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日本株は、し・こ・み・ば!

2024-10-19 | 今日の東京市場

 

米国株は好調な一方、日本株は上値が重いです。日本株は選挙が終わるまでの辛抱です。

中国は、やはり下げました。大手不動産企業の万科企業の株価は高値から44%下落しましたよ。中国株は今後もババ抜き合戦が続くことでしょう。まともな投資家は参戦しません。

中国は頭を変えなきゃダメです。

 

〇中国株・・・短期売買 ETFが面白いかも

中国ETFは米国市場で取引されています。今週の上昇率は4.28%、香港ETFは2.48%。トルコがマイナス2.5%、インドは0.1%です。

中国株で一儲けしたい投機家の方は個別より米国上場ETFが適していると思います。

中国のファンダメンタルズはほんとに悪いです。

不動産市況が回復するのに数十年はかかりそうです。

 

〇日本株

選挙後に期待。今のうちに割安大型を仕込むチャンス。PBR1倍前後、増収、配当利回りが高い銘柄はたくさんあります。今買わないでいつ買うの?

5大商社株の一角、住友商事のPBRは0.85倍。バフェットさん、買い増ししないの?

今週、日本生命が下期運用計画を発表。日銀の金融政策については年始に25bpの利上げ、来年度はさらに2回の利上げを予想。10年債利回りが1.4%に上昇すると予想。個人的には1.8%ぐらいまで上がっても良いと思っています。

低利回り社債の売却を進め、残高を圧縮するようです。

売却が始まると高格債のTスプレッドが拡大しそうです。これは株価にはネガティブ材料です。

来年も小型株は厳し年となりそうです。

 

〇インド

今、インドでは株式投資がブームとなっているそうです。ちょうど、1980年代のNTT上場時のような状況のようです。

インドは中間所得層が増加傾向にあります。インドでは携帯電話の普及率は高いものの、車、エアコン、冷蔵庫の普及が遅れています。まるで戦後の日本のような状況です。

私はNISA成長枠で、インドインフラファンドに20年間毎年40万円を投資する予定です。

20年後の80歳から額面40万円を取り崩します。そのころには40万円が400万円ぐらいになっているでしょう。そのころにはルピーが解禁されルピー高も期待できるからです。

つみたてNISA対応の投信も1銘柄あるので、月1000円からでも初めることができます。

データ:Bloomberg

証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)

国際公認投資アナリスト(CIIA)

AFP

藤井理

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ドル急伸!日経平均先物は1000円高!来週は買い気配スタート!

2024-10-05 | 今日の東京市場

米国雇用統計で、時間当たり賃金が上昇。雇用統計は景気回復を示していましたが米国債金利が急騰。米国2年債利回りは前日比21.6bp、10年債が12.1bp上昇。為替市場ではドルが急伸し、ドル円は148円台後半で推移しています。

ドル円推移

米国株式市場は続伸、ダウは終値ベースで史上高値を更新。日経平均先物も1000円買われています。来週日本株は強そうです。

 

〇中国株・・・中国株はお祭り騒ぎ

中国株が急伸しております。本土市場は休日ですが、香港市場で株式指数が急騰。米国市場でも中国ETFは上昇し、年初来上場率は48.6%と、インドの17.3%を大きく上回っています。

 

エマージング指数では、EXチャイナが売られ、中国を含むETFが急伸。

ヘッジファンドがイナゴの大群のように中国株に群がっています。ババ抜きゲームがはじまっています。個人投資家の方が参加する場合は短期売買に徹したほうがよいと思います。

 

年金など最終投資家は習近平政権の中国には投資できないので、この勢いはいつもでも続かない可能性が高いと思います。

 

〇日本株

ダウが史上高値を更新する中、日本株は元気がありません。個人的に押しているコマツの株価は低迷中。

建機市場TOPのキャタピラーの年初来株価上昇率は42%、コマツは10%。円換算株価倍率は14.5倍に拡大しております。

キャタピラーとコマツの騰落率(昨年末=100)

時価総額はキャタピラーが28.6兆円、コマツは3.95兆円です。キャタピラーの純利益はコマツの4倍程度です。

キャタピラーとコマツの時価総額(円換算)

キャタピラーとコマツの純利益(円換算)推移

PERはキャタピラーが17.5倍、コマツは11倍。

コマツは世界第2位の建機メーカー。この差は? 

あまり株価が低迷しているとどこかに買収されてしまいますよ。

 

ドル円が148円台。日経平均先物(大阪)は1000円高の39560円です。

来週の日本株は買い気配から始まる銘柄が多いことでしょう。

 

長期投資家の方は引き続き、PBR1倍前後で利益成長が期待できる銘柄の押し目を拾いましょう。

 

 

 

〇中国 

ババ抜き相場だと思います。ヘッジファンドの騙しあい相場。個人の新規マネーでの参加は控えたほうが良いと思います。

 

〇インド

一部のマネーがインドから中国に流れているようです。そのうち戻ってくるので、

インド株は押し目買いのチャンスです。

今週BSE小型株指数の構成銘柄で騰落率が最も高かった銘柄はIIFL証券で、騰落率は21.76%(小型指数マイナス1.9%)。

IIFL証券の時価総額は2,166億円、売上は377億円で利益が89億円です。

 

 

 

 

データ:Bloomberg

証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)

国際公認投資アナリスト(CIIA)

AFP

藤井理

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