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石破ショック!ブラックマンデー確定!日経平均2500円安

2024-09-28 | 今日の東京市場

日経先物2410円安(大阪)、シカゴ市場では1795円安。暗黒の月曜日確定、月曜の株式市場は売り気配一色。

日経平均先物の動き なにが起きたんだ! 

まさかの石破総理。なんで石破さんなの?市場は困惑しております。

日本の選挙制度を見直さないとだめですね。一国の総理の選挙は国民投票にしましょう。今の選挙制度は中国共産党と同じ。日本は民主主義じゃなかったっけ?

 

石破総理の経済政策は財政再建と増税。石破内閣発足で、国民の生活は苦しくなることでしょう。緊縮財政に増税、物価高。日本ではスタグフレーションがおきてしまうかも。

あかん人が総理になったと思います。

 

日本のCPIが2.6%なので、10年債の利回りは1.5~2%ぐらいまで上がる可能性があります。住宅ローンを変動で借入している方は見直しましょう。

 

石破政権の経済音痴政策で、日本経済が混乱。結果、短命内閣となりそうです。

 

せめて、内閣人事だけでもサプライズ人事を、高市早苗議員を経済産業大臣に起用してください。

 

月曜の株式市場はどうなることか。こんなに月曜が不安な週末はありません。

 

〇どうしよう日本株

日本株の投資戦略は見直す必要があります。外人投資家は日本のウェイトを引き下げるでしょう。

とりあえず、PBR1倍程度で、海外売上比率が高い企業の株を買いましょう。そういう銘柄は、外国人が狙っています。買収の対象となります。

コマツちゃんなんて、キャタピラーは史上高値更新中ですが、月曜日は150円ぐらい下げて始まりそうです。

株は安い時に買うもの。石破ショックは買い場到来と前向きにとらえましょう。

 

〇中国 奇跡の反転

中国の株式市場が反転してきたので、インデックスファンドは中国株に見直し買いを入れるかもしれません。年金は習近平リスクをとれないので。今の買の主体はヘッジファンドです。

中国の不動産株は1週間で暴騰。大手デベロッパーである万科企業の騰落率は49.55%です。

米国利下げに合わせた経済政策を市場が好感しています。

〇米国

日本株がダメなので、米国株に資金が流れるでしょう。経済音痴政権のせいで、日本からお金が逃げますよ。米国は日本の金融資産を狙ってますから。石破政権はそういうことです。

 

〇インド

インド株は全体的にしっかり。今週、小型株指数騰落率NO1はRefex Industriesの36.69%です。この会社は、冷蔵庫やエアコンにガスを提供しています。時価総額が1180億円、売上は283億、純利益が21億円。エアコンや冷蔵庫の普及率が高くなると儲かる会社です。

 

データ:Bloomberg

証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)

国際公認投資アナリスト(CIIA)

AFP

藤井理

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日本株がやっと反転

2024-09-21 | 今日の東京市場

米国利下げで材料出尽くし。ドルが買い戻され、日本株に明るい兆しが見えてきました。

今回の米国利下げで恩恵を受けた国は日本だけではありません。景気の悪い香港株式市場も活気づいてきました。香港は、PEG制を採用しているため、政策金利は米国に追随します。米国利上げにより、香港は景気が悪いのにも関わらず利上げを強いられてきました。この利下げで不動産株が急伸しました。万科企業の株価が前週比13.49%、ロンフォー・GHは9.35%上昇。中国の不動産企業の株価が底を打ったと思われます。しかし、習近平政権下の中国株に投資できる機関投資家はいないため、過度な上昇は期待できそうにありません。

 

〇米国

米国市場ではジャンク債ETFが年初来高値を更新。投資適格から資金がジャンクに移動しています。つまり、リスクオンの動きです。

ジャンク債のクレジットスプレッド(BB)は、前回の暴落時には250bp程度まで拡大しましたが、昨日200bpを下回りました。

この動きは、株式市場にはポジティブサイン。

気になるのは大統領選。ハリス氏が勝てば株価にネガティブ、トランプが勝てば米国株にはポジティブ。含み益に課税するなんておかしいと思います。資産形成をする過程で税金とるなってこと。投資期間で税率を変えたらよいと思います。保有期間1年未満40%、3年未満30%、5年超15%、10年超0%のような。日本も同様。

 

〇日本

日本株は9月末にかけて一段高となりそうです。高配当、割安銘柄を中心に買われることでしょう。1年後にあの時、買っておけばよかったと後悔しないようにしましょう。

私は、コマツを3545円で少し買い増ししました。

キャタピラーは急伸しましたが、コマツはいまいち。親分頑張れ!6500円を信じて投資しています。

日本製鉄CB

8月の転換金額は2銘柄合計で446.7億円でした。残額は2銘柄合計で165.39億円。

2024年10月償還債の転換期限が9月20日なので残額57.2億円は転換されたと思います。

2026年債の転換期限は10月1日。今月中には、2銘柄の残額は全額転換されるでしょう。

これで重石がとれます。やっかいなUSスチールの案件がありますが、株価は上昇するでしょう。

 

〇インド

インド市場では今週大型銘柄が買われました。BSE大型株指数の騰落率は1.54%、中型・小型指数はマイナスでした。

大型指数構成銘柄の内、騰落率1位は、アダニ・グリーン・エナジーの12.14%です。

この企業は風力や太陽光発電向けの発電所を建設しています。

売上高約178億円、純利益2200億円、時価総額は5.4兆円の企業です。

 

