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百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

北斎

2017-10-21 23:10:30 | Weblog
北斎は人間の眼では決して見ることができない1/5000秒の瞬間を捉えたという。
夜空には毎分流れ星が流れているらしいが人間の眼では観ることができないといわれている。
自然界の美しい自己相似性・フラクタルは、北斎がモノを描くときに用いた手法ともいわれているが、今後はビッグデータと共にさまざまな現象の科学的な解釈に用いられることになるといわれている。美術と社会と自然の中にさまざまな人間にはまだまだみえない(理解できていない)不思議が詰まっている。

サフラン その2

2017-10-20 22:31:49 | Weblog
サフランの花を見ていると、
ムラサキの花、雌しべの鮮やかな赤、雄しべの黄色、それぞれが何とも綺麗で魅了される。
イランやアフガニスタンの砂漠で大半が栽培されているといわれているが、砂漠に咲く花々はわれわれに何を伝えようとしているのか、何故こんなに鮮やかな鼻を咲かせる必要があったのか?

アルファ碁ゼロ

2017-10-20 00:24:05 | Weblog
グーグルの持ち株会社の傘下ディープマインドは、新しい囲碁用のAI“Alpha Go”を開発したという。以前のAIは大量のプロの対局データを学習して時間をかけて強くなったというが、今回のAIは人の手本から学ぶのではなく、自らが自らとの対局を繰り返す中で、独学で最も勝率の高い打ち方を編み出したというから、ビッグデータの積み上げだけではなく、ビッグデータの見方、分析方法を変えることでヒントを自らが見つけられるようになるのではないかという仮説が成り立ちそうだ。

※写真はサフランの雌しべ

びわ湖環境ビジネスメッセ2017

2017-10-18 21:56:49 | Weblog
20回を数えるびわ湖環境ビジネスメッセに今年も訪れた。あまり時間がない中ではあったが、会場を一通り見た後、「第4次産業革命セミナー」を受講、IBMのワトソン事業部の元木理事さんの話や滋賀大の新しい学部・データサイエンスの竹村学部長さんの話を聴く機会に恵まれた。
ビッグデータを如何に活用するか、その進化の過程は少し理解できたが、まだまだどういう方向に向かうかわからない点が気にかかる。
農業的にはLPWAは有効だと思う。農業に関してもどこまで良質な情報を集積するかにポイントがありそうだ。
「ビッグデータは宝の山(21世紀の油田という表現⁉︎だったが)、国をあげてデータの処理や分析がもっとできるようにならないと、宝の山を無駄にすることになる」と話されたが、データ処理や分析力よりも大切だが、プラットホームを如何につくるかの方も大切なのではないだろうか。

曼珠沙華

2017-10-16 23:17:37 | Weblog
花の終わった曼珠沙華の茎の根元にはもう次世代の若い芽が出てきている。
曼珠沙華はいわゆる彼岸花。
ヒガンバナ科の多年草で、しびとばな(死人花)とも呼ばれている。
花は咲かせるが、サフランと同様の3倍体のため自らが受粉して種子をつくることができないため、人の手を借りて自らの生息地を確保してきた歴史を持つ。
自らの力で移動できない(動くことが出来ない植物は、自らの力ではなく種子を風で飛ばしたり、動物に運んでもらったり、さまざまな方法を駆使して種を保存してきた)植物は、同じ場所で生き続けなければならず、その環境をかえることが出来ない。一般的にいわれる連作障害等の心配等してはおられない過酷な環境の中でどのように種を保存していくのか、それぞれの環境に自らが寄り添っていくしかなく、動物等から嫌がられる有毒性を持つことで水田の畔や墓地に人為的に植えられ日本全国に分布したといわれている。

「悩み」や「不幸」

2017-10-15 22:57:39 | Weblog
「悩み」は昨日の出来事ではない!
「不幸」は受け入れることによって解決する!

「悩み」悩むことで自らが解決できるのならそれに越したことはない。しかし悩んでも自らの手で解決出来ないのなら悩むだけ無駄な気もする。
「不幸」かどうか?他人と比較して考えるよりも、自分でどう現実を客観的に捉えるかに尽きる。欲は尽きないが、欲望が叶えられないことが不幸ならば一生幸せにはなれない気がする。
「不幸」は受け入れることにより、解決するというよりも「不幸」でなくなる。

草木祭

2017-10-14 20:26:26 | Weblog
秋も本番
ムラでは草木祭が執り行われる。
近くではズイキ祭りもこの9日に執り行われた。
五穀豊穣に感謝し、里芋の茎等でつくった神輿を奉納するというこのズイキ祭りも、以前は担当の家が里芋の葉を如何に大きく立派に(里芋をあまり大きくせずに)育てるか競ったものだ。
あの暑かった夏が秋になり、いつの間にか北海道の峠でも初冠雪が観測される、時間は確実に流れている。

核兵器

2017-10-13 23:09:09 | Weblog
本来、武道家や格闘技家は、自らのもつ武術や技術を決して鼓舞しない。
それに反して中途半端に武術や格闘技を学んだ者は、変に自信を身につけて、やたら喧嘩早くなり、自らのもつ武術や技術を鼓舞したがる。
核兵器をなくそうというモノが、自らが核兵器をもっている。核兵器を落とされた国が、自ら核兵器の廃絶を訴えない。何とも未熟!!

フローとストック

2017-10-12 21:36:57 | Weblog
最近、農業をストック型経済で考えるとどうなるのか? について考えている。
フロー型の現代経済に対してストック型の農業とは?
ストック型のメリットとデメリットは?
農業は100年後、どういうカタチで残るのか?

例えば、フロー重視の経営は売上至上主義や経営効率の追求、在庫を抱えない事業モデル等を志向する、一方、ストック重視の経営は一般的には不動産や株式、在庫を抱える事業モデルになるが、農業的にみると・土地・環境・天候・歴史・文化等を如何に活かすかということになるのではないだろうか。
ストック型というより、与えられた環境、与えられた条件を如何に活かすかに鍵がある。
100年後を考えると時間的な価値が生きてくる、土壌が豊かになってくると、それぞれの与えられた環境を最大限に活用することが可能になる。
しかし問題がないわけではない。貯蓄性や継続性が必要なため、如何に投資コストを抑え如何に粘り強くコトにあたるか覚悟と連携が必要になる。