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百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

永ちゃん

2009-08-05 22:45:33 | 循環
最近、TVでよく彼を観かける。
昨年はコンサートもアルバムの発表も全くないという珍しい年になってしまったが、EMIとの契約を終了し、自らのインディーズレーベル「GARURU RECORDS」を立ち上げたという。
学生時代は、あまり好きではなかったが、NHKのYOUや『成り上がり(糸井さんのインタビュー)』は知らないわけではなかった。
彼のことを意識しだしたのは、NHKのドキュメント番組"Do You Know YAZAWA?"からだろうか。ロンドンで開催されたロックフェスティバルに出演した矢沢は、ロッドスチュアートから「矢沢? 知らないね?」とコメントされ、リハーサルも長時間待たされた挙句30分弱だったという。それでも現実(決して世界のYAZAWAになってはいなかった)をしっかり受けとめ、決して後ろ向きになることなく、最後には8万人の大観衆に受け入れられ、ロッドに「今度一緒にツアーをやろう!」といわしめた。
35億の借金を抱えることになった時も、決して安易な解決策を選択せずに6年(本人曰15.6年かかったようだが)で完済。
「真摯に真面目に音楽だけをやってきた。」
「(辛い時、眠れぬ夜に思うこと)辛いのは自分だけではない。」
「近道は決してよくない、楽をせず遠回りでもコツコツと。」
とTVで語る彼の姿に感動を憶える。
実は、30年前も同じことを言っていた。
決してブレない、突き進む嘘のない真摯な姿勢の永ちゃんの拍手!!
新しいアルバムが今日発売された。来月還暦をむかえる永ちゃん、これからも健康にはくれぐれも留意され、永遠のロッカーたれ!!!


土の力

2009-07-27 22:51:10 | 循環
有機の肥料成分としての働きは、速効性はあまり期待できませんが、養分や水分を蓄え、緩衝機能を高め、微生物の活動をさかんにするなど、植物にとって様々な有益な作用があるといわれています。
つまり、有機物は、微生物を多く育み、保水性・排水性・保肥性・通気性のある土つまり団粒化を推進してくれるというのです。
あと、気をつけたいのが塩基バランスです。塩基バランスとは《石灰5:苦土2:加里1&チッソ2の比率》を基本にしていますが、地力増進基本指針の基準値をベースに考えると、決してカリ過剰にならぬように気をつける必要がありそうです。

猫の尻尾

2009-07-25 20:34:00 | 循環
猫の尻尾の役割って???
当然、バランスを取るための機能・・・・・だけでなく。
何か尻尾で話しかけているような、
時々尻尾で返事をしてくれているような…‥
時には感情をあらわしたり、
時には虫を払ったり、
時には手のかわりに使ったり。
人間も昔は尻尾を持っていた(祖先の類人猿は・・・)、
そのなごりが尾骨にある。尾骨も尾骨が歪むと全身が
歪むといわれるほど人間にとっては大切なものだとい
われているが、尾骨を動かすこと、尾骨を意識するこ
とで尻尾の不思議に少しでも近づけないかと、そんな
ことをふと思った今日でした。。



海水から真水を!!

2009-07-12 20:32:02 | 循環
海水から真水を作る技術はいろいろあるそうですが、現在では、その大半は膜を利用する技術が用いられるようになってきているようです。この技術は実際に、中近東やアフリカのような砂漠の国々、あるいは日本各地の離島で、飲料水などの真水の確保に大いに役立っているといいます。
その膜を利用した技術とは逆浸透圧という現象を利用したもので、簡単な実験では酢酸セルロースという半透膜(水に溶けている塩や砂糖などを通さない膜のこと)を海水と純水の間におき、水の透過現象をみるとよくわかるそうです。
①酢酸セルロース膜を塩水と純水の間におくと、水が膜を通って純水側から塩水側(濃度の濃い方へ)へと浸透していきます。②水が膜をそれ以上浸透しなくなると、そのときの塩水と純水側の水面の高さの差が浸透圧に相当するのだそうです。③この浸透圧に、さらに高い機械的圧力を加えると塩水側から純水側へ(今度は濃度の薄い方へ)と膜を通って水が逆の方向に浸透し始めます。この現象を“ 逆浸透”と呼ぶのだそうです。
この逆浸透圧を利用した技術を用いて海水から真水を取り出しているのです。

