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百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

穴!

2009-04-24 00:01:30 | 循環
ハウスの中に穴を掘ってみました!
なんで穴を掘るのか?!
まだ少し内緒なのですが、今年の夏の実験なのです。
1mほど掘ると、一昨日の雨がじんわりと・・・
にじみ出て・・。
地下って結構不思議なのです。

幸せの、はひふへほ

2009-04-22 23:40:40 | 循環
『幸せの、はひふへほ』
は・・・半分でいい 
ひ・・・人並みでいい
ふ・・・普通でいい
へ・・・平凡でいい
ほ・・・程々でいい

幸せってそういうもののような気がする。
幸せじゃない時ってこういう気持ちに
どうしてもなれない時のような気がする。
いつもこういう気持ちでいること、
いつもこういう気持ちでいられることを、
常に実感していたいものです。

循環

2009-04-13 23:38:03 | 循環
循環を考えると、現代社会より江戸時代のほうが余程循環型社会であったことに気がつく。
何故、現代社会が循環に適さなくなったのかについて考えると、やはり根本的な資本主義の問題点に突き当たる。
私達が今どういう社会に挑まなければならないのか、それはきっと未来永続可能な持続性のある循環型社会の形成であることは、ほぼ間違いない。
何故、江戸時代は循環が可能であったのに、現代社会は無理で、何に留意すれば少し未来が見えてくるのか、ヒントは大きな循環ではなく、小さな循環の“輪”をつくることにあるのではないか。
資本主義は、お金が価値の尺度になるため、儲からないこと、儲けが薄いことはすぐに切り捨て去られる。簡単に言うと、美味しいところだけ企業は持ち去り、あまり旨味がないところは相手にしない。旨味がなくなると、そのまま捨て去る。
グローバリズムはまさしくその典型で、世界規模でそのようなことがまかり通る。お金だけの価値が世界でまかり通り、その国の文化や伝統、その地域の個性も、風習も一切価値観から削除される。
私たちは、小さな循環の“輪”をつくることでこの大きな波から村や町を守ることが出来るのであろうか。儲からないことに価値を置き、今よりも未来に向かって、少しは価値を繋いでいきたいという想いをみんなで共有化できるのであろうか。
今が正念場のような気がしている。

ザ・チョイス

2009-04-12 22:43:27 | 循環
制約理論は、・人はもともと善良である ・ものごとは、そもそもシンプルである という二つの重要な信念によって支えられているという。
「物事が複雑にみえるのは、我々の認識の問題であり、そもそも本質はシンプルなのだ」とゴールドラット博士は語る。
本質に迫れば迫るほど、いろいろな物事に類似性と対称性がみえてくる、そしてその本質が如何にシンプルであるかに気づくのである。

日々精進

2009-04-11 22:58:33 | 循環
何に重きをおくか、なんとも悩ましい時がある。
デモよく考えると実は最初から決まっていたりする。
こころが揺れるのは、何か変な思惑が入ったり、どこかで損得勘定が働いたりする場合で、こころは決して揺れないのが本来あるべき姿・・・なのに、・・。
決して世間に流されることなく、時代に惑わされることなく、自分に率直に常にありたいと思う。
“流されず、思い一筋”があるべきを肝に銘じ、日々精進あるのみ!!

汚泥の肥料化

2009-03-30 00:44:35 | 循環
汚泥の肥料化においては、現行の肥糧法にもとづき行う必要があります。
汚泥を原料として生産される肥料に関しては、有害成分を含有するおそれが高いものとして農林水産省令で定められている肥料とされており、下水汚泥等を必須原料とし有害成分等の公定規格が定められ、農林水産大臣の登録が必要な普通肥料と、もう一方、たい肥は、多様な動植物質の有機質物を原料として使用できることとなっており、生産又は輸入する者は都道府県知事への届出が必要となります。肥料化等を行う場所や集積所や加工時の臭い等、まず気にかけなければならないことはあります。そして、法的には公定規格が定められている普通肥料は農林水産大臣または県知事の登録を受けなければならないということになっています。

ヒートパイプ

2009-03-22 22:17:34 | 循環
ヒートパイプとは、管の中の水などの作動液が気化、凝縮を繰り返すことで大量の熱を瞬時に移動することができる管のこと。ということは、左側で感じた熱を瞬時に右側に移動させることが出来る、上の熱を下に、下の熱を上に瞬時に移動させることが出来るという代物で、最近はパソコン等の内部に活用されており、半導体などから生じる熱を拡散・排出するために、その内部に金属製の管を張り巡らしているという。具体的には金属管の中に冷媒を入れ、液体の蒸発と凝縮の潜熱を利用して排熱を行なう。熱源から徐々に放熱しながら熱を拡散することにより、小さな温度差で大量の熱輸送を可能にする。
暑い夏の家の中の冷房や、寒い季節の家の中の暖房等にも活用でき、農業用(ハウス暖房・乾燥機・育苗・土中加温冷却・水中加温冷却)そして畜産用(畜舎の暖房冷房)、はたまた融雪用(ロードヒーティング・屋根融雪)にも使用できそうです。

微生物の働き

2009-03-19 21:59:57 | 循環
有機農業も、微生物の働きがしっかり見えてくるとたいそう楽になれる。
決してひとりで農業を営んでいる訳ではなく、いろいろな方々に支えられて?農業は成り立っている。例えば、太陽光や温度、湿度、どれひとつとってみても人間の自由になるものではない。自然界の大きな力を借りて、農業を営んでいることを悟ると、あまり頑張り過ぎない農のカタチがみえてくる。そこにもうひとつ微生物が味方につけば“オニに金棒”。微生物は、自分達の好きな環境になると急激に増殖を始める、混み合った環境の中では彼らは発熱をし、有機物を分解する。餌がなくなったり、環境の変化に応じて活動を停止したり、自滅したりする。少し微生物の気持ちになって考えてみると、またまた楽しい。

進化を続けるために

2009-03-09 23:20:15 | 循環
固定観念に決して縛られない。
常識はその時代と共に変化する。
柔軟な思考を持ち、情報をしっかり捉え、常に何が正しいかを探る姿勢を堅持することで、何とか私たちは進化することができる。
『これで間違いはない!!』と思った瞬間から敗北は始まる。

おくりびと

2009-02-24 23:54:53 | 循環
第81回アカデミー賞・外国語映画賞、授賞おめどうございます。
『おくりびと』(英題:Departures)は、監督が滝田洋二郎さん、主演が本木雅弘さん クールJAPANが評価されたのか、悩めるアメリカの心を癒したのか、その真相は定かではないが、滝田さんは成人映画の出身で、「コミック雑誌なんかいらない!」では少しこけたものの、「病院へ行こう」等からは結構注目していた映画監督、本木さん(モックン)はあの「シコふんじゃった。」以来、絶対すごいッと思っていた俳優さん。
「 蛆(うじ)も生命(いのち)なのだ。そう思うと蛆たちが光って見えた。」(青木新門・著『納棺夫日記 増補改訂版』=文藝春秋、1996年)ということばの中に見えるものは何か。少し忘れかけていた日本の文化の本質がそこあるのかもしれない。