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やっとスタートラインに立った日経平均

2024-02-25 | 今日の東京市場

祝 日経平均史上最高値! 予想通りNVDAの好決算を受け日経平均が高値を更新。やっとスタートラインに立ちました。この相場にうまく乗れるかどうかが、勝負に勝てるかどうか。S&P500やオルカンばかりに投資しないで、日経平均インデックスに投資したほうが資産を効率的に増やすことが出来そうです。

 

理由

  • 日経平均が割安。図は日経平均とS&P500 指数のイールドスプレッドの推移です。

日経平均のイールドスプレッドは3.7%、S&P500 は0.4%です。日銀がゼロ金利政策を解除したところでスプレッドは2.5%~3%で推移することでしょう。

  • 日本株にはPBR1割れで好業績企業がまだまだ多く放置されています。市場が崩れる場面ではPBR1倍割れ銘柄への資金シフトが考えられます。

  • 図は1990年以降の世界各国の株式指数推移です。騰落率は、ダウが1300%、ドイツが870%、フランスが300%、カナダが430%、日経平均はまだ4%です。

日本はデフレからインフレにシフトしました。個人金融資産’の現預金は約1100兆円。

  現金の価値は低下するため、株式市場への資金シフトが進むでしょう。

 

2 半導体関連銘柄の行方

東京エレク、アドバンテスト、SCREEN HDなど半導体銘柄が活況です。年初来騰落率はSCREENが66.7%、アドバンテストが47.7%、東京エレクが44.8%、米国のNVDAは59.1%、AMAT21.8%、AMDが19.7%です。

予想PERは、SCREENが29倍、アドバンテストが80倍、東京エレクが51倍、AMATは23.7倍です。NVDAが33倍なのでエレクやアドバンテストには割高感があります。SCREENは日本基準ではまだ買われそうですね。

半導体は日本の国策、北海道や九州には半導体工場建設ラッシュ。

3月25日から日経半導体指数が公表されます。指数は時価総額上位30銘柄で構成され、今後はETFや投資などの設定が予想されます。半導体市場規模は今後も拡大傾向にあるのでまだ半導体関連株の上昇余地はありそうです。

 

3インド株

インド株はインフレ関連銘柄が買われています。年初来騰落率はセンセックスやNifty50

が2%程度ですが、インフラファンドの多くは10%超え。投資するならインフラファンドですよ。

 

証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)

国際公認投資アナリスト(CIIA)

AFP

藤井理

 

データ:Bloomberg

 

 

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やっとスタートラインに立った日経平均

2024-02-25 | 今日の東京市場

祝 日経平均史上最高値! 予想通りNVDAの好決算を受け日経平均が高値を更新。やっとスタートラインに立ちました。この相場にうまく乗れるかどうかが、勝負に勝てるかどうか。S&P500やオルカンばかりに投資しないで、日経平均インデックスに投資したほうが資産を効率的に増やすことが出来そうです。

 

理由

  • 日経平均が割安。図は日経平均とS&P500 指数のイールドスプレッドの推移です。

日経平均のイールドスプレッドは3.7%、S&P500 は0.4%です。日銀がゼロ金利政策を解除したところでスプレッドは2.5%~3%で推移することでしょう。

  • 日本株にはPBR1割れで好業績企業がまだまだ多く放置されています。市場が崩れる場面ではPBR1倍割れ銘柄への資金シフトが考えられます。

  • 図は1990年以降の世界各国の株式指数推移です。騰落率は、ダウが1300%、ドイツが870%、フランスが300%、カナダが430%、日経平均はまだ4%です。

日本はデフレからインフレにシフトしました。個人金融資産’の現預金は約1100兆円。

  現金の価値は低下するため、株式市場への資金シフトが進むでしょう。

 

2 半導体関連銘柄の行方

東京エレク、アドバンテスト、SCREEN HDなど半導体銘柄が活況です。年初来騰落率はSCREENが66.7%、アドバンテストが47.7%、東京エレクが44.8%、米国のNVDAは59.1%、AMAT21.8%、AMDが19.7%です。