ブログ

2009-06-18 23:31:15 | 循環
ブログをはじめて4年と3カ月。よく続いているといえばそうだし、何とか続けているといえばそんな感じで、・・あまり自己に強制することなく(決して強迫観念からだけは書かないように)、またただ単なる日記にはならないように気をつけてなんとか楽しみながら続けているのが現状です。
そんな折に、久し振りの方からメールを頂いたり、電話を頂いたり、お手紙を頂くとなんとも嬉しい限りです。僕のブログは、単なる個人日記にほぼ近いので、百姓の仕事内容だけにとどまらず、会社の話や最近感じているこ、周りの方々の話、新聞や雑誌の話等々、とりとめもない話がほとんどなのですが、何かわかる人にはわかるようで、「そんなことを考えているの?!」とか「これについてはどう思う!?」と聞かれたり、「楽しそうだねぇ。。」とか「仕事はホントは何しているの??」と聞かれたり、「元気そうで何より・・」といわれたり「ときどきみているよッ」といっていただくとなんとも嬉しい。
メールやブログはなかなか双方向になりづらい。そんな中で、アナログとデジタルな関係がインタラクティブに繋がるとなんとも現代ポクッて楽しいものです。
いつもみていただいている方々に、感謝です。
そして、これからも、宜しくお願いいたします。

廃棄食品集めが難航?!

2009-06-13 21:14:11 | 循環
--セブンイレブン、加盟店が廃棄食品くれなくて、税金16億円使った食品リサイクル事業を停止==2009年06月05日
県助成16億円を受けて食品リサイクル事業を進めていたアグリガイアシステム(八街市、谷古宇浩之社長)の事業が暗礁に乗り上げている問題で、廃棄食品の提供元として協力していたコンビニ大手チェーンのセブン-イレブンの加盟店から廃棄食品が想定よりも集まらなかったことが事業の行き詰まりの一因であることが4日、分かったという。
同社は農林水産省の「バイオマスの環づくり交付金」16億円を活用し、佐倉市内に工場「循環型飼料化センター」を建設。2007年5月から、セブン-イレブン加盟店などから提供された弁当や総菜などの廃棄食品をリサイクル処理し、家畜の飼料を製造している。
ところが、八街市内で行っている堆肥(たいひ)化事業も含めて思うように利益が上がらず、経営難に陥っていた。同社はこの1日に全従業員に解雇予告通知を出し、今月末での事業停止を決める事態になったようだ。
県資源循環推進課によると、同工場は当初、年間約4万3千トン(120t/日)の廃棄食品の受け入れを想定。ところが実際は約1万3千トン(08年度36t/日)。中でもセブン加盟店からは想定量の55%の約2万3千トンを見込んでいたが、実際は受け入れ総量の40%の約5千トンにとどまった。
さらに生産過程にも問題があり、乾燥飼料は年間2千トンと計画の1割しか製造できなかった。
セブン本部は飼料化リサイクルのために廃棄食品を提供するよう東京23区と本県の一部の加盟店に協力を仰いできたが、加盟店が負担する手数料が従来の廃棄物処理の手数料に比べて割高となることなどから、協力する店が思うように広がらなかったという。
鳴り物入りで始められた事業が、簡単にピリオドをうつ。循環型社会の形成はそんなに簡単ではないということだと思うが、それだからこそやりがいがある、そう思って取り組まれた事業だと思っていたが、儲けがないと簡単に頓挫してしまう。経営効率や経済効果も大切だがそれ以外に未来社会をどう創造していくか、一流企業が見本を示さない(まして多くの税金を投入しているにも関わらず)と、誰にも輝かしい未来は訪れない。
循環社会は入口と出口と期間とタイミングとそのプロセスの中にどう付加価値をつけていくかに尽きる。もっともっとみんなで知恵を絞り、未来社会の創造がしたい。

