百姓通信
自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!
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小寒  


「小寒」
まさしく「寒の入り」
本格的な“冬”を迎える
寒いのは構わないが、外の作業は思い通りに進まない
しかしこんな「寒の入り」だからこそ
農家にとっては、いろいろな仕込みの時期で大切であったりする

手が切れるほど冷たい「寒の水」は、清らかで霊力もあるといわれ、この時期に仕込んだ「水」は雑菌が少なく真夏でも腐らないと言われている。また、寒の水でついた餅を「寒餅」と呼ぶ。寒の水を用いてこの時期に「仕込んだ」酒、醤油、味噌は、寒の水で雑菌も繁殖しにくいうえ、麹菌の力もしっかり発揮させることができ、発酵もゆっくり進めることができるため、味に深みが出ると言われる。

良いこともあれば、悪いこともある。
悪いことばかりではなく、この時期だからこそ、この「寒さ」を用いた良いことも沢山ある、なんとも自然は「ありがたい」

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「正月行事」のひとつに、読書が挙げられる。
というのは、普段はなかなかまとまって時間が取れない為、「正月」ぐらいは少し時間をとって「読書」をしたいという思いで、以前から「正月」前(年末)に本を溜め込む(買い込む)ことにしている
本は溜め込んだからと言って、意識しないと読めないものだが、最近はTVもあまりおもしろくなく、映画もあまり観に行きたい作品がないので、「正月」はしっかりと時間をとっていろいろなタイプの本に目を通すことができる
今回のテーマは・地方創生・働き方・日本の未来・禅 になるのだろうか
また、今年はじっくり腰を落ち着けて「立花隆」を読んでみたい。昨年は多くの偉人が亡くなった、彼はその中の一人だが「生物」から「宇宙」、「癌」から「臨死体験」まで広範囲に及ぶ徹底的な取材で疑問を掘り下げていく、あくなき探究心は、最終的には「生かされている」「死ぬまで生きる」「常に思考する、こたえはひとつではない」という言葉を残した
そんな「知の巨人」に今一度ふれてみたいと思っている

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山師  


「山師」とは、もともとは鉱山経営者のことをいったという。
その昔、徳川家康は、江戸幕府の財政を確立するために鉱山を重視し、「山例(さんれい)五十三箇条」を定めて山師に特権を与えたとまでいう。
その後、林業が盛んになり、山は鉱山というより、植わっている木々によってその価値は判断されるようになり、山を持ち植林をして、山林の買い付けや伐採する権利や請け負う仕事をする人のことをいうようになまたという。
普通「師」というと、「教えを説く人」のように思うが、そんな中、「山師」は「詐欺師」のように言われたり「博打うち」なように思われがちなのは、「山」や「木」が価値を持ち、以前は「高く売れた」、その時代を写し出していたからのようだ。

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「一村一品」運動は、昭和54年、平松守彦氏が大分県の知事に就任した際に提唱した、それぞれの「地域の顔」になるものをつくりあげていこうという運動のことを指す。
当時から、東京の一極集中は危惧され、特に田舎の住民達は「どうせできない」「面倒くさい」「あまりやりたくない」等々、地方の未来は明るくないという思いが強く、何か手を打たないと改善できないという新任の知事の思いから考案された「秘策」で、この運動の原則は
・ローカルにしてグローバル
・自主自立、創意工夫
・人づくり
だったという

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1月2日は「書初め」の日と言われる
「書」は「書道」と言われるように日本においては「道」となる
「弓」も「茶」も「華」も「柔」も「剣」も
「香」もすべて「道」になる
「空手」や「合気」、「相撲」、「居合」、「武士」も「道」になる
「道」になると「極める」ことを日本では意味するが、語源は中国の「道教」にあり、老子は「道だ道だと皆が騒ぐのはその道が失われているからだ」と説き「徳が失われれば徳を騒ぎ、仁が失われれば仁が騒がれる」と言っていることからすると、もっと極めると普通の「道」を何気に歩むことが目指すべき姿なのかもしれない。

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「謹賀新年」
久々の雪の舞う元旦を迎えています
「松明」の炎の揺らぎは
冷え切った空気の中に
ひとときの安らぎを与えてくれる
凛とした空気感は、神の前だからなのだろうか
なかなか落ち着かない世間ではあるものの
「新しい年」を迎えることで、不安な空気感を
一掃できれば、なんともありがたいことだ
「今年も宜しくお願いいたします」
ひとつひとつ丁寧に物事を解決し、少しでも明るい未来が現実的なものになれば幸せなのですが・・・

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雪の舞う「大晦日」
あまり積もることはなかったが、先週に引き続き積雪のある地域も多い
「コロナ禍」が少しおさまった様子だった年末も、新たな「変異株」が世界を覆い尽くそうとしている
われわれのエゴで塗り固められた世界を、他の生物達はどう認識しているのか、各々の生物は「エゴ」ではなく「自然の摂理」に従って生きていることの「尊さ」をわれわれも今一度立ち止まって考えるべき時代を迎えている

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「12月30日」
というともうあと少しで
「新しい年」を迎えることになるわけで
本来だと「1年を振り返って」
さまざまな思いが交錯するわけだが
「農業」を主にした仕事をしているわれわれにとってはあまり年度末も年始も関係がない
(どちらかと言うと旧暦+二十四節気の方が自然なカタチに近く、人間が勝手につくった年末年始は植物や動物にはあまり関係していない)のが実際のところです。

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「冬眠」ではなく、幼虫の姿で「越冬」
するのがカブトムシだそうです
寒くなると動きが鈍くなり、食欲もなく
なるそうですが、暖かい日は少しは動いて
食べることもあるようです
意外と低温にも強く、氷点下にならない環境だと屋外でも生きていけるようです

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