 

データ:Bloomberg

証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)

国際公認投資アナリスト(CIIA)

AFP

藤井理

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どこまで下がる、日経平均

2024-09-07 | 今日の東京市場

週初3.9万円台でスタートした日経平均は、円高と米国株安の影響で3.6万円台まで下落。

CME日経先物が1855円下落し、35,155円なので、月曜日の東京市場は売り一色となりそうです。

ドル円は142円台前半と、想定為替レート(144.77円)、大企業製造業(142.84円)を下回りました。輸出企業の企業業績にネガティブな材料です。

購買力平価(OECD)との乖離は大きく、円高がもう一段進む可能性もあります。

 

 

ドル円と日経平均との相関係数は0.8と高い相関があるため、どの水準でドル円が落ち着くのかが株価の下落を止める要因の一つとなりそうです。

 

一方、この株価下落で配当利回りに魅力的な銘柄が続々と増えています。例えばコマツの配当利回りは4.5%、PERは10倍です。下値リスクがあまりないと思います。コマツの2025年3月の想定為替レートはドル円が140円、ユーロ円は149円です。7月の製建設機械の稼働時間は中国以外の国でプラス。中でも欧州の稼働時間は前年同月比13.1%増と大きく伸びました。少し買ってみようかなあ。

〇半導体製造装置

今週の下落率はSOX指数が10.2%に対し、ASMLが18.1%、東京エレクが14.75%、AMATは13.70%でした。この株価の下落でPERが低下、配当利回りは上昇しています。東京エレクトロンのPERは21.20倍、AMATが20.46倍とSOX指数の32.72倍を大きく下回っています。半導体銘柄が上昇し始めた2022年8月ごろのPERは東京エレクが15倍程度でした。東京エレクのPER15倍として株価を算出すると15,561円程度となります。

信用の貸借倍率が20.19倍と買残が売り残を大きく上回っており、株価の重石となっています。

〇インド

今週のインド株式市場の下落。Nifty50が1.5%、センセックスが1.43%先週比下がりました。インドでは小型銘柄が堅調で、BSE小型株指数は前週比マイナス0.08%でした。

小型株指数の中で、騰落率1位はラマ・スチールで上昇率は59.92%でした。

時価総額は423億円、売上高約180億円、純利益が5億円の企業です。

インド株式市場の時価総額成長率は19%(年初比)と、世界全体の6%、米国の13%を大きく上回っています。金額ベースでは約724兆円と、日本の956兆円に次ぐ規模です。

インドの経済は発展途上にあり、今後も高い経済成長が期待されます。インドファンドへ投資すると、将来数倍に成長するかもしれません。長期投資に最適な国がインドです。NISAでインドファンドも購入するようにしましょう。

データ:Bloomberg

証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)

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AFP

藤井理

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インド株は長期投資にピッタリ!

2024-09-01 | 今日の東京市場

インド株式市場では、ついにナショナルエクスチャンジ(NSE)がIPOに向け正式に動きだしました。

インドの主な証券取引所は、ムンバイ証券取引所と、NSEの2カ所です。インド企業の多くは、この2つの取引所に株式を上場しています。NSEはインド初の電子取引所で、現物取引の市場シャアは93.6%、デリバティブが98.5%(2023年3月末)です。

デリバティブの扱い量(コントラクト)は世界1。2022年のデータでは、CMEの5,846Mコントラクトに対し、NSEは38,114Mコントクトです。

2023年度の売上高は円換算で2,170億円(前年比43%増)、純利益が1,247億円(前期比41.5%増)です。JPXの営業収益が約1,530億円、純利益が620億円なのでNSEはJPXを上回る規模です。

NSEのEPSは約253円、PERを30倍(JPXのPER)と想定すると株価は約7,590円となり時価総額は3.8兆円と求められます。これはJPX1.76兆円の2.1倍の水準です。

 

インド株式市場では、主要指数が史上最高値を更新。日本からインド株への投資は、投資信託(ETF含む)です。

 

インドは2040年代に先進国入りを目指しています。また、2036年の夏季5輪の誘致に力をいれています。

インフレ整備が遅れていることに加え、冷蔵庫、エアコン、洗濯機などの白物家電の普及率も低く、所得の伸びとともに普及率が拡大傾向にあります。

 

日本からインド市場の投資は投資信託が主流です。つみたてNISAではインド銘柄は、ピクテitrustインド株式の1銘柄のみですが、成長枠では複数銘柄が対象です。

成長枠を使い、つみたてる方法もあります。

私のプランは、成長枠でインドファンドに毎年40万円(20年投資)する予定です。

私の年齢が61なので、20年後の80歳から100歳まで取り崩す予定です。

 

オルカンやS&P500も悪くわないですが、インドにも投資するようにしましょう。

〇インド銘柄紹介

先週、中型指数で最も騰落率が高かった銘柄は、タタ・エレクシーの12.87%。中型指数の上昇率が1.25%だったので11%以上指数をアウトパフォームしました。

この企業は、コンピューターやソフトウエアのメーカーです。時価総額は約8,700億円、売上高が650億円、純利益が141億円です(2023年度)。

 

〇日本株

今週の日本株は高配当銘柄を中心に堅調な動きとなるでしょう。堅い銘柄に投資しましょう。

 日本株指数の推移 先週は小型株が久々に買われました。逃げ場を探しましょう!

 

 

 

 

 

 

データ:Bloomberg

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藤井理

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