予想PERは、SCREENが29倍、アドバンテストが80倍、東京エレクが51倍、AMATは23.7倍です。NVDAが33倍なのでエレクやアドバンテストには割高感があります。SCREENは日本基準ではまだ買われそうですね。

半導体は日本の国策、北海道や九州には半導体工場建設ラッシュ。

3月25日から日経半導体指数が公表されます。指数は時価総額上位30銘柄で構成され、今後はETFや投資などの設定が予想されます。半導体市場規模は今後も拡大傾向にあるのでまだ半導体関連株の上昇余地はありそうです。

 

3インド株

インド株はインフレ関連銘柄が買われています。年初来騰落率はセンセックスやNifty50

が2%程度ですが、インフラファンドの多くは10%超え。投資するならインフラファンドですよ。

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エヌビディアの好決算で日経平均は一気に4万円台

2024-02-17 | 今日の東京市場

日経平均が急伸し、史上最高値3万8,915円にあと50円に迫る場面がありました。

来週21日にエヌビディア決算が控えています。決算がコンセンサスを上回れば、半導体銘柄の一段高が期待でき、日経平均は4万円台に乗せることでしょう。良い決算内容だと良いです。

 

・東証REITと不動産

東証REIT指数が年初来5%の下落とREITから資金が流出しています。REITの指数には、商業・物流、オフィス、レジデンスの3種類が上昇していますがいずれも下落中。

一方、東証不動産指数は堅調に推移。昨年の10月ごろから逆相関の動きが確認できます。

REITは分配金利回りが高いものの、価格上昇率が株より劣るためREITから株式に流れているものと考えられます。

・来週の日本株

 

来週の日本株はエヌビディアの決算内容次第です。コンセンサスを上回る好決算が発表されれば、ハイテク銘柄中心に続伸、一方、こけてしまうと、ハイテクからバリューに資金が流れるでしょう。

PBR1倍割れの銘柄で、好業績企業の株に投資すると大やけどはしないと思います。

・インド株

インド株式指数はセンセックスやNifty50の年初来騰落率はそれぞれ0.25%、1.4%と今一つです。今年のインド市場では、超大型銘柄よりも、中堅クラスの銘柄が買われています。

投資する場合は、インデックスファンドよりもアクティブを選ぶと良いと思います。

私は毎年40万円、インドのアクティブファンドに10年投資し、20年後から元本40万円を解約するつもりです。インドは2036年のオリンピック開催を目指しています。

インドのインフラはデリやムンバイでも一部を除き、がたがた。インフラ企業は今後も伸びることでしょう。

・ただしファンド

ただしファンドは今年も絶好調。年初来騰落率は28.9%(日経平均:15.61%、MSCI World:

3.8%)です。

データ:Bloomberg

 

証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)

国際公認投資アナリスト(CIIA)

AFP

藤井理

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ARM急伸で孫さん大喜び!

2024-02-10 | 今日の東京市場

アームの好決算が好感され、ソフトバンクG(SBG)の株価が急伸。株価は一時3年ぶりの8,000円台に乗せました。時価総額はARMが17.69兆円、SBGは11.74兆円です。子が親を約6兆円上回っています。SBGはAI関連のベンチャー企業に多額の投資をしてきました。孫さんの鼻息が荒くなりそうです。元気な孫正義が株主総会で見られるのでしょう。

残念ながら私は株主総会に出席できません。先日、最後の100株を売却してしまったためです。

理由は、孫さんがケチなこと(配当成長率が低い)、期待成長が予想できないためです。年間配当金は2017年からずっと44円。ソフトバンク(携帯)上場時に株主還元がなかった。社債発行時には幹事会社に手数料を大盤振る舞いなんですが、配当は少し。バークシャは配当を出していませんが株主総会で生バフェット氏に会えます。バフェット氏のランチチケットは1,900万ドル(当時25.6億円)で落札されています。孫さんとのランチMeetingに25億円払う人いますか?

