居酒屋日記

Takeshi ORION Nishimori

強羅 part2

2010年07月13日 | 旅行・温泉・銭湯


と言う訳で、強羅温泉に行ってまいりました。
どういう訳かは、ひとつ前の日記を見てください。

週末を利用して強羅温泉。
あいにくの空模様でしたが、車なので快適です。
そういえば、一昨年の秋に強羅温泉に行った時も雨だったなぁ…

強羅のお湯は白濁した硫黄臭の強いものと、
透明でほんのり硫黄の香りがするものがありますが、
今回は後者の透明の湯でした。

折しも、腰痛が悪化気味だったので強羅の湯はぴったり。
宿に着いてまず風呂。夕食済ませて風呂。
起きて風呂。朝食すませて風呂! という感じで風呂ばかり。。。
標高が高いので露天風呂は雲の中。
目の前の山腹の木々が強風に煽られ、雨が降り込みますがお構い無し。
逆に、自然のマイナスイオンを思いきり満喫してやりました。


あじさいを観賞に寄った強羅公園、フランス式整型庭園にて…
『なんだ、このオヤジ!!』 を激写。



今回の珍道中のお相手であります。
窓際サラリーマン歌手の内藤やすおさん。
大先輩でありますが、カメラを向けるとお茶目さんです。

今回はとにかく食べました~。そして飲みました~。
たった1泊だったのですが、濃厚・濃密な温泉の旅。
夜は飲んだ勢いでカラオケルームへ!
普段はカラオケなどやらないのですが、歌手がいらっしゃいます。
これは行かない訳には参りません。
ご本人の持ち歌を、ご本人と共に歌ってしまいました。
まるで、ものまね番組でよくある「あとからご本人登場」のようでした。

最初の写真は箱根ベゴニア園で撮影。
ベゴニアのイメージを覆すような大きな花にびっくり。
温室の中はまるで異国のようでした。
有り難いことに、ここで使われた用土を無料で分けてくれます。
ちょうど我が家のプランター用に土を買おうと思っていたので、
しっかり頂いて来ました。 抜け目ありません。

旅の締めは、箱根湯本にある内藤さん行きつけのステーキハウス吉池にて腹を満たし、
帰途についたのでした。


強羅

2010年07月13日 | 旅行・温泉・銭湯


週末に訪れた強羅に有る白雲洞茶苑。
近代数寄の三大茶人と称される、鈍翁、三渓、耳庵が継承した遺席です。

大正時代の茶室が温存されているのですが、
平坦な場所に建てられているのではなく、山間の巨岩の間に在ります。



ここで、お抹茶とお菓子を頂くことが出来ます。
茶道のしきたりなどわかりませんが、
暗い茶室でお茶を頂き、説明を伺っていると、
不思議なことに気分は大正から昭和初期の頃に…。

建物の中を散策をする事もできました。
岩をくり抜いた浴槽は強羅の温泉が引かれていたのでしょう。
今はもちろん空ですが…



上階に在る居室を兼ねた茶室、対字斎。
ここから正面に見えるのは大文字山。まさに絶景。
贅沢なロケーションを堪能しながら頂く一服は
まさに至極の時だったと思われます。

あいにくの梅雨空の中でしたが、
あじさいを愛でに訪れたので、逆に風情がありました。

古くカビ臭い茶室でしたが、
過ぎ去った遠い時代をほんの少しだけ垣間みる事ができました。
たまにはいいですね、こういうゆったりとした時間も。