小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

ロンドンの街(世界遺産だらけの建造物)

2017-01-21 | 旅行

なぜ、お正月明けのこの寒い時期にロンドンへ、そのわけは航空運賃もホテルもシーズン中と
比べて格安だからです。今回は1週間の中でフリーの日にちが3日間あるツアーに参加しました。
横浜からは地の利のいい羽田発だったことも好条件。
厳冬期ということで、思いっきり厚着をしていったのですが、頬を切るような寒さや冷え込み
はなく、歩くのにはとても気持ちよく、3日間ロンドンの街を歩き回りました。
市内の交通手段は地下鉄を利用しましたが、これは地下鉄マップを持っていると、各路線は色別に
記されているのでとても分かりやすく、乗り換えもスムーズにできました。

バッキンガム宮殿
三方を公園に囲まれた中にバッキンガム宮殿があり、公園そのものも市民の憩いの場になって
いるのでしょう。
宮殿中央にそびえてる旗の種類でエリザベス女王が在宮か不在かがわかるようになっています。
英国国旗でしたので、この日は不在、在宮の時は王室旗が掲げられるそうです。

なんといっても観光客に人気なのは衛兵の交替式ですが、いつもたいへんな人垣ができるそうです。
この日はとても空いているということでした。私たちは、正面から離れてリハーサル中の衛兵を見学
しました。

近衛兵と言えば、赤い制服に大きな毛皮の帽子が印象的ですが、この時期はグレーのコート姿でした。


いよいよマーチングバンドの演奏に合わせて行進が始まります。
でも私が目を奪われたのは、その先頭を歩く、お揃いのコートに身を包んだ犬。さすが犬好きの国だけ
あって、こんな重要な役を担っているのですね。ちょっと戸惑った感じがなんとも可愛いかったです。



ウエストミンスター寺院(世界遺産)
歴代の英国王室の戴冠式が行われる王室の教会ですが、ほかにもウィリアム王子とキャサリン妃の
結婚式、故ダイアナ妃の葬儀などで、テレビを通しておなじみの場所。
その外観は周りを圧倒するほどのゴシック建築。

教会の中も美しいステンドガラスやアーチ形のゴシック建築の天井でしたが、ここは珍しく撮影禁止
でした。
長く英華を極めた歴代の王や女王、政治家たちが教会の中に埋葬されています。
ニュートンもダーウィンもシェークスピアも作曲家ヘンデルもここに眠っているそうです。

すでに埋葬される場所はないと言われるほど、床にも壁にも偉人たちのプレートが・・・、
やっとシェークスピアとハイドンの記念碑を探して出てきました。

 ビッグベンと国会議事堂(世界遺産)
重厚な建造物が多い中で、ひときわスマートに輝いているのがロンドンのシンボル、時計台である
通称ビッグ・ベン。15分おきに鐘がなり、1時間おきには大きな鐘が鳴りだします。



     金色に輝いてとても綺麗

ビッグ・ベンに続くネオ・ゴシック建築の国会議事堂、ここが世界の規範となる議会政治が生まれた
ところかとその歴史の重みを感じますが、警備は思ったより厳しそうではなく、
私が建物にカメラを向けている時も警備員の2人は楽しそうにおしゃべりしていました。



ロンドン塔(世界遺産)
1066年に要塞として建てられた中世を思わせる建築は、一時期ホワイト・タワーと言って王室の
居城として使われた時代もあったのですが、その後の王族や皇族などが投獄された場所としての歴
史が長く、処刑場としてのイメージは、ロンドンのこの日の天候と相まって、暗い感じさえしました。


一方で要塞内にはジュエル・ハウスと言って、中世の王室の主な宝物庫でもあったために、今でも
世界最大級のダイヤモンド「偉大なアフリカの星」も見ることができます。

                テムズ川からこの門をくぐって投獄されたため「裏切り者の門」

タワーブリッジ
大型の船を通す跳ね橋タワーブリッジ、テムズ河を中心に交易として栄えたロンドンは、やはり
この橋もロンドンのシンボルと言えるのでしょう。


「ロンドン橋落ちた」の童謡は昔よく聴きましたが、ロンドン橋という名称はこの橋を指すわけで
はなく、この代表的な橋は跳ね橋を支える2つのタワーのあることでタワーブリッジと呼んでいます。

橋を渡って新市街に行く予定でしたが、風雨が強かったので、途中まで行って引き返してしまい
ました。今に思うと残念!

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする