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炭鉱のカナリアの声が止まった 

2021-02-27 | 今日の東京市場

皆様お世話になっております。今月の走行距離は139キロ、消費カロリーが9263キロカロリー(体重換算は1.287Kg)です。
明日28日(日)に、東京マラソンのコースを走ります。今月も月間目標150KMを達成することができそうです。

世界中で株式や国債が売られています。株式のポジションを減らし、現金比率を高めましょう。
現在の金融市場は異常で、今回の下落は正常化への一歩です。
小型株やハイテクの割高銘柄が大きく下落する可能性があります。注意しましょう。昨日はハイテク中心に買い戻されていましたが“一歩進んで2歩下がる”という動きでしょう。
クレジット市場ではジャンク債が売られだしました。債券市場はジャンクから投資適格債へ資金が流れています。
カナリヤの鳴き声が消えてしまったようです。居眠りなら良いですが。

日本では10年国債利回りが上昇し0.2%に迫る勢いです。10年債が0.2%を上回ればクーポンが0.2%の10年債が発行されます。
日本では2016年3月以降(342回債以降)発行された10年債のクーポンは0.1%です。
クーポン0.1%があたりまえとなってしまった10年国債のクーポンが引き上がる可能性がでてきました。

中期ゾーンの国債利回りは付利預金マイナス0.1%に収斂されてきました。日銀の金融政策がコロナ後に移りつつあるように見えます。


世界はコロナ後に向かって動き出しました。再生エネルギー関連銘柄の押し目を拾いましょう。
コロナ後の株式市場は再生エネルギーとインフラ関連が良いと思います。


新型コロナの感染者数


2020年以降の株式指数推移(2019年末=100)

米国


日本


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転換期限を迎えるテスラ1.25%2021年3月債

2021-02-20 | 今日の東京市場
皆様お世話になっております。今月の走行距離は116キロ、消費カロリーが7743キロカロリー(体重換算は1.075Kg)です。来週28日(日)に、東京マラソンのコースを走る予定なので雨が降らなければ今月も150キロは達成できそうです。

 株式市場へ日米ともに半導体が堅調、再生エネルギー関連が軟調の週でした。PLUGパワーは前週比マイナス11.55%、フルセルがマイナス22.82%でした。



来週はテスラ1.25%2021年3月1日償還のCBが25日に転換期限を迎えます。残額は3.83億ドルで、株数は533.2万株です。転換価格が71.9735ドルなので全額新株に転換されます。ただし、1日の出来高平均(年初来)が3046万株なのであまり株価にインパクトはなさそうです。個人的にはテスラは高過ぎ。GM買ったほうが良いとおもいます。

 債券市場では17日に日銀による社オペ(対象3年から5年)が実施されましたが、驚くことに予定金額2,000億円が1,500億円に当日引き下げられました。初の出来事です。3年5年の社オペは2020年5月から始まり、毎回2,000億円の購入予定でした。
3年5年のゾーンは既に玉不足で、2000億円のオペを実施すると利回りが低下するため、それを避けたのではと友人のFMが言っていました。
減額はされましたが結果は按分が0.015%、平均落札が0.034%といままでの最低でした。次回の社オペは3月9日と3月22日。予定額は9日が残存1年以上3年以下、3,000億円、22日が残存3年超5年以下、2,000億円です。3年5年は今回の結果を受け、減額される可能性がありそうです。

欧米では金利が上昇局面にあり、長期と短期の金利差が拡大しています。ポルトガルやスペインでは7年債がプラス金利に転じています。マイナス金利の修正が南欧諸国を中心に始まってきました。
日本では日銀が付利預金(銀行が日銀に預けるときに適用される金利)をマイナス0.1%(一定額以上の金額)に設定しているため国債の金利がマイナス推移(現在8年まで)しています。この金利が0%にいつ戻されると金利が0.1%程度上昇します。日銀の付利預金操作が日本の金利上昇が本格化するサインです。

クレジット市場はいまのところ混乱していません。1つ気になる点は投資適格ETFの構成銘柄には超長期債が多い点です。そのため、投資適格ETFが下落しています。社債が国債につられて売られていることが要因で、クレジットは悪化していません。ブラックロックの
組成が歪なことが要因です。 



コロナ感染者


10年国債と2年国債との金利差推移


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SOX指数が史上最高値更新、半導体関連銘柄が復活

2021-02-13 | 今日の東京市場
皆様お世話になっております。今週の走行距離は51キロでした。11日は休日だったので仲間3名でレインボーブリッジ両国橋からぐるりと1周約30キロ走りました。
今月末28日に東京マラソンコースを朝6時から5時間30分ぐらいで走る予定です。誰か一緒に走りませんか?

株式市場はまだまだ上昇余地があります。SOX指数が史上最高値を更新。アプライド゙、ASML、テラダインなどが史上最高値を更新、東京エレクやアドバンテストは来週前回高値を更新吸うことができるでしょうか?PERが約30倍と割高ですがまだまだASMLの47.6倍と比べれば割安です。東京エレクの5万円台が見たいですね。
ソフバンもがんばりました。史上最高値を更新しMBOを待つばかりです。孫さんはMBOについてはNOコメントとおっしゃっていました。個人的に期待しています。MBO 用に500株を保有しています。宜しくお願いいたします。

気になる動きは米国30年債がついに2%台に乗せてしまいました。世界各国で30年債利回りが上昇し、イールド・カーブがスティープニングしています。銀行にとつては収益が上がります。一方、30年債金利の上昇は住宅ローンの金利上昇に繋がります。





30年国債と2年国債の金利差推移
2年は政策金利に拘束されるため大きな変化はありません。
期間が長い銘柄ほど、政策金利の拘束力が弱ま割るために自由に動けます。
このまま一気に拡大するようには思えませんが、現状は異常な金利水準なので
正常化の動きが徐々に出てきています。

新型コロナの感染者数
図は前週比です。






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ソフトバンク史上高値が見えてきた

2021-02-06 | 今日の東京市場
皆様お世話になっております。1月の走行距離は153キロと、なんとか目標を達成することができました。月150キロ走れば、フルマラソン4時間を切ると言われています(サブ3は300~500キロ)。東京マラソンの目標タイムは4時間切りを目指しているためです。昨晩、墨田川沿いを30キロ(千住大橋から築地大橋を1周)走りました。ランニングシューズをナイキの厚底に変えて以来、足をいためることが無くなりました。厚底シューズ、おすすめです。
 
今週の株式市場はアドバンテスト、東京エレク、岩瀬産業は元気がありませんでしたがソフトバンクが続伸し2000年2月15日の史上最高値9984.7円(調整後)に迫る勢いです。まだ自己株買いの余力が6870億円あります。1万円のソフトバンクを見てみたいですね。
米国市場も半導体関連や再生エネルギー関連の動きが鈍くなっています。調整だと思っています。
 来週は8日にソフトバンク、岩谷産業、10日にGMの決算発表が予定されています。
個人的にはGMの決算内容に注目しています。クレジットはかなり改善しています。復配期待も。テスラ売りのGM買いが面白いと思います(投資は自己責任で)。
岩谷産業の株価が低迷していますが、長期的に大化けする可能性が高い銘柄なので心配しないでください。株主構成は国内投資家が中心で海外年金やブラックロックなど投資家は岩谷産業の株を保有していません。

新型コロナの感染者数
図は前週比です。





債券市場では米国を中心に30年債利回りが上昇中、30年2年のスプレッドが拡がっています。カーブが立ってきたことで銀行の収益改善が期待できるため、世界各国の銀行株が
上昇しています。この傾向は続くと思います。

米国金利が上昇しているため、長期・超長期を中心に日米金利差が拡大しています。
金利差拡大からしばらくはドル高の流れとなりそうです。


各国の30年国債と2年国債との金利差推移



日米金利差推移



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