日々の感じた事をつづる
永人のひとごころ
霧島 三
霧島
三
―一生懸命稽古して、それが結果につながり大関にも昇進しました。相撲を取っていて楽しいという感覚はありますか。
霧 もちろん、そうですね。稽古をやって強くなって番付が上がるのは楽しいし、もっと稽古してここで終わるんじゃなくてスタートだと思ってやっていきたい。口で言うのは簡単でやるのは大変だけど、やっていくしかないと思っています。
―今まで稽古をやっていてもなかなか結果が出ない時もあったと思いますが、そういう時はどういう考えで乗り切ったんですか。
霧 いつかは結果が出る時が絶対来ると思って稽古をやっていました。あとは信じることですね。
―相撲や稽古以外の時は何をやって過ごしているんですか。
霧 ゲームをやっています。あとはユーチューブを観たりとか。でもほぼゲームですね(笑)。オンラインでバスケットボールをやっています。その時は相撲のことは忘れてリラックスしています。
相撲はけいこの時だけ考えて、稽古が終わったら自分の好きなことに時間を使う感じで。
―ゲームに熱中し過ぎて夜遅くなったりしたことは?
霧 それもあります(笑)。
―夜中過ぎまでとか?
霧 そこまではありませんけど、次の日が稽古休みだったら、ちょっと遅くまでやったりとかはあります。明日稽古がある時は、やる前から時間を決めて、今日はここまでという感じでやります。
―鶴竜親方(元横綱鶴竜)からのアドバイスについては?
霧 元横綱ですし、優勝も何回もしていますし、自分の通った道を通ってきた人だから、親方の言葉は大事にしたいですね。
―ちなみに今も『食べろ』とか『体重を増やせ』といったことは言われるのですか。
霧 今はないですねもう体はできましたから、後は筋肉をつけるだけなんで。前は食べ始めてから終わるまで鶴竜親方が見てくれて、そのおかげで体重が増えましたし、体も大きくなった。部屋に来て、胸を出してもらって稽古をつけてもらって本当に良かったと思っています。続く