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資本市場

2009-10-20 | 今日の東京市場
株式とCB
平均株価は米国市場の流れを受け堅調に推移し、本日は100.33円高の10336.84円で引けました。ただ出来高概算は昨日より少なく18億77百万株(1部上場)。4月から1部上場銘柄の出来高平均が22億13百株です。なかなか出来高が増えません。一方、ブラジルの株式市場は活況、昨日の出来高は平均の5.1倍に増えています。特にオリンプック確定後の出来高は急増、資金が流入しています。ブラジル株式指数であるボベスパ指数は67239.45ポイント、高値が2008年5月につけた73516.8125です。高値の91.46%まで指数は戻しています。ブラジルの銘柄は米国に上場している銘柄が多々あり個別投資も可能です。
日本の市場はほんとにつまらないですね。
本日、平均株価の寄与度が高かった銘柄は京セラ、ファーストリテイリング、ファナックの順でした。最近ファーストリテイリングの株式は順調ですね。H&Mに追いつけ追い越せ!の勢いです。
昨日高値で引けた東芝は本日高値541円まで付け引けは525円でした。ユーロ円CBの行使価格が542円です。CB価格は114.50円、かい離率は18.21%なのでまだ転換はされる水準でありません。ただし、株価が上昇すればかい離修正が起こりやがて株式への転換が始まります。注意が必要です。

債券
本日、トヨタファイナンスの3年債と5年債が発行されました。条件は両銘柄ともにT+16bp。
前回6月に発行された5年債がT+20bpでしたから4bp縮小しています。最近発行された関西電力がT+12bp(これは販売に苦戦したようです)より4bp高い水準です。投資家層は中央の年金基金が中心ですが販売状況は聞こえてきませんでした。

CDS
本日、アイフルとパイオニアのCDSの出合いが確認されています。アイフルは5年、アップフロント65%です。これは契約時に想定元本の65%を保険料としてまず支払い、その後、3カ月ごとに想定元本の5%を支払うという契約です。出合いは、プロミス:1200bp(1200bp)、ホンダ:64bp(65bp)、近鉄3年:55bp(55bp)、アイフル:Up Front 63%(NA)、パイオニア2011年4月:Up Front18.5%(NA)、メイン・50銘柄はS12:120bp→119bp→120bp(125bp)、S11:185bp(194bp)が確認されています。

為替
ドルの頭が重いです。ドル円は朝方90.80円までドルが買い戻されていましたがその後は下落、現在90円前半で推移しています。シカゴオプション市場では円コールボラが下落、円プットボラが上昇しリスクリバーサルは1.75%まで縮小しています。
その他、ユーロ、豪、ウォンは堅調に推移しています。

本日火曜日は仲間と勉強会を開いています。また本日はうれしい話がありました。私の後輩の就職先が決まりました。最近、彼はへこんでいたのでよかったです。今日、勉強会が終わった後、お祝い会に参加してきます。 理
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