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米国株より日本株、来年日本株が暴騰する  かも

2023-10-28 | 今日の東京市場

日本株は売られたら買い。

 

株式投資の基本は売られたら買い。新NISAがスタートは、日本株の夜明けだからです。

近隣のレストランは値上げラッシュ。近隣のレストランの値上がりが著しいです。今まで1000円だったカレーうどんが1350円に、インド料理屋さんも20%ぐらい値上がり。

コストプッシュインフレが進んでいます。現金もっていても実質価値が下がるばかりです。

新NISAを機に株式投資を始める方が増えることが予想されます。株式はインフレに強い資産だからです。

 

日米主要株価指のイールド・スプレッド推移(%)

・イールド・スプレッドから見た日本株

ここでいうイールド・スプレッドとは、10年国債利回りから益利回り(PERの逆数)を引いた値を差します。図は日米主要指数のイールド・スプレッドの推移です。マイナス幅が大きいほど株式が割安です。日米指数のスプレッドは米国ダウがマイナス0.48%、S&P500がマイナス0.41%、日経平均がマイナス3.97%、TOPIXはマイナス5.94%です。

米国10年国債利回りが上昇したため、米国市場では株が割高にあることを示唆しています。一方、日本市場は10年国債利回りが落ち着いているため株式市場に割安感があります。

 

・何に投資する

純資産倍率(PBR)1倍割れで、配当利回りの高い企業に投資しましょう。

図はPBR1倍割れ企業の一部銘柄とそれらの配当利回りの推移です。

PBR1倍割れ企業の例

 

配当利回り推移(%)

 

 

・米国

米国では企業決算が本格化しています。個人的に気になっているPCARが好決算

発表し、株価は先週2.1%上昇しました。31日にはキャタピラーが決算を発表します。

予想EPSが4.63ドル、調整後のEPSは4.76ドル、売上予想は16.113BLNです。

PCARとキャタピラーは連動性が強いので個人的に決算に期待しています。

キャタピラーの株価は先週4.2%下落しています。31日が楽しみです。

 

株価推移(先週比、昨年末=100)

 

四半期ベースの売上高推移(円)

 

純利益率推移(%)

 

・トルコ

トルコ政策金利を35%(に引き上げましが通貨は若干下落しています。インフレ率が61.5%と高止まりしているためです。インフレ率の低下が鮮明になればトルコリラが反転するでしょう。

トルコの政策金利とCPI(%)

・インド

センセックス、Nifty50指数ともに2.5%程度下落。

HDFC銀行は年初来安値を更新しました。

インド株(ADR)と指数の推移

 

 

 

証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)

国際公認投資アナリスト(CIIA)

AFP

藤井理

データ:Bloomberg

 

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Tadashiポートの成績発表

2023-10-22 | 今日の東京市場

Tadashiポートの成績発表

 

米ハーバード大学寄付基金の運用成績がプラス2.9%(2022年7月-2023年6月)という記事がBloombergに出ていました。他のアイビーリーグよりも良い成績だったようです。

この期間の、ダウ平均はプラス10%、S&P500がプラス16%、ナスダックはプラス23%だったので大幅にアンダーパフォームしています。

運用の失敗はベンチャーキャピタルなどオルタナティブ資産のリターンが失速したためだそうです。

中身をみてみないと何ともえませんが、リスクが分散されていなかったのでしょう。

ちょっと情けない数字です。

先進国化t国の株式指数推移(2022年7月-2023年6月、2022年7月1日=100) 

7月に公表された2022年度日本の「大学ファンド」の運用成績はマイナス0.6%とこれも情けない数字です。運用担当の技量が疑われてしまいます。

Tadashi Port と指数の推移(2022年7月-2023年6月、2022年7月4日=100)

私のTadashiポートの成績(2022年7月-2023年6月)はプラス48%です。銘柄数は35柄(投資対象は世界の大型優良銘柄)に投資しています。

今年のリターンはいまのところ35%程度です。本格的に運用を開始した2018年6月からの騰落率は114%程度です。運用スタンスは「市場規模拡大が期待できる業界の雄一無二の割安銘柄に投資する」「割高な銘柄には投資しない」「バイ・アンド・ホールド」です。

トマ・ピケティの法則r>gを実感しています。

Tadashi Port 2018年6月から現在まで (スタート=100)

 

証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)

国際公認投資アナリスト(CIIA)

AFP

藤井理

データ:Bloomberg

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テスラ株は、まだまだ割高

2023-10-21 | 今日の東京市場

 

テスラの株価が決算内容を受け、前週比12%下落しました。テスラは今週、第3四半期決算を発表したので、簡単に内容を見てみましょう。

テスラは相次ぐ値引き販売でシャア拡大を目指していますが、今回の決算においてこの戦略により利益率が悪化。テスラプレミアムがはげ落ちています。今後もこの流れが続きそうです。テスラの株価はまだ割高なので、今後も下落するでしょう。手を出してはいけない銘柄の一つです。

 

1売上高

図はテスラ、トヨタ、本田技研、フェラーリの売上高推移です。テスラの第3四半期の売上高は233.5億㌦(前年同期比8.8%増)でした。

2売上高利益率(%)