SBGは投資会社なので、私のポートのヘッジにならないためです。

・半導体バブル発生か

NVDA株が飛ぶ鳥を落とす勢いで上昇しています。予想がつきません。AI関連、AI投資が進む中AIファンドが先頭にたって買っているのでしょう。

日本では東京エレクやアドバンテスト、SCREEN HDなどが急騰しています。これは半導体バブルか?

そこでハイテクバブル時(1991年1月から2000年4月末)を検証してみましょう。日経平均の上昇率は35.83%。ソフトバンクの騰落率1075%、安川電気が697%、コナミ

535%、東京エレクトロンは300.22%。

当時、相場の最終局面では燃料電池関連銘柄が暴騰しました。たった3カ月で10倍近くに上昇した銘柄もありました。相場の最終局面では小型銘柄が物色されます。

現在、日本市場は大型銘柄が物色の対象です。まだ、小型株は上昇しておりません。

つまり、まだまだ相場の上昇は期待できそうです。

ADR市場では東京エレクトロンの株価が31,234円(東京比1479円高)、アドバンテストは同155円高。来週37000円を固め、3月にかけては史上最高値を更新することでしょう。

まだバスは出発したばかりですよ。

・インド株

引き続き、インフラ関連銘柄が買われています。

 

 

 

データ:Bloomberg

 

証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)

国際公認投資アナリスト(CIIA)

AFP

藤井理

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日はまた昇る日本株  

2024-02-03 | 今日の東京市場

楽天がドル建て3年シニア債を起債しました。条件はクーポン11.25%、発行価格97.83、

償還2024年1月30日、T+803bp 最終利回り12.125%、発行額18億㌦(約2660億円)です。円での調達コストは7.2% T+710bp ぐらいです。すごい水準です。

今年から来年にかけて社債の償還が続きます。次の償還は6月25日の8回債と11回債。

クーポンは8回債が0.32%、11回債は0.25%。現在の利回りは3.945%(JSP)。借換債なら大幅なコストUP。

楽天円債利回り推移

楽天社債のTスプレッド推移

・日本株

日本株指数でCORE30の騰落率(年初来)は9.32%と好調です。構成銘柄の中で最も騰落率が高い銘柄と騰落率は日立の17.65%、次が伊藤忠の16.96%です。騰落率上位10銘柄の内、今年史上最高値を更新した銘柄は日立、伊藤忠、任天堂、三菱UFJFG、トヨタ、三菱商事など。大型優良銘柄が物色されています。こういう買い方は海外の年金でしょう。

長期資金なので、簡単に相場は崩れないでしょう。

雇用統計の数字を見る限り、年中旬の政策金利の引き下げは期待薄。米国株は昨日買われていましたが、ドッカンと落ちるかもしれません。

日本株は売られたら買いのスタンスで挑みましょう。日本株の上昇はこれからですよ。

2024年末は45,000円。PBR1倍割れ、配当金や売上高が成長している銘柄が良いです。

PBR1倍割れ銘柄の例

割安銘柄(大阪ソーダ除く)の配当利回り推移

・インド

センセックスやNifty50の年初来騰落率はほぼ0%と元気がありません。しかし、個別企業はインフラ関連が急騰しています。

BSE500指数の年初来上昇率TOPはNBCCの107.48%、2位がInfibeam Avenues Ltdの79.76%、3位はインド鉄道金融公社の70.11%です。建設関連や鉄道会社などが急騰しております。

外国人はインド株に直接投資できません。米国ADRは投資可能ですが、上記の銘柄は取引されておりません。日本からの投資はファンドとなります。

インドではインフラ銘柄が急騰中

インドファンドの価格推移(昨年末=100)

 

 

 

来週の日本株、強そうですね。3月末には日経平均が史上最高値を更新していることでしょう。

 

データ:Bloomberg

 

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AFP

藤井理

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