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百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

プランター栽培

2007-10-19 21:44:49 | 農業
最近、プランター栽培に精を出している。14日のブログで紹介した通り、主にアブラナ科の秋冬野菜を無農薬で栽培しているわけですが、プランター栽培をしていてよくいわれるのが、「プランターでは、なかなかたいした野菜は出来ないのでは・・・。」ということで、プランター栽培も極めてみると面白いかもしれないと最近思うようになった。
プランターは当然、土の量が限られるので、栽培可能な植物の大きさも限られる。通常、地上と地下の植物の形は相似しているといわれており、地上部分が大きければ、大きいほど、地下の根っこも大きく長くなる。
プランターの場合、土づくりには通常販売されている培土に腐葉土を三割程度足し、あと特殊な泥炭を二割程度入れ、適当にかき混ぜる。おそらく、土の良好な状態を如何に形成し、それを持続するかにプランター栽培の成否のヒントがありそうだ。
良好な土とは・排水性・保水性・通気性・ミネラル・多様な菌をはじめとした微生物を含んだものという仮説を持ち、ちいさな庭でいろいろな角度から実験をしてみたいと思っている。
例えば、本当に化学肥料と有機肥料とでは、のちのち生息する微生物の数量に差が生じるのかとか、有機肥料の中でも、アミノ酸資材と発酵肥料との効果の違いはあるのかとか、表層マルチをした場合としない場合の違いはどうか等じっくり観察してみたい。