日々の感じた事をつづる
永人のひとごころ
俺の本音・仙谷由人・八~十
俺の本音・仙谷由人・八・
2010年10月23日投稿
消費税引き上げ発言で批判を受けた菅がおかしなことを勝手に言い始めた。所得に応じて、消費税をかける層に幅を持たせると言う。400万以下にかけない。350万以下にはかけない。250万円以下の人には取った消費税を払い戻す。
滅茶苦茶だ。『ブレる菅』と言われだした・・・参院選挙は惨敗?
俺様が狙った通り、小沢の複数区二人擁立の所は一人だけの当選に終わった。総得票では自民党を上回ったものの、獲得議席数は大きく減り、過半数を割ったが『これで小沢に大きな顔をされずに済んだ』。ホッとした。・・やれやれだ。・・
結果として、第一作戦・第二作戦は、民主党支持の国民をガッカリさせたが小沢の勢力を削ぐには役に立ったと思う。
『菅 直人は参議院選惨敗の責任を取って辞めると思った。なぜ辞めないのか不思議だ』と小沢一郎がさかんに言っていたそうだが、菅を辞めさせたら、俺様も辞めなくてはならない。だから辞めさせなかっただけ
マスコミには『菅は辞めるべきだ』と、どこも発信しないように仕組んでおいた。逆に選挙で負けたのは小沢の政治とカネのせいだと新聞にも書かせている。
それから国民世論は消費税値上げに65%が賛成だと新聞に書かせている
『だから菅が消費税値上げを言ったから負けたということにはならない』という屁理屈を並べさせた。
しかしこの『世論調査』と言うやつは・こうしたい・と思うことを新聞社が勝手に書き、数字をデタラメに操作して、各社足並みをそろえれば、
どんな事も出来るようになった。
気に入らない政治家を抹殺し、気に入った政治家を作り上げるという、とんでもない世相になってきだ。
便利と言えば便利だが、恐ろしい事である。
だがインターネットの利用者のように自分で物事をよく監察する、或いは判断する連中はこの新聞社の世論調査という名の世論操作の手法はとっくに出たらめだと見抜かれてしまっているから、こんなデタラメが通用するのは今年ぐらいなものかも知れんな。
しかし今はとぼけて、トボケて、前に進むしかない。それでも菅は責任を取ってやめろと言う低い声は党内にもまだまだある。当然なのだが・・・
『一年もしないうちに、総理がコロコロ三人も変わるのは良くない。それでは前の自民党と同じではないか』と声を大にすればいい。何度も言われれば
『それもそうかなァ』と思ってしまうのが人情さ。だましのテクニックというものだよ。
『一年で総理をコロコロ変えるな』・・・便利な言葉だねえ。テレビも、新聞も毎日書くからみんなもそう思い込んでいる。
この国の国民は本当に従順で単純なんだよなあ。
たとえ10日だって、1ヶ月だって駄目なやつはどんどん代えなきゃ駄目なんだよな。5人だろうが10人だろうが、どんどんかえなければ国が駄目になる。
国を代表する総理だからこそ悪ければ直ぐにでも変えないと大変なことになるのだ。そんなことはわかっていても、俺様にとっては菅の責任と交代は俺様の責任と交代につながるから認められないのだ。
このまま頬被りで突っ走るぞ!!
いよいよ代表選が近付いてきた。今の所4月の第五検察審査会の1回目の起訴相当議決が効いて、小沢は静かだが、このまま彼が黙っている事などは考えられない。
俺の目から見ても今の日本が小沢を必要としているのは明白だ。彼もそれを意識している。
国民も多くは小沢の内閣をこころ待ちにしている。
しかし、・俺はここで小沢に負ける訳には行かない・なんとしても菅を飾りにして、実質俺様の内閣をつくる事に専念する覚悟である。九へ
俺の本音・仙谷由人・九・
2010年10月23日投稿
選挙は小沢と菅の一騎打ちに成りそうだ。菅には総理になりたいと言うだけで何の政治目標も政策もないから、俺様の自由になりやすい。
それはそれでいいのだが、9月14日の代表選まで
『菅を絶対総理にする為の作戦を組まなければ』ならない。
この作戦こそが、“俺と小沢の勝負にケリをつける”事に成る。例によって京都へ行き野中先生に会う事にした。先日の面談と違って俺様は今は政権党民主党の官房長官である。
「いよいよ小沢との一騎打ちです。確実に菅が勝てるように、何か良い考えは御座いませんか?」
『小泉純一郎が使った手法を用いたらどうかね。
一、 党員、サポーター、地方議員の投票ポイントを多くする。
二、 衆議院議員の投票前に、リードしたことを情報として流す。
三、 迷っている議員は勝ち馬に乗る心理で、最後の投票を決める。
四、 その他可能性のあるあらゆる方法を考えで、勝てるようにする。
小泉は自分に反対する者を抵抗勢力と呼んで、反対しにくい雰囲気を作って行ったが、さすがに国会議員は橋本龍太郎を応援する者が多くて、国会議員の票は圧倒的に不利だった。そういえば今の菅と小沢みたいだな』
「そうですよ。小沢の演説内容の良さ、器の大きさ、人間的な魅力、政策の良さ、政治手法、応援する議員の数、どれをとっても菅は小沢に圧倒的に適(かな)わないからね」
『まともなら菅は絶対不利だが、あらゆる方法を考えなさい・・・機密費はそのためにあるのだろ?小泉のときは政権側には居なかったが、菅やアンタがたは今、政権側だろう!!』
東京へ帰っていろいろ協議した。
鳩山が割って入ってきた。
鳩山は菅に言った。
「これから小沢、鳩山、菅でトロイカを組むなら、小沢は立たないが、その代わり、枝野幹事長と、岡田外相、仙谷官房長官の三人には外れてもらうのが条件だ。これでトロイカが組めるなら菅の続投でいい。
トロイカで『国民の生活が第一』の衆院選で国民に約束した政策を実行していく。
仙谷は検察審査会の二回目の強制起訴の議決が出たら直ちに離党勧告をするという。その傲慢な姿勢が許せない。
枝野は小沢の参院選必勝態勢をぶち壊し、惨敗の責任も取ろうとしない。
岡田は、強制起訴される可能性のある者が代表選に出るのは如何なものか、と党内て発言して居る。
このままでトロイカは組めない。三人に引っ込んでもらうのは当然だ。」
菅は代表選挙では小沢に必ず負けると思っているので喜んでそれに応じた。それに鳩山の言うのはいちいちもっともな事だ。
『その線でよろしくお願いしたい。三人についてはその様にする』と鳩山に頭を下げた。
8月31日夜。総理官邸で仙谷官房長官・前原国土交通相・らと鳩山からの条件を話した菅に、
『それならアンタは降りろ、俺が立つ』と前原が言えば、
仙谷も『何をおどおどしているんだ。総理を3ヶ月やってきたんだぞ。
今度の選挙はお前さんが勝つように、もうイロイロと仕組んである。何も心配せずに、行く所に行って仕事しろ』と発破をかけたのである。
9月1日、菅は鳩山に昨日の話は無かった事にと、断った。一回目は鳩山の方から二回目は自分のほうから、頼みに行って、約束し、仲間にどやされて約束をない事にする。誰が考えてもブレまくりの菅である。
菅には信義も仁義も度胸も政策もない。あるのは総理で居たい気だけ。
鳩山が言った「小沢さんには前から言われていたんですよ『仙谷には
気をつけるように、油断ならない男だから』とね。しかし、アンナに汚い男だとは思わなかった。見損なったということだ」と。十へ
俺の本音・仙谷由人・十・
2010年10月24日投稿
マスコミには、
菅が地方で圧倒的にリード・・・7対2
国会議員数も横並び・・・・・・5対5
世論調査では菅が総理にふさわしいが78%・・・すべて実際と逆の事を発表させているが、演説会ではごまかしようがなかった。
どこへ行っても小沢コールで盛り上がり、NHKでは小沢への熱狂的な雰囲気のオザワコールの音声を消して、画面を調整偏向したものを放映してもらった。
しかし小沢のにこやかで堂々とした夢と希望に満ちた演説に涙を流して聞く人も多く、長い間、小沢悪とマスコミで叩かれ、そうイメージしていた国民は。菅よりも『小沢の魅力』に取りつかれていた。
何よりも『国民の生活が第一』の政策に夢と希望を感じているのだ。これでは選挙の結果は一目瞭然、最早どんな事をして『勝つように仕組む』しかない。
一、 菅がリードでも小沢猛追の記事を流す。
二、 民主党党員とサポーターの投票者は5月31日まで登録した者とする。・・・それ以後の登録者は小沢支持者が非常に多い。
三、 投票用ハガキには候補者の名を書いて目隠しをさせない。つくばの民主党代表選挙管理員会本部に一度集計し、そこで各県支部長の所へ集票したものを廻す。
四、 各県支部長は集計したものをもう一度確認して、本部集計に戻す。
五、 投票率が大幅に下がった63%。実質は95%はあっただろう。
六、 35万票の32%約10万票はどこへ行ったのか?
七、 この10万票には小沢一郎と書かれていたはずである。
八、 まともに集計されていたなら、小沢の圧勝である。
九、 新聞でずっと流し続けた世論調査というの名の世論操作の通り、の割合に二人の票を調整し12日に開票終了させて、結果発表を国会議員投票で決める14日まで封印する。
十、 と言いながら、14日午前中に決めかねている議員の耳元へ二本立てで流す。どうやらNHKの調査では党員票は222ポイントの菅に対し、小沢は60ポイントぐらいらしい、と。
民放では、菅の方が180ポイントはリードのようだ。勝ち馬に乗らないとそんをするぞと迷っている議員に追い込みを掛ける。
十一、国会議員投票前の小沢の演説は歴史に残る感動的なものだった。
小沢の演説を聞いて、涙を流した国民も多かったと言う。
それに引き換え菅直人のそれは全く稚拙というしかなく感動する何ものも無かった。
したがって『仕掛けや工作無しには』、菅は小沢には勝てないのだ。
★
俺の仕組んだ作戦は功を奏して大方の国民が小沢の演説に感動し、小沢政権の誕生を信じ、期待したことを見事に裏切り、菅が勝った(いろいろと仕組んだ結果勝った事になった)。
しかもマスコミ各社が菅の圧勝だと繰り返し書き、テレビも何度も何度も繰り返し放映する。
全然圧勝でもなんでもない、菅は逆に小沢に圧勝されていたのだ。
この選挙戦に疑問を持って騒ぐ連中は必ず出てくるはずだ。
万が一に備え、選挙無効、或いは小沢が勝った時に備えて、そのときは起訴相当の2回目の議決をぶつけて強制起訴させ、小沢を黙らせる。
2回目の起訴相当議決が出たら『小沢を直ちに除名処分』にする。それを、俺様は何度も繰返して言って来たことだ。 十一へ
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