問題です。過去のFFレートのインパクトで一番長く株式に影響を与えたと思われるのは直近では2007年9月このときFFが低下したあと1ヶ月程度株価は堅調でした。はたして今回は何日もつか??
病巣は地価下落。地価が上昇しないと根本的な解決になりません。理
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