図は売上高利益率の推移です。ピーク時には30%近い数字だったテスラの粗利は17.89%まで低下しています。他社の決算が出揃っていないので、前期ベースの比較になりますがトヨタや本田の利益率を下回っています。

3純利益率(%)

図は純利益率の推移です。テスラの純利益率の低下が目立っています。一時17%程度だった利益率は7.9%まで低下。トヨタの12.4%、フェラーリの22.6%を大きく下回っています。

 

4テスラよりトヨタ

円安の影響もありますが、上の図からトヨタの勢いが読み取れます。テスラに投資するより、トヨタに投資をした方が良いでしょう。各社のPERはテスラが52.73倍、トヨタが11.05倍(予想PER)、本田が8.4倍(予想PER)です。

 

 

今週のインド株

センセックスが前週比1.34%、Nifty50指数は1.06%下落。個別ではウィブロが前週比5.1%下落。

 

 

証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)

国際公認投資アナリスト(CIIA)

AFP

藤井理

データ:Bloomberg

 

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300ドルでフェラーリのオーナーに

2023-10-14 | 今日の東京市場

友人がフェラーリを購入したので、運転をさせていただきました。以前F430 を購入しようと思ったことがあり、現金を用意したのですが財産分与でその金額すべてお渡しすることになり購入を断念しました。

フェラーリを購入すると調子に乗ってアクセルを踏みこみ事故を起こす可能性が高いので良かったと思っています。

 

フェラーリのエンジン音と加速力、良いですね。事故が怖いので代替として株に投資しようかと考えています。フェラーリ(RACE)はADR銘柄なので、日本人投資家も1株から投資可能です。10月13日の終値は312.02ドルです。

 

フェラーリ株投資の前にフェラーリとトヨタ、テスラの株価水準や財務を比較してみました。

フェラーリの強みは利益率の高さです。売上総利益率が50.72%、純利益率は22.61%と、テスラやトヨタの2倍以上の水準です。さすがフェラーリですね。

 

株価の水準として予想PERは45.8倍とテスラ76.28倍より低いものの割高です。

配当利回りは0.64%と低いですが、配当金額は上場以来増加しています。

3社の株価の水準はフェラーリが割高、トヨタが割安、テスラは高すぎ。

投資戦略として、

テスラは利益率が低下傾向にありトヨタを下回っています。テスラの株が割り高なので、プットを購入すると儲かりそうですね。株式投資をするならトヨタです。

 

 

 

予想PER(倍)

配当利回り(%)

売上総利益率(%)

純利益率(%)

フェラーリ

45.80

0.64

50.72

22.61

テスラ

76.28

N.A

18.19

10.84

トヨタ

10.12

2.23%

19.56

12.43

 

 

今週のインド株

 

 

 

証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)

国際公認投資アナリスト(CIIA)

AFP

藤井理

データ:Bloomberg

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日本株、バーゲンセール開催中

2023-10-07 | 今日の東京市場

日本株市場は、投資チャンス到来。

 

理由1)イールド・スプレッド

長期金利から株式益利回りを差し引いたイールド・スプレッドは米国がマイナス0.25%、日本はマイナス4.0%です。米国株に比べ、日本株が割安な状況にあります。

理由2)新しいNISA

来年から始まる新しいNISAは、非課税期間が恒久的になったこと、非課税投資上限額が引き上げられたことで、日本では投資ブームが起きると可能性があります。

 

理由3)インフレ

日本の家計の金融資産は2,115兆円。このうち、現預金が1,117兆円で金融資産全体の52.8%を占めています。株式等は12.7%とです。ウェルスナビによると、米国個人金融資産の内訳は、預貯金が11.8%、株式等が53.4%です。

日本はデフレから脱却、インフレ時代に入っています。インフレ時、現預金では実質価値が低下します。インフレに強い金融商品は株式投資です。インフレにより、現預金から株式への資金シフトが起きそうです。

 

理由4)年金の中国株からの撤退

中国株式市場から、世界の年金が撤退していることも日本株にはプラス。年金は日本株のウィトを引き上げる可能性が高いです。

 

日本株が上がらない理由が見当たりません。日本株が下落している今が投資のチャンスですよ。日本株のウィエイトを引き上げましょう。

 

・なにを買ったら良いか

投資にはリスクを伴います。リスクが比較的小さい銘柄としてPBR1倍割れで、売上成長が見込める企業の株です。お金があれば本田技研買いたいなあ。

インバウンド関連も良いですよ。個人的にはANAの復配にかけております。株価3500円程度でCB転換が始まる可能性があるので、株価がこの水準を意識しています。復配が発表されたら株価上昇とともに転換が進むでしょう。JR関連の割安です。

JPXも面白そうです。株式投資がブームになれは取引所が儲かります。すでに株価は史上高値を更新。

 

・今週のインド株

インドも良いですが投資先が限定されています。

 

 

 

 

 

証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)

国際公認投資アナリスト(CIIA)

AFP

藤井理

データ:Bloomberg

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