継続の力

2009-05-20 20:00:54 | 循環
継続はなかなかいうは易く、おこなうは難い。
ある方の本を読んでいると元アマゾンのカリスマ・バイヤー土井英司さんが著作『「伝説の社員」になれ!』(草思社)の中で
ある生命保険会社のトップセールスマンが自分のノウハウを披露する講演会での話で、講演会が終わったアト、聴衆から「大切なノウハウを公開して、みんなが同じことをしたら・・」という質問に対してそのセールスマンの答えたのは
「大丈夫です。今ここで聴いた人の中で、実践するのは2割程度でしょう。更にそれを継続できる人は、その中の2割程度。つまり本気で実行する人は、今日いらしてくれた方の4~5%ということになります。たった4~5%の人がライバルになったとしても、僕にはそれほどの脅威にはなりません」
と述べられているという。
まさに、継続は力、思っているより難しいことだが、実はそれが出来れば4~5%の人の仲間入りが出来る!!と思う。
やはり継続をしてみたい!!継続できるためには、出来るだけ、
○楽しみながら、○習慣化し、○無理をしない そんなあたりまえのことを普通にできればなんとかなりそうなそんな気がする。。

またどうぞお越しくださいませ!!

2009-05-06 22:01:29 | 循環
『「ありがとうございました。
また、どうぞお越しくださいませ!!」
と言えないことが、誠に残念です。
本当に、ありがとうございました。』
というのは池袋・三越店店長の本日のことば。
51年の歴史に幕を閉じ、またまた都心の百貨店が大手家電量販店に取って替わられるという。
流通業態の再編といわれて久しいが、何が“根っこ”で、何が顧客のニーズなのか、その本質を取り違えると、百貨店はもはや時代の長物?!。。。
今一度、『また、どうぞお越しくださいませ!!』といえる喜びを噛み締めて。

Takakura Home Method

2009-04-30 23:43:56 | 循環
Takakura Home Method 通称THMは、各家庭で生ごみをコンポスト化する方法のことをいう。
「インドネシア国スラバヤ市における分別収集・堆肥化による廃棄物減量化・リサイクル促進事業」(平成16 年度~平成18 年度)として実際におこなわれ、大きな成果を残したという。
インドネシアの年間最低気温は22 度、最高気温が35 度程度、年平均気温28~29℃の気候は年間を通じてコンポスト化に適しており、適切な技術の指導により、住民が実施し、簡単でしかも失敗がほとんどないコンポスト化とは、
① 各家庭設置型で台所などの家の中にも置くことができる。
② シンプルテクノロジー・ローエネルギーシステムである。
③ ボックスの大きさは内容積60 ㍑(30×42×60Hcm)で人が持ち運びできる。
④ 全ての面において通気性が高く、簡単に好気性発酵がなされる。
⑤ 害虫(ハエ・ゴキブリ)、ねずみが侵入しない構造である。
⑥ 生ごみ投入してかき混ぜるだけで翌日にはほとんど形がなくなっている。
⑦ ボックスの管理状態が良好であれば臭気は発しない。
⑧ 現地の汎用品を活用しローコスト化と継続性を持つ。
という特徴を持つ。
夢のような話だが、その土地その土地の特性を踏まえれば、きっとこういうローテク・ローエネルギーの対応の中に答えが潜んでいる様な気がする。

あたりまえ

2009-04-27 02:07:58 | 循環
あたりまえ
あたりまえと思っていることがあたりまえじゃなくなった時
やっとあたりまえのありがたさかに気づく
呼吸をしていること、二本足で歩いていること、車に乗れること、
人と話せること、眼が見えること、考えられること、等々
日頃何も感じないことが、あたりまえになりすぎている
いろいろな方々にお世話になり、いろいろなものに支えられて、
今日という日に感謝して、今日一日の行ないを省みる
一日一日をもっともっと大切に、あたりまえをあたりまえと思わずに
日々に感謝してしっかり一歩一歩歩みたい