長期運用を真剣に考えている方へ

素人、プロ、万人向け投資情報、金融商品説明など金融に関する教育サイト。明るい老後をめざし、負けない投資家になろう!

2024年からは始まる新ニーサはメリットがいっぱい

2022-12-17 | 今日の東京市場

今年の私は当たり年です。先週今年2度目のコロナに感染。15日に自宅療養から解放されました。熱は出ず、咳のみでした。前回は保険がおりましたが、今回は残念ながら対象外となったため保険金はおりません。

 

・2024年ニーサ―枠拡大

良いニュースです。2024年から始まるニーサの内容が公表されました。

良い点

・年間のニーサ枠が拡大:ニーサが240万円、つみたてNISAが120万円

・恒久化

・最大金額(生涯1800万円)

・ニーサとつみたてNISAが同時に使える(年最大360万円)

・ニーサの最大枠は生涯で1200万円(つみたてが600万円)

という内容です。ニーサとつみたてが同時に可能になります。いままでのようなめんどくさい切替え手続きが不要になります。

 

要望

・特定口座からNISAへの移管を可能にしてほしい

・三菱UFJMS証券への要望:外国株のNISA対応

 

背景には年金問題が挙げられます。既存の年金制度では年金額は減少する一方です。

年金は個人個人で作るようにとの国からメッセージが込められています。

 

現在の国民年金は年間80万円程度、月6. 6万円。会社員や公務員として働いていれば国民年金と合わせて14万円程度、奥さん(主婦)の年金との合計で21万円ぐらいです。

フリーターや個人事業主は国民年金のみ。月6.6万円では生活できません。

 

年齢が若ければ若いほど、長期投資が有利となります。できるだけ早くニーサとつみたてNISAをするようにしましょう。株は絶対ではありませんが、世界経済は成長しているため長期投資は有効です。

 

・世界株

あかん。ECBの利上げと利上げ観測で欧州の国債金利が急騰。ドイツ国債はカーブ前提が20-30bp上昇。イタリアとドイツ債のスプレッドは約20bp拡大。イタリアの10年債は4.3%。ドイツのインフレ率は高止まり(10%)。

 

 

米国は利上げと景気悪化のダブルパンチ。

米国株はハイテク中心に下落。ダウ・ナスダックレ日尾が3.07倍に拡大。(ダウが割安)

ダウ・S&P500レシオは8.5倍に拡大(ダウが割安)。S&P500はFAANGやテスラが足を引っ張っています。テスラは年初比マイナス57.4%、メタはメタメタのマイナス64.5%、アマゾンがマイナス47.3%、インテルがマイナス54%、アルファベットはマイナス37.7%です。S&P500はマイナス19.2%とダウのマイナス9.5%よりも10%近く下落しています。

来年この流れは続きそうです。

 

 

積立NISAでS&P500を購入されているかたは継続してください。ドル平均法では価格が安い時にたくさん購入できるためです。

 

 

今年の株式市場はきつかった。私のグローバルポートはマイナス6%です。S&Pのマイナス19%。東京エレクの下げがきつい。昨年末65600円→45000円(マイナス31.5%)。まだまだ半導体産業は拡大するので売却予定はありません。

 

 

データ:Bloomberg

藤井理

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

来週は太陽光関連銘柄に注目!

2022-12-03 | 今日の東京市場

インドに10日ほど行ってきました。道ががたがた、渋滞がひどい、電車網は整備されていません。

スマートフォン決済が主流で、道端のお店水(10₹)を買おうと50₹札を渡すとおつりがないと言われました。日本のPAYPAYは使えません。

インド出発前は野犬が気になっていましたが、犬と人がお互い分断化され犬がよってくることはありませんでした。

デリやムンバイでは不動産価格が急騰しているそうです。特にムンバイの上昇率が高いそうです。

道路ががたがたで高級スポーツカーは走れません。お金は不動産と株式に流れているようです。

建物は作りが雑で、地震が起きると悲惨な状況になりそうです。驚いたのは、20階建てマンションの外装工事の足場が竹だったこと。

食事は基本カレー、北か南か?個人的には南インド料理のほうがさっぱりしていて良かったです。カレー食べ過ぎ加齢臭がきつくなりました。

18階の窓から

 

・株

米国市場ではエンフェーズ・エナジー、ソーラーエッジテクノロジー、アレイ・テクノロジーズアレイ・テクノロジーズなど太陽関連銘柄が買われています。エンフェーズ・エナジーは高値更新、上昇率は7%でした。

どの銘柄も割高で、長期投資家の投資対象とはなりません。短期中期投機家向けの銘柄です。

私は参加しません。

ダウ・ナスダックレシオは3倍とダウに資金が流れています。この流れは当面続くでしょう。前回の利上げ時には3.6倍まで拡大しました。

ハイテク企業で割高な銘柄は売却し、地に足の着いた割安銘柄に乗り換えましょう。

 

・中国

不動産株がやっと戻してきました。ドル債も買い戻され、一時利回りが200%を超えていた

カントリーガーデンの2023年1月償還債は24%です。

 

・クレジット

ジャンクの戻りが鈍いです。12月利上げ以降一波乱あるかもしれません。

・日本株

基本的に大型割安銘柄、インバウンド関連が良いと思います。

 

データ:Bloomberg

藤井理

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする