百姓通信
自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!
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地衣類は、苔類(蘚苔類)とよく間違えられるが、実は菌類の仲間で、必ず藻類と共生するという特徴をもつ。
菌類は藻類と共生すると地衣体という特殊な身体をつくる。菌類は藻類にとって必要な家と水を与え、藻類は菌類に光合成でつくった炭水化物を与えるという、互恵の関係にある。
このコンビは、地球上でも極限の環境を耐え抜くことで知られており、一つのエコシステムを自己で完結しており、もはや一種の“コロニー”とも言える。
このコンビなら、火星の地表でも生き抜けるのではないかと言われており、火星での暮らしの大きなヒントをわれわれに示唆してくれているのかもしれない。

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百足や団子虫、ゲジゲジでもなく、ワラジムシでもない、ヤスデに出会った。
ヤスデは、百足のようで百足でなく、その暮らしは有機農業のヒントを持っているといわれている。
というのは、百足は毒を持っていて、時折われわれを刺すが、ヤスデは毒も持っておらず、噛むことはない。
百足は、肉食系だが、ヤスデは雑食(草食)系、特にヤスデは有機物を良質の土に還元する土壌動物といわれており、ヤスデがいるということは、腐食性に富んだ良質な土壌、つまり有機農業の求める土のカタチがすでに形成されているということになる。

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