米国株は好調な一方、日本株は上値が重いです。日本株は選挙が終わるまでの辛抱です。
中国は、やはり下げました。大手不動産企業の万科企業の株価は高値から44%下落しましたよ。中国株は今後もババ抜き合戦が続くことでしょう。まともな投資家は参戦しません。
中国は頭を変えなきゃダメです。
〇中国株・・・短期売買 ETFが面白いかも
中国ETFは米国市場で取引されています。今週の上昇率は4.28%、香港ETFは2.48%。トルコがマイナス2.5%、インドは0.1%です。
中国株で一儲けしたい投機家の方は個別より米国上場ETFが適していると思います。
中国のファンダメンタルズはほんとに悪いです。
不動産市況が回復するのに数十年はかかりそうです。
〇日本株
選挙後に期待。今のうちに割安大型を仕込むチャンス。PBR1倍前後、増収、配当利回りが高い銘柄はたくさんあります。今買わないでいつ買うの?
5大商社株の一角、住友商事のPBRは0.85倍。バフェットさん、買い増ししないの?
今週、日本生命が下期運用計画を発表。日銀の金融政策については年始に25bpの利上げ、来年度はさらに2回の利上げを予想。10年債利回りが1.4%に上昇すると予想。個人的には1.8%ぐらいまで上がっても良いと思っています。
低利回り社債の売却を進め、残高を圧縮するようです。
売却が始まると高格債のTスプレッドが拡大しそうです。これは株価にはネガティブ材料です。
来年も小型株は厳し年となりそうです。
〇インド
今、インドでは株式投資がブームとなっているそうです。ちょうど、1980年代のNTT上場時のような状況のようです。
インドは中間所得層が増加傾向にあります。インドでは携帯電話の普及率は高いものの、車、エアコン、冷蔵庫の普及が遅れています。まるで戦後の日本のような状況です。
私はNISA成長枠で、インドインフラファンドに20年間毎年40万円を投資する予定です。
20年後の80歳から額面40万円を取り崩します。そのころには40万円が400万円ぐらいになっているでしょう。そのころにはルピーが解禁されルピー高も期待できるからです。
つみたてNISA対応の投信も1銘柄あるので、月1000円からでも初めることができます。
データ:Bloomberg
証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)
国際公認投資アナリスト(CIIA)
AFP
藤井理