日々の感じた事をつづる
永人のひとごころ
激震の記憶ゼネコン汚職①宮城県知事 浅野史郎 二
激震の記憶
ゼネコン汚職30年
宮城県知事浅野史郎
二
相手は盤石
約3か月後、再び宮城県政界に激震が走る。9月27日、本間俊太郎知事が逮捕された。
今度は各方面から打診があった。少し心が動き、相談したのが田島良昭氏(元宮城県福祉事業団理事長、2021年死去)。
私の福祉の先生で、長崎県選出国会議員の秘書をやっていたと聞いていた。田島氏から「史郎さん、この選挙は勝てるよ」と返ってきた。
当時の副知事八木功氏が立候補を表明し、本命視されていた。疑問を感じ、告示3日前の11月1日に名乗りを上げた。
浅野史郎(氵は水を意味して4・浅は淺で12・郎は郒で14)の運気
鑑定・ 吉野永人
浅野史郎
1211514
天格 浅野 23
人格 野史 16大吉
地格 史郎 19大凶
外格 浅郎 26大吉(主運の吉による)
総格 浅野史郎 42大凶
▽成功運・天3―人6大吉
先輩上位の愛護あり、若しくは父祖の余徳を得て安寿なり。
▼基礎運・人6-地9大凶
人格部に吉ある時もその吉を発揮し得ず、災禍凶運相次ぎ、急変転落、脳溢血、心臓麻痺、難症に沈む
▼三才の配置・天3―人6―地9大凶
第一型絶対的短命運
脳溢血・心臓麻痺・急難・災害・自殺・その他すべて急変の死を招き、短命に終わる。概略鑑定終り)
▽勝てると言われてもまだ心は決まっていなかった。
副知事は全てを固めていて盤石。そこに出ていくのは無謀だという見方が支配的だった。それは感じていた。そこからは。今までの人生で一番苦しい1週間だった。2人の子どもは小学生と中学生。公務員住宅にいたから辞めれば退去を迫られる。路頭に迷うという言葉が頭に浮かんだ。
私の背中を押したのは、自分の古里が汚された、恥をかいたという怒り。そして大本命は副知事だという。そんな人を出すのかと、本人も出るというのかと。恥の上塗りじゃないか。これは許せない。
そういう生の感情が無いと、決断できなかった。
続く